合格戦略ブログ
群馬の中学受験「親は本気なのに子どもはのんびり」|農大二中・中央中等・四ツ葉を目指すご家庭へ
中学受験を考えているご家庭でよく見かける光景があります。
親は学校の情報を集め塾を探し毎日の勉強を気にかけている。一方の子どもは言われた分はやるけれどそこまで必死という感じではない。親は本気なのに子どもはのんびり。「うちもそうかも」と思われた方も多いのではないでしょうか。
28年子どもたちを見てきて感じるのはこれはごく自然なことだということです。今日は農大二中や中央中等・四ツ葉学園を目指すご家庭に向けてこの温度差の話と国語の話をします。
小学生に「受験の大変さ」がわからないのは当然
高校受験はクラスのほぼ全員が受けます。周りの友だちも勉強を始め学校でも進路の話が増える。自然と「受験なんだ」という空気に包まれます。
中学受験はそうではありません。受けるのはクラスの中でも一部の子だけ。友だちの多くは放課後に遊んでいます。しかも高崎や前橋には都内や大宮のような「受験戦争」の雰囲気がありません。周りが必死になっている様子を見る機会がほとんどないのです。
そのうえまだ小学生です。受験がどれほど大変なものなのか実感としてわからないのは当たり前です。親と子に温度差があるのはお子さんのやる気が足りないからではありません。小学生に受験の重みを感じ取れというほうが難しいのです。
それでも勉強してきたことは確かな力
一方で中学受験に向けて勉強している子は周りの子より勉強ができます。知識量も多い。これは間違いなく積み上げてきた力です。
親に言われて始めた勉強であっても身についたものは本物です。そこは自信を持っていいところです。
ただ「知識が多い」と「読める」は別
ここで一つ知っておいていただきたいことがあります。知識が多いことと文章を正しく読めることは別の力だということです。
農大二中の国語は初めて読む文章から出題されます。中央中等と四ツ葉学園に共通する適性検査Ⅰも問題文や資料を読み取り何を問われているのかをつかんで考える問題です。中央中等の適性検査Ⅱでは資料について自分が考えたことをまとめて表現する力が求められます。四ツ葉学園ではパーソナルプレゼンテーションで自分の考えを伝えます。
どの学校でも最初に必要になるのは「読む力」です。問題文を正確に読み取れなければ知識がどれだけあっても答えにたどり着けません。
勉強ができる子ほど注意が必要です。知識で押し切れてしまうので「なんとなく」の読み方のままでも点が取れてしまうのです。本番で初めて見る長い文章や資料を前にしたときそのままでは太刀打ちできません。
危機感より「自分で読めた」という手ごたえを
親子の温度差を埋めようと「受験は大変なんだよ」と伝えてもなかなか届きません。まだ実感がないのですから当然です。
それよりも大切なのは「自分の力で読めた」「根拠をもって答えられた」という手ごたえです。なんとなく選んでいた答えに理由が言えるようになる。長い文章でも筆者の言いたいことがつかめるようになる。そうした手ごたえが積み重なると子どもは自分から問題に向かうようになります。
受験の結果にかかわらず残る力
読む力は受験のためだけのものではありません。中学に入れば初めて読む文章がどの教科にも出てきます。高校でも大学でも社会に出てからもずっと必要になる力です。
中学受験に向けて勉強するこの時期は読む力をじっくり育てる絶好の機会です。合否にかかわらずこの力は必ずお子さんの財産になります。
高崎国語塾 彩では1クラス4名までの超少人数で塾長が一人ひとりの読み方を直接見ています。知識はあるのに国語や適性検査で伸び悩んでいる。長い文章になると急に手が止まる。そんなお子さんの今の読み方を一度見せてください。どこから始めればいいかを具体的にお伝えします。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
国語専門・1クラス4名までの超少人数・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
小学校の国語のテスト「80点なら安心」?受験しない子にこそ必要な初見の文章を読む力
お子さんが持ち帰った国語のテスト。80点なら「まあ大丈夫かな」と思っていませんか。
実はその判断が少し怖いのです。小学校のテストだけでは国語の力が本当にあるのかどうかがわかりにくいからです。今日は受験をしない小学生のご家庭にこそ知っておいてほしい話をします。
小学校のテストで国語の力が見えにくい理由
