塾長ブログ
文章を正確に読む・書くことの重要性
たくさんの生徒を指導してきておりますが、年々、文章を「正確に読むこと」ができる子どもが減ってきていると感じます。
偏差値が高めで、成績が優秀な生徒であっても、きちんと読めていないケースが少なくありません。
先日もある学力の高い小学生に文章を音読をしてもらったところ、一文字飛ばして読んでしまったり、区切るべきところを間違えたりすることがありました。
実際に、一字一句間違えずにすらすらと音読できる生徒は減少しているように思います。
読むことだけでなく、書くことも同様
正確に読むことができないという課題は、書く力にも影響を及ぼします。
例えば、抜き出し問題なのに解答欄と文字数が合わないと思ったら、読点(、)が抜けていたり、送り仮名が間違って写していたりすることがあります。
また、本文中では漢字で書かれているにもかかわらず、答えの欄にはひらがなで書いてしまい文字数オーバーしているケースもよく見られます。
こうした問題は、小学生に限らず、中学生や高校生でも見受けられます。
偏差値の高い学校に通っている生徒でも、文章を正確に読み取る力や正しく書く力に課題を抱えていることがあるのです。
お子様の「読む・書く」を試してみてください
「文章を読むことや書くことは誰でもできる」と大人は思ってしまいがちですが、実際にお子様に試してみると、意外に一字一句正確に読むことや書くことが難しいと気づくかもしれません。
国語の読解にはきまりがあります。しかし、どんなにそのきまりを理解していても、基本となる「正確に読む」「正しく書く」ができていなければ、テストでは減点になったり不正解になったりする可能性があります。
国語の点数を伸ばすためにも、まずは最低限の「正しく読む・書く」ことを意識していきたいですね。
高崎国語塾彩では、こうした基本的な部分もしっかりと指導し、読解力の向上をサポートしています。
国語の力を本当の意味で伸ばしたい方は、ぜひ一度体験授業にお越しください。