塾長ブログ
国語問題、本当に「問い」から読むのが正解?親子で見直したい得点力アップの秘訣
こんにちは、高崎国語塾彩です。
「国語の問題、どうやって解いていますか?」
多くのご家庭で、模試や入試のたびに「うちの子、解くのが遅い」「正答率が安定しない」「なぜか迷って時間が足りない」…そんなお悩みありませんか?
実は、これまで体験に来てくれた生徒さんの大半が「問いを先に読む」解き方を選んでいます。答えが合っているかよりも「どう考えているか」を重視して初回は必ず観察していますが、この方法ではどうしても時間がかかる・設問に振り回されるという結果が共通して見られました。
一部の参考書や動画でも“設問から読む”スタイルが推奨されていますが、高崎国語塾彩は必ず「本文先読み型」。その理由は、
・模試や入試本番は、多くがまったく初めての文章(初見問題)
・文章全体の流れや主旨、登場人物や筆者の主張を把握することが得点源
・「問い」だけ先に見て探す解き方は、“作問者の罠”や細かな引っかけに巻き込まれやすい
からです。
学校の定期テストで「教科書本文」に慣れている場合は問いから読む手法も有効なことがありますが、入試や模試では必ず「本文→設問」の順で読んでいく練習が大切です。
どうやって読むか?授業で徹底トレーニング
高崎国語塾彩の体験では
・まず出典や冒頭を確認
・登場人物・主題(小説なら心の動き、説明文なら筆者の主張・課題)を意識しながら読み進め
・全体像をしっかり掴んでから設問にチャレンジ
この段階で「なぜこうするの?」を納得しながら解くからこそ、正答率もスピードも上がる、国語力もアップする――こうした成功体験が積み重なっています。
今すぐお子さまと試してほしいこと
体験授業を通じて「国語、こうやって読むんだ!」という“新発見”をしてもらう生徒が多数です。
保護者の皆さまもぜひ「本文をまず丁寧に読む」というシンプルなルールをお子さんに伝えてみてください。
普段の勉強からこの習慣を身につければ、入試の本番でも心強い武器になります。
高崎国語塾彩では、国語が苦手なお子さまも、文章題で悩む上位層も、本文読解力・記述力・解答力をトータルに鍛えます。
体験授業はいつでも受付中です!お悩みがあればお気軽にご連絡ください。
定期テストで差をつける!中高生の皆さん、国語の「正しい勉強法」を知っていますか?
「定期テスト、国語はワークと漢字だけ…」
「授業でやったはずなのに、点数が伸びない…」
中高生の皆さん、そして保護者の皆様、国語の定期テストでこんな悩みを抱えていませんか?
国語のテストは、実はもっと点数が取りやすい科目です。なぜなら、出題範囲が限られており、授業中に先生が何度も説明してくれているからです。それなのに、なかなか点数が上がらないのは、もしかしたら「勉強法」が間違っているのかもしれません。
国語の点数が伸びないのはなぜ?
多くの人がやりがちなのが、テスト前にワークを1、2回解いて、漢字練習をして終わりにしてしまうことです。もちろん、ワークを解くことは大切ですが、ただ答え合わせをするだけでは不十分です。
なぜその答えになるのか?
