塾長ブログ
テスト結果を次に活かす!成績アップのための「5つの見直し術」
こんにちは。高崎国語塾彩です。
期末テスト、本当にお疲れ様でした。お子様たちも、テストが終わってホッと一息ついている頃でしょうか。
保護者の皆様の中には、
・「今回も、勉強した割に点数が伸びなかった…」
・「このままで志望校に届くのだろうか…」
と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はテスト直後の今こそ、成績を大きく伸ばす最大のチャンスなのです。
今日は、定期テストの結果を次に確実に活かすための5つのステップをお伝えします。
💡 なぜ「テスト直後」が重要なのか
多くの生徒は、テストが返却されたら点数だけを見て一喜一憂し、そこで学びを終えてしまいます。
しかし、テストは終わってからが本当のスタートです。当塾で成績を大きく伸ばした生徒たちは、例外なくテスト後の見直しを徹底していました。
テスト直後は記憶が鮮明で、「どこで迷ったか」「何を間違えたか」がはっきりしています。この時期を逃すと、せっかくの学びのチャンスを失ってしまうのです。
ステップ1:点数ではなく「内容」を見る
テストが返ってきたら、まず保護者の方に意識していただきたいことがあります。
それは、点数よりも「どこを間違えたか」を一緒に確認することです。
❌ よくある間違った反応
・「なんでこんな点数なの!」と感情的に叱る
・点数だけを見て次の話に移る
・すぐに「次のテスト」の話をする
✅ 国語塾からの正しいアプローチ
・「どの問題が難しかった?」 とお子様の率直な声を聞く
・間違えた問題の「文章(記述)」 に注目し、何が問われていたのかを一緒に確認する
・ケアレスミスなのか、根本的な理解不足なのかを見極める
特に国語では、問題文の読み間違いや、解答の条件(字数制限、文末表現など)を見落とすケアレスミスが多発します。この「間違いのタイプ」を知ることで、次への対策が明確になります。
ステップ2:間違いを3つに分類する
テストの間違いは、大きく3つに分類できます。この分類が、「次に何をすべきか」を明確にします。
1. ケアレスミス
・具体例: 漢字の書き間違い、抜き出しミス、問題文の条件の読み落とし、単位の書き忘れなど。
国語塾からの対策のヒント: 見直しの習慣をつける。特に問題文の指示語や条件に線を引く練習を徹底する。
2. 知識不足
・具体例: 語彙や文法、歴史上の用語などを覚えていなかった、公式を忘れていたなど。
国語塾からの対策のヒント: 反復練習。特に国語では文章読解の基礎となる語彙の暗記方法を見直す。
3. 理解不足
・具体例: 解き方が分からなかった、応用問題に対応できなかった、文章の論理構造を理解できていなかったなど。
国語塾からの対策のヒント: 基礎からの学び直し。「なぜその答えになるのか」 を言語化し、質問できる環境を作る。
多くの生徒は、実はケアレスミスと知識不足で50〜80点を失っています。これらは正しい方法で対策すれば、確実に改善できる部分です。
ステップ3:必ず「解き直し」をする
最も重要かつ、差がつくステップが、この解き直しです。
📝 解き直しの正しい手順
1.間違えた問題だけをノートに書き写す(問題文ごと書くのが理想です)
2.解説を見ずにもう一度解いてみる
3.どこで詰まるかを確認する(この「詰まる場所」が本当の弱点です)
4.解説を読んで理解する。分からなければ先生や保護者に質問
5.理解できるまで粘る
6.数日後にもう一度解く(本当に理解できたか確認)
7.3回は解き直す
国語の場合: 記述問題は模範解答を写すだけでなく、「なぜその表現が必要なのか」「自分の解答のどこが足りなかったのか」を自分の言葉で説明できるようにすることが大切です。
ステップ4:次のテストまでの計画を立てる
次のテスト(学年末テストなど)まで約2〜3ヶ月あります。この期間をどう過ごすかで、次の結果が大きく変わります。
📈 伸びる生徒の計画の立て方
✅ 今月(冬休み前)に優先すべき行動
・今回のテスト範囲の**復習(解き直し)**を完了する。
・苦手分野(数学の図形、国語の文法など)を具体的に洗い出す。
・冬休みに集中的に取り組むことのリストアップ。
✅ 来月(冬休み・新学期開始)に優先すべき行動
・冬休み中に苦手分野を集中克服する。
・次のテスト範囲の予習を開始し、早めに全体像をつかむ。
・演習問題の量を増やし、アウトプットを強化する。
✅ テスト直前期に優先すべき行動
・テスト範囲の総復習を行う。
・見直し時間を計画に組み込み、ケアレスミス対策を徹底する。
「次のテストでは頑張る」と漠然と思うだけでは変わりません。具体的な行動計画が必要です。
ステップ5:環境を見直す
ここまでのステップを実行しようとしても、「家ではなかなか勉強できない」というお子様も多いのではないでしょうか。
実は、環境が成績に与える影響は想像以上に大きいのです。
🏡 家で勉強できない3つの理由
・誘惑が多い: スマホ、ゲーム、テレビ。「ちょっとだけ」が長時間に。
・質問できない: 分からない問題で止まる。自己流の解き方で進めてしまう。
・緊張感がない: やる気が続かない。つい後回しにしてしまう。
高崎国語塾彩では、これらの問題がすべて解決できます。
・集中できる環境で学習時間確保
・すぐに質問できる講師がいる安心感
・周りも勉強している適度な緊張感
「家で勉強していた時と比べて学習時間が2倍になった」「質問できるから前に進めるようになった」という生徒が多く、それが点数の伸びに直結しています。
🚨 こんな結果なら、環境を変えるタイミングかも
今回の期末テストで、以下のような結果だった場合は、学習方法や環境を見直す良いタイミングです。
要注意サイン(3つ以上で注意が必要です)
□ 前回のテストから点数が下がった
□ 勉強時間は取っているのに成績が上がらない
□ 家では集中して勉強できない
□ 分からない問題を質問する相手がいない
□ 国語の記述問題で点が取れない(論理的な思考力が不足している)
□ 志望校に届くか不安を感じている
□ 塾に通っているが成績が伸びていない
「次こそは」と思っている保護者様へ
「次のテストこそは成績を上げたい」 「このままではまずい」 「志望校合格のために、今から何とかしたい」
そう思っているなら、今この瞬間が行動のタイミングです。
テスト直後の今なら、お子様も保護者様も「変わりたい」という気持ちが強くなっています。この気持ちが冷めないうちに、環境を整えることが成功の鍵です。
今すぐできること
テストが終わった今週中にやってほしいこと:
1.答案を一緒に確認する: 点数ではなく内容を見る。お子様の話を聞く。
2.間違いを分類する: ケアレスミス/知識不足/理解不足
3.解き直しを始める: 最低でも間違えた問題は全部解き直す
4.次のテストまでの計画を立てる: 具体的な行動に落とし込む
5.必要なら環境を見直す: 今の方法で結果が出ていないなら変える勇気を
テスト直後の「悔しい」「次こそは」という気持ちを、具体的な行動に変えられるかどうか。それが、3ヶ月後の結果を大きく左右します。
高崎国語塾彩では、期末テスト後の無料学習相談を実施中
「今回のテスト結果をどう活かせばいいか分からない」 「次のテストで確実に点数を上げたい」 「文章を理解する力(国語力)を高めたい」
そんな高崎市・前橋市の中学生の保護者様、お気軽にご相談ください。 お子様の答案を見せていただければ、国語のプロの視点から具体的な改善策をアドバイスいたします。
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