塾長ブログ
冬休みに国語力を伸ばす!1日15分でできる3つの習慣
冬休みが始まりました。
約2週間、学校がお休みになります。
「せっかくの休みだから、ゆっくりさせてあげたい」
その気持ちは分かります。
でも、この2週間の過ごし方で、3学期の国語の成績が変わります。
今日は、1日たった15分で国語力を伸ばす「3つの習慣」をお伝えします。
どれも特別な教材は必要ありません。
今日から始められます。
習慣①:音読を毎日10分
国語力を伸ばす最も効果的な方法。
それは、音読です。
「えっ、音読?そんな簡単なこと?」
そう思いますよね。
でも、音読には驚くべき効果があります。
音読が脳を活性化させる
音読をしているとき、脳では以下のことが同時に起きています。
・目で見る(文字を認識する)
・口で発する(声に出す)
・耳で聞く(自分の声を聞く)
・頭で理解する(意味を考える)
この「見る・話す・聞く・考える」を同時に行うことで、脳がフル稼働します。
スマホで動画を見ているときとは、脳の使い方がまったく違います。
音読のポイント
ただ読めばいいわけではありません。
以下のポイントを意識してください。
①句読点で間を取る
「、」で少し間を取り、「。」でしっかり間を取る。
これだけで、文章の意味が頭に入りやすくなります。
②つっかえても最後まで読み切る
途中で止まっても、最後まで読み切ることが大切です。
「読み切る力」が、長文読解の土台になります。
③意味を考えながら読む
ただ文字を追うのではなく、「何の話か」を意識しながら読む。
これが「読解力」につながります。
何を読めばいい?
教科書で十分です。
国語の教科書を、毎日1つの単元だけ音読する。
これを続けるだけで、3学期の授業がスムーズに理解できるようになります。
教科書以外なら、図書館で借りた本、新聞のコラムなど何でもOKです。
大切なのは、「毎日続ける」ことです。
習慣②:1日1回「要約」する
2つ目の習慣は、要約です。
読んだ本、見たテレビ、遊んだゲーム。
何でもいいので、「どんな内容だった?」を一言でまとめる練習をしてください。
なぜ要約が大切なのか
国語のテストで求められる力は、大きく分けて2つあります。
・読む力(文章を正確に理解する)
・まとめる力(内容を整理して表現する)
要約は、この「まとめる力」を鍛えるトレーニングです。
要約のやり方
難しく考える必要はありません。
「今日読んだ本、どんな話だった?」
この質問に、2〜3文で答えるだけです。
例えば、
「主人公の男の子が、引っ越し先で友達ができなくて悩んでたけど、野球をきっかけに仲良くなれた話」
これで十分です。
親子の会話でできる
食事中や寝る前に、こんな会話をしてみてください。
「今日、何が一番面白かった?」
「それ、どんな内容だったの?」
子どもが話したことを、「へぇ、それで?」「つまりこういうこと?」と深掘りしてあげる。
これだけで、「まとめる力」が自然と身につきます。
習慣③:知らない言葉を1日1つ調べる
3つ目の習慣は、語彙を増やすことです。
国語が苦手な子に共通する特徴があります。
それは、「知らない言葉をそのままにする」ことです。
文章を読んでいて、知らない言葉が出てきたとき、
「まあいいか」と飛ばしていませんか?
その積み重ねが、読解力の差になっています。
1日1つでいい
辞書を引く習慣がない子に、「分からない言葉は全部調べなさい」と言っても続きません。
だから、1日1つだけでいいのです。
本を読んでいて出てきた言葉。
テレビで聞いた言葉。
親が使った言葉。
「これ、どういう意味?」と思ったら、1日1つだけ調べる。
調べ方は何でもOK
紙の辞書でもいいし、スマホで検索してもOKです。
大切なのは、「調べる習慣」をつけることです。
2週間で14個。
1ヶ月で30個。
語彙が増えれば、読める文章の幅が広がります。
冬休みは「習慣を作る」チャンス
冬休みは、約2週間。
新しい習慣を作るのに、ちょうどいい期間です。
・音読 10分 読む力・集中力アップ
・要約 3分 まとめる力アップ
・語彙 2分 読める文章が増える
合計15分。
これを毎日続けるだけで、3学期の国語が変わります。
「やらない日」を作らない
最後に、一番大切なことをお伝えします。
「やらない日」を作らないでください。
「今日は大晦日だから」
「今日はお正月だから」
「今日は出かけるから」
例外を作ると、そこから崩れます。
たった15分です。
どんなに忙しい日でも、15分は作れるはずです。
年末年始、親戚の家に行くなら、車の中で音読する。
旅行に行くなら、移動中に本を読む。
「毎日やる」と決めたら、例外なくやる。
この「継続する力」が、勉強だけでなく、人生のあらゆる場面で役立ちます。
高崎国語塾彩では
高崎国語塾彩は、国語専門の塾です。
「読む力」「書く力」「考える力」を、一人ひとりに合わせて指導しています。
特に大切にしているのは、音読と語彙力。
国語が苦手な子も、正しい方法で学べば、必ず読解力は伸びます。
「うちの子、国語が苦手で…」
「文章を読むのが嫌いみたいで…」
「読書感想文が全然書けなくて…」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
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