その理由を理解しないままでは、応用問題や記述問題に対応できません。国語の成績を上げるためには、教科書の内容を深く理解することが不可欠です。
隠れた最強ツール!「教科書ガイド」を使いこなそう
「どうやって深く理解すればいいの?」
そこでおすすめしたいのが、「教科書ガイド」の活用です。英語や数学ではよく使われますが、実は国語の定期テスト対策において、これほど強力な味方はいません。
教科書ガイドには、教科書の本文に出てくる「語句の意味」や「文法の解説」が詳しく載っています。
「わかっているつもり」になっていた言葉の意味を正確に理解するだけで、文章全体の理解度がグッと深まります。
高得点を狙う「逆転の発想」勉強法
教科書ガイドの真価は、その解説部分にあります。多くの人はガイドを単なる答え合わせにしか使いませんが、実は「解説を読んで、問題の意図を逆算する」という勉強法が非常に効果的です。
1.教科書ガイドの解説を熟読する 「なぜこの文章はこうなっているのか」「作者は何を伝えたかったのか」といった重要なポイントが、分かりやすく説明されています。
2.解説を「ヒント」に、自分の言葉で説明してみる 解説に書かれている内容を、本文のどの部分が根拠になっているかを探しながら、自分で説明する練習をします。
3.さらに一歩踏み込んで、解答から「問題」を想像する 教科書ガイドの解答を見て、「この答えを引き出すには、どんな問題が作られるだろう?」と、出題者の視点に立って考える練習をします。
この「逆算する」という作業ができるようになれば、定期テストの読解問題はほぼ完璧に解けるようになります。これは、まさにプロの国語専門塾が教える「考える力」を養う勉強法なのです。
2学期の定期テスト、国語を「得意科目」に!
今から次の定期テストまでは、まだ時間があります。
まずは「教科書ガイド」を用意してみてください。
そして、普段の学習に少しだけ「語句の意味調べ」や「解説の読み込み」を取り入れてみましょう。さらに、文法などの知識事項もワークを使って何度も反復練習することが重要です。
高崎国語塾 彩(いろどり)は、国語の勉強法が分からずに困っている中高生の皆さんを応援します。
「どうすれば国語が得意になるんだろう?」
「もっと効率よく勉強したい!」
そんな思いがあるなら、ぜひ一度ご相談ください。お子さんの「国語が得意になる未来」を一緒に作っていきたいと考えています。
無料学習相談・体験授業受付中!
国語の「なぜ?」を解消し、定期テストで高得点を狙おう!
お問い合わせは問い合わせフォームよりお願いします。
【高崎・前橋の保護者必見】国語の読解力アップ!「抽象的」と「具体的」の違いをお子さんに分かりやすく教える方法
高校入試国語|古典(古文・漢文)で確実に得点する3つのポイント
こんにちは、高崎国語塾彩の塾長の蓮です。
「国語の他の分野はそこそこできるのに、古典だけは全然わからない…」 「古文を読んでも、何が書いてあるのかさっぱり理解できない」
このような悩みを抱えている中学生は非常に多いです。実際、当塾にも古典に苦手意識を持つ生徒がたくさん通っています。
しかし、古典は正しいアプローチで学習すれば、必ず得点源にできる分野です。今回は、高校入試で古典を確実に得点するための3つのポイントをお伝えします。
古典が苦手な中学生の共通点
まず、古典が苦手な生徒に共通する問題点を見てみましょう。
1. 現代文のように「なんとなく」読もうとしている 古文は現代文とは全く異なる言語です。「なんとなく意味が分かるだろう」という感覚で読んでも、正確な理解は不可能です。
2. 基礎知識が不足している 歴史的仮名遣いや古文単語、文法知識なしに古文を読もうとするのは、英語の単語や文法を知らずに英文を読むようなものです。
3. 「誰がどうする」を把握していない 古文では主語が省略されることが多く、動作主と述語の関係を正確に追えていない生徒が大半です。
古典で確実に得点する3つのポイント
