塾長ブログ
「論説文が苦手」は今日で終わり!国語のプロが教える【論説文の正しい読み方】で得点源に!
「うちの子、説明文(論説文)になるといつも点数が取れなくて…」
「文章が難しくて、何を言っているのかわからないって、いつも諦めてしまうんです。」
高崎市・前橋市の保護者の皆様、国語の授業やテストで、お子様がこのような悩みを抱えていませんか?
説明文は、登場人物の感情を読む小説とは違い、「内容が難解」「出てくる語句が意味不明」と感じられ、読む前から嫌になってしまう生徒が多い科目です。その結果、問題も「なんとなくこれな気がする」と勘で解いてしまい、すべてが正解に見えるという悪循環に陥ってしまいます。
しかし、ご安心ください。説明文は、正しい「読み方」さえ身につければ、実は国語の中で最も得点しやすい分野です。
高崎国語塾 彩が、その具体的な読み方を公開します。
なぜ論説文は得点しやすいのか?
小説や物語文と違い、説明文(論説文)の答えは、筆者の言いたいこと(主張)が本文中に「そのまま」書かれているのがほとんどです。読む人の主観(感想)が入る余地が少なく、正しく読みさえすれば迷うことなく確実に正解にたどり着けます。
重要なのは、本文から筆者の主張を正確に「抜き出す」ための技術です。
国語のプロが教える!説明文の正しい読み方と3つの確認事項
高崎国語塾 彩では、単に問題を解かせるのではなく、文章を読む前の段階に時間をかけて指導します。普段の文章を読む際にも応用できる、具体的な読み方を身につけましょう。
1. 文章の構造を把握する!
筆者の主張を見つけるためには、まず文章の「設計図」を把握します。
・接続語のチェック: 「しかし」「なぜなら」「つまり」などの接続語に注目し、前後の段落や文がどういう関係になっているか(逆接か、理由か、結論か)を把握します。特に「しかし」「だが」の後には重要な主張が来ることが多いです。
・指示語の確認: 「これ」「それ」などが何を指しているかを正確に確認します。指示語が指す具体的な内容が、その段落の重要な話題であることが多いです。
2. 大事な情報と無駄な情報を区別する!
長い文章を全部、同じように読んでいては時間が足りません。情報を仕分ける技術を身につけます。
・キーワードの発見: 文章中に何度も出てくる繰り返しの語句は、その文章の「話題」そのものです。このキーワードを軸に理解を深めます。
・具体例はカット: 「例えば」「〜といった例がある」といった具体例は、原則として筆者の主張ではありません。具体例をカットして、その前に述べられた抽象的な「意見」や「定義」に集中して読む練習をします。
・事実と意見の区別: 「Aという現象が起きた(事実)」と「Aという現象は問題である(意見)」を分けて読みます。筆者の主張は、必ず「意見」の中にあります。
3. 問いに最短でたどり着く練習をする!
文章を正しく読めるようになると、問題を見たときに「どこを見れば答えがあるか」がすぐにわかるようになります。無駄な部分を読む時間が減り、結果として時間短縮につながります。
大切なのは、「先に文章を読み込むこと」に時間をかける練習です。 焦って問題から先に読もうとせず、まずは本文の構造理解に時間をかけましょう。それが本番で「正しく、速く」読むための唯一の方法です。
「読む前から負けている」状態を断ち切るために
説明文を読む前から「嫌だな」「長いな」と感じている時点で、もう負けが決まっています。これは、言わば「活字の食べず嫌い」です。
この状態を断ち切るためには、まずは短い文章でもいいので、日々、意識的に説明的な文章を読む習慣をつけましょう。
国語を得点源に変えたい中高生の皆さん、そして「何とかしてあげたい」と願う保護者の皆様。正しい読み方を習得すれば、必ず国語の成績は伸びます。
高崎国語塾 彩では、お子さんの「国語が苦手」を「得意」に変えるための、論理的な「読み方」を一から丁寧に指導します。
無料体験授業・学習相談も受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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