塾長ブログ
小学生の「算数苦手」は「国語」が原因!?学力全体の土台を築く国語力の重要性
こんにちは。高崎国語塾 彩の塾長の蓮です。
お子さんの学習で、多くの保護者の方がまず気になるのが「算数」ではないでしょうか。小学校で算数につまずくと、その後の学習に響くから…というお気持ち、とてもよく分かります。実際、算数は積み上げの教科であり、苦手を放置しないことが重要です。
しかし、これまで多くのお子さんを指導してきた中で、算数の成績が伸び悩む子の根本原因が、実は「国語力」にあった、というケースに数多く出会ってきました。
「計算はできるのに、文章題になると途端に手が止まる」 「公式は覚えているけど、どうしてそれを使うのか意味が分かっていない」
もし、お子さんがこんな様子なら、それは算数の問題ではなく、「国語」、つまり「読解力」や「語彙力」の問題かもしれません。
「算数が苦手」の裏に隠された「国語の問題」とは?
なぜ算数の問題なのに、国語力が関わってくるのでしょうか?具体的なケースを見てみましょう。
1.問題文の「意味」が読み取れない
算数の文章題は、国語の読解問題です。問題文に書かれている状況や条件を正確に理解できなければ、当然、正しい式を立てることはできません。
出てくる語句の意味が分からなかったり、文章の構造が読み取れなかったりすると、せっかく計算力があってもお手上げ状態になってしまいます。
2.「何を問われているか」を理解できない
「AはBの何倍ですか?」「全体のうちの何分のいくつですか?」といった問いに対して、「何を求めればいいのか?」を正しく理解できていないと、ただ数字を足したり引いたり、闇雲に計算するだけになってしまいます。特に小学5年生でつまずく子が多い「単位量あたりの計算」「速さ」「割合」といった単元は、まさにこの「何を問われているか」の理解が不可欠です。
ここをクリアできれば、実はそれほど難しくはありません。
3.計算はできても「式の意味」を理解していない
「計算はできる」というお子さんでも、機械的に数字を操作しているだけの場合があります。例えば分数で計算はできても、「なぜそうなるのか」「これは何を意味しているのか」といった式の本質的な意味を理解していなければ、少し応用問題になると対応できません。この「意味を理解する力」も、突き詰めれば国語力、つまり「言葉で理解する力」に通じます。
このように、算数のつまずきの根本原因が国語力にあると、いくら算数の問題集を繰り返しても、根本的な苦手克服にはつながりません。
国語力は、すべての教科に良い影響を与える「最強のスキル」
国語力を高めることは、算数だけでなく、他の全ての教科にも良い影響を与えます。
・理科:実験の指示や結果の考察、科学的な説明文の読解に不可欠。記述問題の採点基準を理解し、自分の考えを論理的に表現する力も求められます。
・社会:歴史の資料や地理のデータを正確に読み解き、背景にある事柄を理解する力。自分の意見を筋道立てて論述する力も重要です。
・英語:英文の読解力は、日本語の読解力が土台になります。文の構造を捉える力は、文法理解にも役立ちます。
高崎国語塾 彩では、「どう読むか」「どう考えるか」「どう答えるか」という読解・論理的思考力を養うことを重視し、さらに「文法」「語句」の基礎を毎授業で徹底して行っています。
高崎国語塾 彩が目指す「受験とその先まで通用する国語力」
国語は、時に「できているのか、できていないのか分かりにくい」「どう勉強していいか分からない」と言われる科目です。しかし、早い段階で正しい「読み方」「文法」をきっちり身につけておけば、お子さんの学力全体を大きく底上げし、揺るぎない土台を築くことができます。
高崎国語塾 彩では、単に国語の点数を上げる、テストで良い成績を取るという目標はもちろんクリアします。しかし、それ以上に、お子さんが中学・高校受験、さらには大学受験を突破し、将来、社会に出てからも通用する「本物の国語力」を育むことを目指しています。
文章を正確に読み解き、自分の意見を論理的に組み立て、的確に表現する力は、就職試験や各種論文、ビジネスの現場など、あらゆる場面で役立つ「一生モノのスキル」です。
読む力、書く力、そして「考える力」。これらを一貫して養うのが、高崎国語塾 彩の指導の最大の特徴です。お子さんの学力全体を底上げし、未来の可能性を広げるために、今こそ国語力を鍛えませんか?
高崎市・前橋市で国語の学習にお悩みの保護者の皆様へ
「算数のつまずき、もしかして国語が原因かも?」 「国語の勉強の仕方が分からない」 「子供の読解力や語彙力をもっと伸ばしてあげたい」
そうお考えでしたら、ぜひ一度、高崎国語塾 彩にご相談ください。無料体験授業で、お子さんの「正しい読み方」を一緒に確認し、具体的な学習プランをご提案させていただきます。