高崎国語塾 彩(いろどり)

高崎市の国語専門個別指導塾「高崎国語塾 彩(いろどり)」
小学4年生から高校3年生までを対象に、一人ひとりに合わせた指導を行います。
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言葉に彩りを。未来に広がりを
~国語の力で人生に彩りを

塾長ブログ

2025-10-13 19:35:00

反抗期の子どもに「余計な一言」言っていませんか?|高崎・前橋の保護者が知っておきたい言葉の力

こんにちは。高崎国語塾彩です。

 

保護者面談をしていると、よく伺う三大お悩みがあります。

 

「勉強のこと」「スマホのこと」そして「反抗期のこと」。

 

国語塾なのに反抗期の相談?と思われるかもしれません。

でも実は、反抗期の問題は言葉の問題でもあるんです。今日はそのお話をさせてください。

 

高崎・前橋でも増えている「反抗期の二極化」

最近、面白い現象が起きています。

「うちの子、反抗期らしい反抗期がないんです」という保護者もいれば、「もう手がつけられなくて...」と涙ぐまれる保護者もいらっしゃいます。

反抗期の個人差が、本当に大きくなっているんですね。

小学校高学年から高校生にかけて、子どもは自我が芽生え、親から精神的に自立しようとします。これは成長の証。頭ではわかっていても、いざ自分の子が反抗的な態度をとると、保護者のほうがナーバスになってしまうものです。

群馬県内の中学校、高校に通うお子さんをお持ちの保護者からも、「最近口もきいてくれない」「何を言っても反発される」というお声をよく聞きます。

 

なぜ日本の子どもは反抗期が激しいのか

興味深いことに、欧米では日本ほど激しい反抗期がないと言われています。

なぜでしょう?

大きな違いは子どもへの接し方にあります。

 

◆日本の場合

・子どもは「自分のもの」という意識が強い

・どんなに成長しても「子ども扱い」

・過保護になりがち

・「余計な一言」が多すぎる

 

欧米の場合

・ある程度の年齢になれば「一人の人間」として扱う

・我が子でも対等な関係性を意識

・自立を促す声かけ

・必要なこと以外は口を出さない

 

この違い、実は言葉の使い方の違いなんです。

 

反抗期を悪化させる「余計な一言」チェックリスト

高崎市、前橋市の保護者の皆さん、こんな言葉、つい言っていませんか?

朝の場面

❌ 「早く起きなさい!何度言ったらわかるの!」
⭕ 「7時だよ。準備できる?」

勉強の場面

❌ 「またスマホ!勉強しなさいって言ってるでしょ!」
⭕ 「今日の課題、終わりそう?」

テスト後の場面

❌ 「なんでこんな点数なの?もっと勉強しなきゃダメでしょ!」
⭕ 「この点数、自分ではどう思う?」

帰宅時の場面

❌ 「どこ行ってたの!何してたの!」
⭕ 「おかえり。部活はどうだった?」

 

違い、わかりますか?

❌の例は、命令・否定・詰問です。
⭕の例は、事実確認・質問・対話です。

 

子どもを「一人の人間」として扱うか、「言うことを聞かせるべき子ども」として扱うかの違いが、言葉に表れているんです。

 

反抗期との付き合い方:3つの言葉のルール

ルール1:指示・命令を減らす

「〜しなさい」という言葉は、子どもの自主性を奪います。

❌ 「宿題しなさい」

⭕ 「宿題、いつやる予定?」

⭕ 「今日やることある?」

自分で考えて決めさせることで、子どもは「尊重されている」と感じます。

 

ルール2:余計な一言をぐっとこらえる

言いたくなる気持ち、すごくわかります。でも、その一言が関係を壊していることも。

・子どもが自分で気づくまで待つ

・失敗も成長のうちと考える

・本当に必要なこと以外は口を出さない

高崎市内のある中学生のお母様は、「一週間、余計なことを言わないチャレンジをしたら、子どもから話しかけてくるようになった」とおっしゃっていました。

 

ルール3:聞く姿勢を持つ

子どもの話を、最後まで否定せずに聞いていますか?

・「でもね」「だってね」をまず封印する

・相槌を打ちながら、目を見て聞く

・「そうなんだ」「それでどう思った?」と受け止める

対話は双方向です。親が一方的に話すのは、対話ではありません。

 

実は、これは「国語力」の問題でもあります

ここまで読んで、お気づきになった方もいらっしゃるかもしれません。

反抗期の問題は、言葉の力の問題でもあるんです。

 

子どもに必要な言葉の力

思春期の子どもは、心の中に複雑な感情を抱えています。でも、それを適切に言語化する力がまだ育っていません。

・もやもやした気持ちをうまく説明できない

・だから「うるさい」「別に」しか言えない

・イライラを言葉にできず、態度で表す

これ、実は国語力の問題なんです。

 

親に必要な言葉の力

一方、保護者も感情的になると言葉が荒くなります。

・心配だから、つい強い言葉になる

・忙しくて余裕がないから、命令口調になる

・子どもの言葉の裏にある気持ちを読み取れない

これも、言葉の力の問題です。

 

国語力=コミュニケーション力

高崎国語塾彩では、国語を単なる受験科目としてではなく、人生を豊かにする力として捉えています。

国語の学習を通じて育つ力:

1.自分の気持ちを整理して言葉にする力

作文や記述問題を通じて、考えを言語化する訓練をします

 

2.相手の言葉の裏にある気持ちを読み取る力

小説や評論文の読解を通じて、行間を読む力を養います

 

3.論理的に考え、冷静に伝える力

論理構成を学ぶことで、感情的にならずに意見を述べる力がつきます

 

4.多様な視点を理解する力

様々な文章に触れることで、「自分とは違う考え方」を受け入れる柔軟性が育ちます

 

これらすべてが、親子のコミュニケーションに直結するんです。

 

 

反抗期は成長の証。そして、チャンス。

反抗期は、子どもが自立に向かっている証です。

親としては寂しく、もどかしく、イライラすることも多いでしょう。でもこの時期こそ、親子の関係性を見直すチャンスなんです。

そのカギとなるのが「言葉」です。

・どんな言葉で接するか

・子どもの言葉をどう受け止めるか

・自分の気持ちをどう伝えるか

これらすべてに、国語力が関わっています。

 

高崎国語塾彩で育てたい力

当塾では、読解力、記述力、作文力といった国語の力を通じて、

・自分の考えを整理する力

・相手の気持ちを理解する力

・論理的に表現する力

・多様な価値観を受け入れる柔軟性

これらを育てています。

 

それは受験のためだけではありません。人として成長し、豊かな人間関係を築くための力なんです。

高崎市、前橋市で、お子さんの国語力を伸ばしたいとお考えの保護者の皆様、お子さんとのコミュニケーションに悩んでいらっしゃる皆様、ぜひ一度ご相談ください。

反抗期との付き合い方も、実は言葉の力で変わるかもしれません。

 

 

高崎国語塾彩へのお問い合わせ

「国語力を通じて、人として成長する力を育てたい」

そんな想いで、一人ひとりに寄り添った指導をしています。

こんなお悩みありませんか?

・子どもが何を考えているかわからない

・親子の会話が減ってきた

・国語の成績が伸び悩んでいる

・読解力、作文力をつけたい

・受験に向けて国語力を強化したい

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

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2025.10.14 Tuesday