高崎国語塾 彩(いろどり)

高崎市の国語専門個別指導塾「高崎国語塾 彩(いろどり)」
小学4年生から高校3年生までを対象に、一人ひとりに合わせた指導を行います。
「国語の苦手を克服したい」「得意科目にして受験を成功させたい」そんな生徒を全力でサポート!
中学受験や上位高校受験、中堅以上の大学受験で高得点を目指すための専門的な指導で、読解力・語彙力・記述力をバランスよく鍛えます。
少人数制個別指導で、確かな成績アップをお約束します。

言葉に彩りを。未来に広がりを
~国語の力で人生に彩りを

塾長ブログ

2025-11-12 16:55:00

🌸高崎国語塾 彩(いろどり)ブログ:苦手な古文を得意に変える!中学生のための効果的な勉強法と8作品の「音読」のススメ

高崎市・前橋市にお住まいの保護者の皆様、こんにちは!高崎国語塾 彩です。

 

定期テストや模試、そして高校受験・大学受験でも必ず出題される古文。

「言葉が古くてとっつきにくい」「何が書いてあるかわからない」と、苦手意識を持っている中学生は少なくありません。

しかし、古文は「対策のツボ」を押さえれば、ぐんと得意科目になりやすい分野です。

高校に進学してからも古典は続きます。今のうちに確実な基礎力を身につけることで、将来の大きなアドバンテージになります。

 

今回は、古文が苦手な生徒さんが見違えるほど変わる、段階別の学習ポイント効果的な勉強法を具体的にお伝えします。

 

 

 

💡学年別!古文攻略のための3つのステップ

 

古文の学習は、土台作りが非常に重要です。学年ごとに最低限完璧にしておくべきポイントを確認しましょう。

 

◆【中1の基礎固め】「読める」をゴールに!

 

古文を理解するための最初の壁は、「現代語と違う」ことです。

1.歴史的仮名遣いを完璧に!

・「わう」を「おう」、「てふ」を「ちょう」と読めなければ、音読も単語の暗記も進みません。まずはスラスラ読めるようにすることを目指しましょう。

・基本古語を徹底暗記!

特に「現代語でも使うが、意味が異なる単語(古今異義語)」は要注意です。「いと(とても)」「あわれ(しみじみとした情感)」など、意味を取り違えると致命的です。英単語のようにスペルを覚える必要はありません。意味を正確に覚えましょう。

・基礎知識の習得

旧暦(月の異名)、十二支、方角の呼び方など、古文特有の知識は物語の背景を理解するために不可欠です。

 

 

◆【中2の応用力】「文のつながり」を意識!

 

基礎固めができたら、文の構造理解へと進みます。

・文法の知識を補強

係り結びの法則(「ぞ・なむ・や・か・こそ」に続く結びの形)や、助動詞の基本的な意味(「む」「べし」など)を覚えることで、文章の表現やニュアンスが深く理解できるようになります。

・主語・動作主の「省略」を補う練

古文では主語が頻繁に省略されます。「誰が」「誰に」といった動作主を、文脈から的確に判断する練習が必要です。

 

 

◆【中3の完成期】「現代文と同じ読解力」へ!

 

入試や模試レベルに対応できるよう、現代文と同じように内容を読み取る力を完成させます。

・知識の総合活用

これまでに学んだ歴史的仮名遣い、単語、文法、知識事項をすべて使いこなします。

・読解の最大のコツ:

古文を読む際、最も重要なのは「登場人物と動作主の確認」です。

・「誰が」-「どうする」

このシンプルな構造だけを、一文一文、追っていく意識を持つだけで、内容の理解度が格段に上がります。漫然と読むのではなく、能動的に「動作主」を探しながら読み進めましょう。

 

 

 

🥇【決定版!】古文が劇的に変わる!効果的な勉強法は「音読」です!

 

古文が苦手な生徒さんに、私たちが自信を持っておすすめする勉強法、それはズバリ「音読」です。

音読は、目(視覚)で文字を追い、口(発音)で言葉にし、耳(聴覚)で自分の声を聞く、という「三位一体」の学習法です。これにより、ただ黙読するよりも何倍も記憶への定着が良くなります。

 

 

🔥 最強の古文特訓!有名8作品の冒頭文を暗唱せよ!

 

音読する素材として最も効果的なのは、有名古典作品の冒頭文です。なぜなら、これらの冒頭文には、重要単語や頻出の文法表現、古文独特のリズムが凝縮されているからです。

この8作品の冒頭文を意味を確認しながら何度も音読し、最終的にスラスラと暗唱できるレベルにまでなれば、あなたの古文力は間違いなく飛躍します!

No. おすすめ古典作品(冒頭文を音読!) 古文力をアップさせる理由
1 竹取物語 語り出しの決まり文句が多く、リズムが良い。
2 伊勢物語 短歌と物語が交錯し、古語・表現が豊富。
3 源氏物語 雅な世界観と、複雑な人間関係の把握を学ぶ。
4 枕草子 独特の美的感覚や形容詞の用例が多く学べる。
5 方丈記 無常観など、歴史的背景を理解する訓練になる。
6 徒然草 人生観・教訓的な内容が読みやすく、文法が詰まっている。
7 平家物語 時代背景や武士の言葉遣いに慣れることができる。
8 おくの細道 紀行文のリズムと、和歌・漢詩の知識を深める。

教科書にも載っている作品ばかりです。ぜひ今日から、この8作品の冒頭文を声に出して読んでみてください。最初は難しくても、何度か繰り返すうちに古文のリズムが体に染み込み、「古文アレルギー」が解消されていくはずです。

 

 

 

✅ 高崎国語塾 彩(いろどり)で、古文を得意科目に!

 

高崎国語塾 彩では、今回ご紹介した基礎の徹底から、入試で得点するための読解力の養成まで、古文・漢文を含む国語全体を丁寧に指導しています。

特に、古文読解における「誰が―どうする」の動作主の確認は、個別指導だからこそできるきめ細やかな指導で、生徒さんの「なんとなく読んでいる」状態を「根拠を持って読む」状態へと変えていきます。

高崎市・前橋市で、お子様の古文・国語の成績アップにお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

 


【お問い合わせ・お申し込み】

「自分の子供に、この音読法を実践させてみたい!」

「古文の苦手を本気で克服させたい!」

資料請求、無料体験授業のお申し込みは、お問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ。


高崎国語塾 彩(いろどり)は、地域のお子様の「国語の力」を伸ばし、将来の可能性を広げるお手伝いをいたします。

2025.11.12 Wednesday