小学校の国語のテストに出るのは教科書の文章です。授業で何度も読み、先生の説明を聞き、内容をよく知っている文章です。問題も授業で扱ったものと似ています。
しかも問題の多くは抜き出しや記号問題です。本文のどこかに答えがそのまま書いてあり、選択肢から選べばいい。自分の言葉で説明する問題はあまり多くありません。
つまり小学校のテストは「知っている文章」を「答えやすい形式」で解くテストなのです。だから国語の力がそれほど高くなくても80点くらいは取れてしまいます。
カラーテストは90点以上が普通です
国語に限らず小学校のいわゆるカラーテストは90点以上が普通です。28年子どもたちを見てきた感覚では80点前後は実は黄信号です。「80点も取れている」ではなく「90点に届いていない」と見たほうが安全です。
「学校のテストはできるのに」が中学で起こる
小学校では国語が得意だったはずなのに中学に入ってから点が取れなくなる。これはとてもよくあることです。
理由ははっきりしています。中学からは初見の文章が出てくるからです。定期テストでも授業で扱っていない文章が出題されるようになり、高校入試にいたっては全部が初めて読む文章です。
小学校のテストは「知っている文章」だったから解けていた。初めての文章を自分の力で読む練習はしてこなかった。そうなると学校のテストはできるのに初見の文章になると急にできないという状態になります。中学に入ってからそれに気づくのです。
「計算は得意なのに文章題が苦手」の正体
小学生のうちはどうしても国語より算数に目が行きがちです。計算ドリルの丸つけはわかりやすいですし算数のつまずきは目立ちます。
ただ私はこれまで計算は得意なのに文章題は苦手という子をたくさん見てきました。その多くは算数ができないのではありません。問題文を正しく理解できていないのです。何を求められているのか。どの数字とどの数字の関係なのか。それを文章から読み取れていない。つまり国語の問題です。
そして中学に入ると数学も理科も社会も問題文そのものがぐっと長くなります。資料やグラフを読み取って答える問題も増えます。国語の力が足りないと国語以外の教科で点が取れなくなるのです。
「受験しないから大丈夫」ではありません
「うちは中学受験をしないから国語はまだいい」。そう考えるご家庭は多いと思います。
でも国語の力は受験のためだけのものではありません。中学のすべての教科で問題文を読み、高校入試では初見の文章を読み、その先もずっと文章を読んで考えることになります。受験をするかしないかにかかわらず国語の力を早い段階で身につけておくことが中学以降の他の教科にも入試にも効いてきます。
むしろ受験をしない子は小学校のテストしか判断材料がありません。だからこそ「学校のテストができているから大丈夫」と見過ごされやすいのです。
小学生のうちに身につけておきたいこと
小学生のうちにやっておきたいのは初めて読む文章を自分の力で正しく読めるようにすることです。そしてその土台になる語彙と文法を固めておくことです。
時間のある小学生のうちなら焦らず順番に積み上げられます。中学に入って部活と定期テストに追われるようになってからでは国語を一から立て直す余裕はなかなかありません。
高崎国語塾 彩では中学受験をする子だけでなく受験をしない小学生も受け入れています。1クラス4名までの超少人数で塾長が一人ひとりの読み方を直接見ています。
「学校のテストはできているけれど本当に大丈夫だろうか」「計算はできるのに文章題になると手が止まる」。もしそう感じていらっしゃるなら一度お子さんの今の読み方を見せてください。どこから始めればいいかを具体的にお伝えします。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
国語専門・1クラス4名までの超少人数・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
受験生の親が本当にやるべきこと
定期テストや受験が近づくと、親御さんは、ついあれこれ手をかけたくなります。たとえば問題集をコピーしてあげたり今日やるページを用意してあげたり。お子さんのためにと思ってのことです。今日はそんな「親の関わり方」について少し考えてみたいと思います。
コピーそのものを否定はしません
はじめにお伝えしておきます。問題集をコピーしてあげること。それ自体を完全に否定するつもりはありません。忙しい中でお子さんのために手をかける。その気持ちはよく分かります。
ただ、ここでふと思うのです。勉強の準備や管理は本来子ども自身がやるべきことではないかと。
