塾長ブログ
私が国語を教える理由 〜活字嫌いだった私が気づいた「国語力」の価値〜
「うちの子、国語が苦手で…」「文章を読むのが嫌いで困っています」
そんなお悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?
実は、私自身も小さいころは活字が大の苦手でした。教科書を読むのも苦痛で、本といえば、かろうじて江戸川乱歩の怪奇小説を数冊読んだことがある程度。まさか自分が国語を教える立場になるとは、当時は想像もしていませんでした。
そんな私の国語観が大きく変わったのは、高校3年生の夏期講習。あまり気乗りせずに受けた国語の授業で、今まで読んだことのない種類の文章に出会いました。それは、黒井千次「春の道標」の一節。独特な世界観に引き込まれ、続きが気になって衝動的に本を購入したのです。その瞬間から、私の読書の世界が一変しました。
しかし、読書への興味が湧いても、大学受験の国語は別問題。センター試験の過去問を解いてはみるものの、解説を読んでも理解できず、時間だけが過ぎていく日々。
「どうすれば国語ができるようになるのか?」まったく分からず、暗闇の中を手探りで進んでいるような状態でした。
転機となったのは、塾講師のアルバイトを始めたときのこと。
研修で「文章の構造を読み解く方法」「登場人物の心情を深く理解する視点」「記述問題の採点基準」など、これまで知らなかった国語の学び方を教わりました。それまで我流でしかなかった私の国語学習が、体系化されたメソッドへと生まれ変わった瞬間でした。
そして気づいたのです。国語は単なる受験科目ではなく、すべての教科の土台であることに。
国語力は、思考力、表現力、コミュニケーション能力を育み、社会に出ても一生役立つ「武器」となります。
だからこそ、私は国語の指導に情熱を注いでいます。お子さんが「国語が苦手」「読解問題ができない」と感じているなら、正しい学び方を知ることで劇的に変わる可能性があります。国語力を身につけることは、一生モノの財産。深く読み解き、自分の考えを的確に表現できる力は、どんな時代でも、どんな分野でも、お子さんの未来を大きく広げてくれるでしょう。
もし「国語を何とかしたい」とお考えなら、高崎国語塾彩で一緒に学びませんか?お子さんの可能性を広げる第一歩を、ここから始めましょう!