ポイント1:学年別の段階的学習を徹底する
古典学習は学年ごとに明確な目標を設定することが重要です。
中学1年生:基礎固めの時期
- 歴史的仮名遣いを完璧にマスター 「けふ→きょう」「をかし→おかし」など、現代仮名遣いとの対応を確実に覚える
- 正しい音読ができるようになる 古文のリズムや響きに慣れ親しむことで、文章の流れを体感的に理解する
中学2年生:知識蓄積の時期
- 重要古文単語を暗記 「あはれ」「をかし」「いとほし」など、頻出単語を意味と一緒に覚える
- 係り結びなどの文法知識を理解 「ぞ・なむ・や・か」の係助詞と連体形の結び、「こそ」と已然形の結びを確実に習得
中学3年生:実戦応用の時期
- 現代文同様の内容理解 登場人物の心情や場面の展開を正確に読み取る
- 問題演習を通じた実戦力向上 入試問題レベルの文章に取り組み、解答技術を磨く
ポイント2:「誰がどうする」を常に意識する
古典読解で最も重要なのは、動作主と述語の関係を正確に把握することです。
古文では主語が省略されることが非常に多く、「誰が何をしているのか」を見失いがちです。文章を読む際は、常に以下の点を意識してください:
- 主語を補って読む 省略された主語を[ ]で補いながら読む習慣をつける
- 敬語表現から動作主を判断 尊敬語・謙譲語・丁寧語から、誰が誰に対して行った動作かを判断する
- 文脈から動作主を推測 前後の文脈や場面設定から、最も自然な動作主を推測する
例:「御覧じて、いとあはれがり給ふ」 →「[帝が]御覧になって、とても感動していらっしゃる」
ポイント3:漢文の基本ルールを確実に習得する
漢文は古文以上に「ルール」が明確な分野です。以下の基本事項を確実に覚えましょう:
返り点の読み方
- 一、二、三点
- 上、中、下点
- 甲、乙、丙点
重要句形
- 疑問:何…乎(なに…か)
- 反語:豈…哉(あに…んや)
- 使役:使…(…をして…せしむ)
- 受身:見…於…(…に…らる)
頻出漢字の読み方
- 於(おいて)
- 乎(か・や)
- 哉(かな・や)
- 矣(い)
日常学習での古典対策法
1. 毎日の音読習慣
古文は声に出して読むことで、言葉のリズムや響きが身につきます。教科書の古文を毎日5分間音読する習慣をつけましょう。
2. 単語カードの活用
古文単語は現代語とは意味が異なるものが多いため、単語カードを使った反復学習が効果的です。
3. 問題演習の積み重ね
週に1回は古典の問題に取り組み、学んだ知識を実際の文章で活用する練習をしましょう。
まとめ
古典は一見難しそうに見えますが、正しい方法で段階的に学習すれば必ず得点できる分野です。
特に重要なのは:
- 学年に応じた段階的な学習
- 「誰がどうする」を常に意識した読解
- 基本的な文法・句形の確実な習得
これらのポイントを意識して学習すれば、古典は必ずあなたの得点源になります。高校生でも古典が苦手な場合はここから振り返ってみましょう。
また、高校の古典文法でお困りの場合も高崎国語塾彩にお任せください。
高崎国語塾彩では、一人ひとりの学習状況に合わせた古典指導を行っています。古典でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
高崎国語塾彩(いろどり)
蓮 克彦
中学生の国語|定期テストで必ず20点アップする読解問題の解き方
こんにちは、高崎国語塾彩の塾長です。
前回の記事「なぜ国語の点数だけ上がらないのか?」には多くの反響をいただき、ありがとうございました。今回は、より具体的に「定期テストで確実に点数を上げる読解問題の解き方」をお伝えします。
「読解問題になると全然解けない...」 「時間内に終わらない...」 「なんとなく選んだ答えがいつも間違っている...」
こんな悩みを持つ中学生とその保護者の皆様に、今日から実践できる具体的な方法をご紹介します。
なぜ読解問題で点数が取れないのか?