「受験生だから」「テスト前だから」の甘え
自分の勉強に必要なものを自分で準備する。今日やることを自分で決めて管理する。これは本来その子自身の仕事です。「受験生だから」「テスト前だから」という甘えはいりません。むしろ、こういう時期にこそ自分で自分を管理する力が育ちます。
そして、親のほうもあれこれやってあげようとしなくていいのです。手をかけすぎると子どもは自分で考え自分で動く機会を失います。受験は最後、子ども自身が自分の足で立ち向かうもの。その力を親が良かれと思って奪ってしまわないように。
もちろん、いきなりすべてを子どもに任せるという話ではありません。小学4年生くらいまでは親がある程度、管理してあげる場面が多くても仕方がないと思います。大切なのは成長とともに少しずつ手を離していくこと。「これは自分でやってみようか」とできることを一つずつ増やしていく。徐々に自分でできるように。そんなスタンスがいいと思います。
では、親が本当にやるべきことは
手を出すのを少し控える。では、親は何をすればいいのか。少し極端に聞こえるかもしれませんが私はこう思っています。親が本当にやるべきことはたったこれだけです。
一つ。温かいご飯を用意すること。
二つ。子どもを信じて見守ること。
三つ。最終的には親が守ってあげるから大丈夫という安心感を与えること。
それ以外は正直、不要だと思っています。子どもが安心して自分の力を出せる。その土台を支えてあげる。それこそが親にしかできないことです。コピーや付箋を貼ることは極端に言えば誰にでもできます。でも、温かいご飯と絶対的な安心感を与えられるのは親だけです。
親がどっしり構えて信じてくれている。何があっても守ってくれる。その安心感があるからこそ子どもは思い切って挑戦できます。逆に、親が不安そうにあれこれ手を出すとその不安は子どもに伝わってしまいます。
受験もテストも頑張るのは子ども自身です。親にできるのは、その頑張りを後ろからそっと支えること。温かいご飯を用意して、信じて見守り、大丈夫だよと安心させてあげる。どうかそれだけで十分だと思っていてください。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学4年生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応。小学3年生以下はご相談ください)
国語専門・1クラス4名までの超少人数・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
難しい問題ばかりやろうとしていませんか【高崎・前橋の国語専門塾】
成績を上げたい。上の学校を目指したい。そう思うと、つい難しい問題に挑戦したくなります。今日はその「難しい問題」との向き合い方についてお話しします。
難問をやると、なんだか「すごい」気がする
難しい問題を解いていると、なんだか自分がすごくなった気がする。レベルの高いことをやっている実感がある。その気持ちはよく分かります。でも、ここに落とし穴があります。難しい問題ばかりに手を出して肝心の基礎がおろそかになっていないでしょうか。
ほとんどの学校のテストや入試は、教科書の内容を超えて出題されることはあまりありません。極端に言えば、問われるものの9割以上は基礎基本です。派手な難問より基礎を確実に取ることのほうがずっと大切なのです。
応用も、もとは「基礎の延長」です
もちろん、応用や発展の問題をやるなということではありません。むしろ力を伸ばすには、自分の実力より少し難しい問題に挑戦して負荷をかけることも必要です。やさしすぎる問題ばかりでは負荷がかからず伸びません。それはその通りです。
ただ、忘れてはいけないことがあります。応用や発展といっても、もとをたどればすべて基礎基本の延長です。土台となる基礎ができていなければ、その延長にある応用も解けるはずがありません。「基礎なんて簡単」「いつでもできる」「もっと難しいのをやらないと」。こうしたおごりや過信が、いちばんの失敗のもとになります。
伸びない原因が、実は基礎の抜けかも
難しい問題に挑戦しているのに、なかなか成績が伸びない。もし、そうだとしたら一度立ち止まって考えてみてほしいのです。その問題が解けない原因は、実は、その前の段階でつまずいているからではないでしょうか。応用が解けないのではなくその土台の基礎が抜けていた。基本が分かっていなかった。そういうことは意外と多いのです。
