塾長ブログ
「過去問」より大切なこと
高崎国語塾彩のテスト対策方針
こんにちは、高崎国語塾彩の蓮です。
定期テスト前になると、「この学校のテストの過去問はありますか?」という質問を受けることがあります。
きっと、これまで通っていた塾で「過去問対策」をしていた経験がある生徒さんや保護者の方なのでしょう。
しかし、当塾では過去問を使った定期テスト対策は行っていません。その理由を、今日はご説明します。
過去問をやれば点は取れる?──本当にそれでいいのか
過去問を解いておくと、「同じような問題が出た」「まったく同じ問題が出た」ということもあるでしょう。
たしかに、点数だけを見れば効果はあるように思えます。
でも、その点数は実力でしょうか?
過去問を見て答えを覚えただけなら、それは「理解」ではなく、ただの「暗記」にすぎません。
私たちが目指すのは、
✅ 初めて見る問題でも対応できる力
✅ 表現を変えられても本質をつかめる思考力
✅ 長文を読んで、正確に読み解く読解力
こうした本物の国語力です。
だからこそ、過去問に頼らずとも点が取れる実力を育てていきます。
入試の過去問を解くのとは異なります。
問題は「使う」のではなく「振り返る」ために
もちろん、テストが返却された後には、生徒が問題用紙を持ってきてくれます。
そのとき私は、
・どんな問題が出題されたか
・どこを間違えたのか
・何が理解できていて、何が足りなかったのか
を丁寧に確認します。
でも、その問題をコピーしたり、次の生徒に使ったりすることは一切ありません。
「過去問を集めて“点を取らせる”塾」ではなく、
「理解を積み上げて実力で点を取れるようにする塾」だからです。
日々の学びこそ、最強のテスト対策
テストの点数を安定させる方法は、特別な裏技ではありません。
地道な積み重ねが、結局は最も効率的で、確実です。
高崎国語塾彩では、
✅ 国語力そのものを鍛える授業
✅ 読解・記述・要約など多面的な力の育成
✅ 国語を通じて、他教科の読解力にも波及する力の育成
を大切にしています。
国語は“テクニック”ではなく“力”を育てる教科
「国語は感覚」「センスが必要」
そんなイメージを持っていませんか?
実際は、国語も「学べば伸びる教科」です。
読解のコツ、記述の書き方、文章構造の見抜き方など、すべて指導で身につけることができます。
私たちは、「国語を得点源にしたい」という生徒を、本気で応援しています。
本当の力を育てる指導を
過去問で一時的に点を取っても、それは「本番に強い」こととは違います。
高崎国語塾彩では、どんな問題が来ても対応できる“本物の国語力”を育てる指導を行っています。
点数も内申も合格も、「力」があれば自然とついてきます。
まずはぜひ、体験授業で指導を体感してみてください。