多くの中学生が陥る3つの間違い
当塾に来る生徒の答案を分析すると、以下のような共通点が見えてきます:
間違い1:設問を先に見てその周辺だけを探している → 何を探せばいいかわからずに迷走
間違い2:全文を同じ速度で読む → 重要な部分を見落とし、時間不足に
間違い3:「なんとなく」で選択肢を選ぶ → 根拠のない解答で不正解
これらの間違いを修正するだけで、確実に20点以上のアップが期待できます。
確実に20点アップする「5ステップ読解法」
Step1:タイトルや作者名も含め本文を最初に読む
やり方:
- 本文を読みながら具体例はカット(時間は書けない)
- 事実と意見を区別する(事実は主張にならない)
- 主張表現(文末の表現に注意する)
具体例: 設問「筆者が最も伝えたいことは何か」 →「筆者の主張」を探しながら読む意識を持つ
Step2:本文の構造を把握する
やり方:
- 段落の冒頭文に注目する
- 接続語(しかし、つまり、例えば)にマーカーを引く
- 各段落の役割を簡潔にメモする
段落の役割例:
- 第1段落:問題提起
- 第2段落:具体例1
- 第3段落:具体例2
- 第4段落:筆者の主張
Step3:キーワードを見つける
やり方:
- 繰り返し出てくる語句をチェック
- 筆者の感情を表す語句をマーク
- 対比される語句を整理する
実際の例: 「伝統的な○○」vs「現代的な○○」 →この対比が筆者の主張の核心
Step4:根拠を明確にして解答する
選択肢問題の場合:
- 本文の該当箇所を特定する
- 選択肢と本文を照らし合わせる
- 「なぜその選択肢なのか」を言葉で説明できるかチェック
記述問題の場合:
- 答えの根拠となる箇所を特定
- 問いの形式に合わせて答える
- 指定された文字数の8割以上を使う
Step5:見直しと確認
チェックポイント:
- 設問の要求に答えているか
- 本文の内容と矛盾していないか
- 記述は読みやすい文章になっているか
実践例:定期テストでよく出る問題パターン
パターン1:「筆者の考え」を問う問題
問題例: 「筆者が最も伝えたいことは何か、次から選びなさい」
解き方:
- 「筆者は〜と考えている」「私は〜と思う」などの表現を探す
- 結論部分(最終段落)に注目
- 「つまり」「要するに」の後の文をチェック
間違いやすいポイント: 具体例を筆者の考えと混同する →具体例は筆者の主張を支える材料
パターン2:「理由」を問う問題
問題例: 「なぜ筆者は〜と述べているのか、その理由を説明しなさい」
解き方:
- 該当箇所の前後を詳しく読む
- 「なぜなら」「というのは」などの語句を探す
- 因果関係を明確にする
解答のコツ: 「〜だから」「〜ため」で終わる文を作る
パターン3:「言い換え」を問う問題
問題例: 「『○○』とあるが、これを別の言葉で表すとどうなるか」
解き方:
- 該当語句の前後の文を読む
- 同じ内容を違う表現で述べている箇所を探す
- 抽象的な表現→具体的な表現の関係を理解する
家庭でできる読解力向上法
1. 音読の習慣化
効果:
- 文章の構造を理解しやすくなる
- 語彙力が自然に身につく
- 集中力が向上する
やり方: 毎日10分、教科書の文章を音読する
2. 要約練習
効果:
- 文章の要点を把握する力がつく
- 記述問題の解答力が向上する
やり方: 新聞やニュースのコラムを100字で要約する(週3回)
3. 語彙ノートの作成
効果:
- 語彙力が段階的に向上する
- 文脈での語彙理解が深まる
やり方: 読解問題で出てきた知らない語句を調べてノートに記録
今日からできること
読解問題で点数を上げるために、今日からできることをまとめます:
今日から実践できること:
- 教科書の問題を5ステップ読解法で解いてみる
- 10分間の音読を習慣化する
- 新聞のコラムを読んで要約してみる
1週間で身につけること:
- 時間配分を意識した問題演習
- 語彙ノートの作成開始
- 見直しの習慣化
1ヶ月で目指すこと:
- 定期テストで20点アップ
- 読解問題への苦手意識の克服
- 効率的な勉強方法の確立
国語の読解問題は、正しい方法で練習すれば確実に点数が上がります。「才能がない」「向いていない」ではなく、「正しい方法を知らなかっただけ」です。
保護者の皆様へ
お子様の国語の成績でお悩みでしたら、まずは無料体験授業で現状を診断させてください。一人ひとりの課題を明確にし、最適な学習プランをご提案いたします。
高崎国語塾彩
国語専門だからこそできる、結果にもこだわった指導で、お子様の国語力向上を全力でサポートいたします。
次回は「古文・漢文の効率的な学習法」について詳しくお伝えします。お楽しみに!