階段は一段ずつ登るものです。二段も三段も飛ばして登ろうとしてもうまくいきません。難しい問題ができないときは、無理に難問を繰り返すより、一度、前の段に戻って基礎を見直す。そのほうが結局は近道になります。
そして、根性論は要りません
もう一つ、大切なことをお伝えします。基礎を固めるといっても、睡眠を削って無理に頑張る必要はありません。根性論は要らないのです。むしろ逆です。睡眠時間や息抜きの時間を削らないこと。きちんとした生活習慣、食事や家族との会話も含めて、それがしっかりした学力の土台になります。無理なく、でも着実に基礎を積み上げる。それが、遠回りに見えていちばん確実な道です。
「難しい問題に挑戦しているのに伸びない」「何から手をつければいいか分からない」。もし、そうお感じでしたら、まずはお子さんの今の状態を見せてください。どこでつまずいているのか、一緒に見直しましょう。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学4年生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応。小学3年生以下はご相談ください)
国語専門・1クラス4名までの超少人数・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
塾に通っているのに、国語が伸びない──「解く」ことと「読み方」は違います
「国語の塾に通っているのに、なかなか伸びない」。最近、こういうお悩みでのお問い合わせが増えています。ちゃんと通っている。やってはいる。なのに伸びない。今日はその理由についてお話しします。
「やってはいる」のに伸びない
お問い合わせでよくうかがうお子さんの様子があります。心当たりはないでしょうか。
線は、引いている。でも…
文章に線を引く。マーキングはやっている。でもよく見るとどこが重要なのか分からないままなんとなくで引いている。あるいは、線を引くこと自体が面白くなって、あちこちに引きまくっている。結果、ほとんど線だらけでかえって何が重要かわからなくなってしまっている。
問題はたくさん解いている。でも…
問題集をたくさん解く。要点をまとめる練習もやってみる。手は動かしている。それなのになかなかうまくいかない。
どれも「やってはいる」のです。手はしっかり動かしている。真面目に取り組んでいる。それなのに伸びない。ここに国語の大きな落とし穴があります。
「解く」ことと「読み方」は、違います
実は、多くの塾の国語の授業は、問題を解いて答え合わせをする「演習」が中心です。もちろん、演習は大切です。でも、ここで知っておいていただきたい大事なことがあります。「問題を解く」ことと「読み方を身につける」ことは違うのです。
問題を解くのは、いわば今の力を"試す"こと。線を引くのも"作業"です。でも、そもそも「どこが重要かを見抜く力」がなければ、いくら問題を解いてもいくら線を引いても空回りしてしまいます。線を引くこと自体が目的ではありません。「どこに引くべきか」が分かること。それこそが読み方です。この読み方という土台がないまま、演習だけを重ねても、力はなかなかつきません。
彩は、その「読み方」を専門に教えます
高崎国語塾 彩が、いちばん大切にしているのは、この「読み方」です。どこが重要でなぜそこが重要なのか。文章をどう読み解いていくのか。その読み方・解き方を根っこからお伝えします。もちろん、語彙や文法といった知識もしっかり鍛えます。
読み方が身につけば、線引きも、問題演習も初めて生きてきます。どこに線を引くべきか分かる。だから、演習が力に変わる。土台ができるからです。ですから、他の塾で演習をしながら、彩で読み方をという併用も大歓迎です。目指すところは同じ。お子さんの国語の力を本物にすることです。
「たくさんやっているのに、伸びない」。もし、そうお感じなら、それはお子さんのせいでも努力不足でもありません。読み方という土台をまだ学んでいないだけかもしれません。まずは、お子さんの今の読み方を見せてください。どこに原因があるかを正直にお伝えします。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学4年生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応。小学3年生以下はご相談ください)
国語専門・1クラス4名までの超少人数・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
