塾長ブログ
記述問題が書けない子に共通する3つの原因|高校受験・大学受験で差がつくポイント
「記述問題になると、手が止まってしまう」
「何を書けばいいか分からない」
「書いたけど、点数がもらえない」
国語の記述問題で悩んでいる子は、とても多いです。
でも、記述問題が書けない子には、共通する原因があります。
今日は、その原因と対策についてお伝えします。
記述問題は「配点が高い」
まず、知っておいてほしいことがあります。
記述問題は、配点が高い。
高校入試でも、大学入試でも、記述問題の配点は大きい。
群馬県の公立高校入試では、国語の記述問題だけで30点以上の配点があります。
大学入試のテストでも、記述力を問う問題が増えています。
記述ができるかどうかで、合否が分かれる。
それくらい重要な問題なのです。
原因①:「何を聞かれているか」を理解していない
記述問題が書けない子の多くは、そもそも問題文を正しく読めていません。
「傍線部の理由を説明しなさい」
この問題に対して、傍線部の「内容」を説明してしまう子がいます。
「理由」と「内容」は違います。
でも、問題文をちゃんと読んでいないから、何を聞かれているか分からない。
だから、見当違いの答えを書いてしまう。
記述問題で最初にやるべきことは、「何を聞かれているか」を正確に把握することです。
・「理由」を聞かれているのか
・「内容」を聞かれているのか
・「具体例」を聞かれているのか
・「筆者の主張」を聞かれているのか
これを間違えると、どんなに一生懸命書いても、点数はもらえません。
原因②:「本文から探す」ことをしていない
記述問題の答えは、本文の中にあります。
当たり前のことのように聞こえますが、これができていない子が多い。
記述が書けない子は、自分の頭で考えて答えを作ろうとします。
「たぶん、こういうことだろう」
「自分はこう思う」
こうやって、本文から離れた答えを書いてしまう。
国語の記述問題は、「自分の意見」を書く問題ではありません。
「本文に書いてあること」を、問われた形でまとめる問題です。
答えは必ず本文の中にある。
だから、本文から根拠を探して、それをまとめる。
この作業ができていない子が多いのです。
原因③:「まとめ方」を知らない
本文から根拠を見つけた。
でも、それをどうやって答えにまとめればいいか分からない。
これが3つ目の原因です。
記述問題には、「型」があります。
・「〜だから」で終わる(理由を聞かれた場合)
・「〜こと」で終わる(内容を聞かれた場合)
・「〜という点」で終わる(特徴を聞かれた場合)
この「型」を知らないと、答えのまとめ方が分からない。
また、制限字数の中で、何を入れて何を省くかという判断も必要です。
50字で書く問題と、100字で書く問題では、書く内容が変わります。
この判断ができないと、字数が足りなかったり、逆にはみ出したりしてしまう。
記述問題は「センス」ではない
「記述はセンスだから、できない子はできない」
そう思っていませんか?
それは違います。
記述問題は、「技術」です。
・何を聞かれているかを把握する技術
・本文から根拠を探す技術
・制限字数でまとめる技術
これらは、学べば身につきます。
センスがないから書けないのではなく、やり方を知らないから書けないのです。
高校入試で記述が書けないと…
群馬県の公立高校入試では、国語の記述問題の配点は大きい。
記述で点が取れないと、他の教科で挽回しなければなりません。
高崎高校、高崎女子高校、前橋高校、前橋女子高校。
これらの上位校を目指すなら、記述問題は「落とせない」問題です。
逆に言えば、記述ができるだけで、大きなアドバンテージになります。
大学入試でも記述力が問われる
大学入試でも、記述力はますます重要になっています。
国公立大学の二次試験では、記述問題が中心。
記述力がなければ、大学受験で戦えない時代になっています。
記述力は「早く始めた子」が有利
記述力は、一朝一夕では身につきません。
・問題文を正確に読む力
・本文から根拠を探す力
・制限字数でまとめる力
これらを身につけるには、時間がかかります。
高3になってから「記述が書けない」と気づいても、間に合いません。
中学生のうちから記述の練習をしておけば、高校入試にも大学入試にも対応できます。
早く始めた子が、圧倒的に有利なのです。
3ヶ月で記述力は変わる
高崎国語塾 彩で学び始めると、3ヶ月でこんな変化が起きます。
1ヶ月目:
・「何を聞かれているか」を正確に把握できるようになる
・本文から根拠を探す習慣がつく
2ヶ月目:
・記述の「型」を覚える
・50字、100字の記述が書けるようになり始める
3ヶ月目:
・制限字数でまとめる力がつく
・記述問題で点が取れるようになる
ただし、全員に向いているわけではありません
ここまで読んで、「記述力をつけたい」と思った方へ。
正直にお伝えします。
高崎国語塾 彩は、全員に向いているわけではありません。
以下のような方には、向いていません。
✗ 「書くのが面倒」と思っている方
記述力は、書かなければ身につきません。 書くことを避ける子には向いていません。
✗ 塾に丸投げしたい方
記述力は塾だけでは伸びません。 家庭での復習・練習も必要です。
✗ すぐに結果を求める方
記述力は最低3ヶ月かかります。 1ヶ月で劇的に変わることはありません。
体験授業のご案内
「記述問題が書けるようになりたい」
そう思った方は、ぜひ体験授業にお越しください。
体験授業では、
・お子さんの現状を診断
・何が原因で書けないのかを分析
・どうすれば書けるようになるかをお伝えします
体験授業は無料です。
「まずは話を聞いてみたい」という方も、お気軽にお問い合わせください。
高崎国語塾 彩について
高崎市の国語専門塾です。
高崎高校・高崎女子高校・前橋高校・前橋女子高校を目指す高校受験対策、 群馬大学・高崎経済大学・GMARCHを目指す大学受験対策を行っています。
「読み方」を教え、記述力・作文力・要約力を鍛える。
国語専門塾だからできる指導で、お子さんの合格をサポートします。
高崎国語塾 彩(いろどり)
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