塾長ブログ
【令和7年度 群馬県公立高校入試】国語の平均点・出題傾向を徹底分析!
2025年4月21日、群馬県教育委員会より令和7年度(2025年度)公立高校入試の選抜結果が発表されました。
今回は「国語」に絞って、出題の特徴や平均点、今後に向けた学びのポイントを詳しく解説していきます。
高崎市で国語力を伸ばしたい方、来年の受験に備えたい方は、ぜひ最後までお読みください。
📝今年の国語の平均点は「60.1点」
まず全体の平均点は 60.1点(100点満点中)。
これは昨年度とほぼ変わらず、「国語が難しかった」という声はあまり多くなかったようです。
とはいえ、大問ごとの平均点や内容を見てみると、しっかり対策しておきたいポイントがはっきりと見えてきます。
📚大問別の傾向と平均点
【大問1】説明的文章(配点37点/平均20.4点)
・接続語の選択
・本文からの抜き出し
・記述問題
・多答問題
・作文(150~180字)
非常に問題形式が多彩で、「国語力の総合力」が問われました。
特に 作文で時間を取られると他の設問に支障が出る ため、時間配分の力が大きなカギになります。
【大問2】小説的文章(配点16点/平均8.4点)
・四字熟語の補充
・抜き出し問題
・理由の選択
・記述問題
読解に加え、語彙や表現の知識が求められました。
記述では「心情の読み取り」を具体的に書く力が必要です。
【大問3】古文と会話文(配点15点/平均9.7点)
・歴史的仮名遣い
・古文の主語を答える問題など
難易度はやや易しめでしたが、古典常識や文法への理解が浅いと得点が伸びにくい大問です。
【大問4】資料読解問題(配点12点/平均8.4点)
「多文化共生社会の実現に向けて」がテーマ。
図や資料を読み取りながら設問に答える形式で、情報処理力・読解スピードが試されました。
【大問5】言語事項・漢文(配点20点/平均13.2点)
・漢字の読み書き
・基礎的な文法問題
・漢文の返り点、書き下し文
基礎知識をしっかり身につけていれば得点源になる大問でした。
💡時間配分と総合力がカギ
国語全体を見渡すと、全大問で平均点が5割を超えているのが特徴です。
つまり、「苦手だから半分取れればいい」では通用しにくいということ。
特に 大問1の作文で時間をかけすぎると、他の設問の正答率に影響します。
一つひとつの問題を 素早く正確に処理する読解力と判断力 が求められています。
🎯今後に向けて必要な力とは?
来年度以降の入試に向けて、以下の3つの力が重要です:
✅ 速く正確に読む力(読解スピード)
✅ 記述問題に対応できる表現力
✅ 古文・漢文の基礎知識と文法理解
これらは一朝一夕では身につきません。早めの対策が必要です。
✍️高崎国語塾彩の国語指導
当塾では、群馬県入試の出題傾向を分析し、下記の力を育てる指導を行っています:
・読解力を鍛える少人数制授業
・記述力を高める添削指導と作文指導
・古文・漢文を無理なく理解できる基礎固め
国語が苦手な中学生だけでなく、「得意だけどさらに伸ばしたい」という方にも最適です。
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