塾長ブログ
語彙力を伸ばすおすすめ書籍5選|机に向かうだけが国語じゃない
昨日は「国語便覧は宝の山」という話をしました。
今日は、語彙力を伸ばすおすすめの書籍をご紹介します。
「語彙力をつけたいけど、何をすればいいか分からない」
保護者の方から、こんな相談をよく受けます。
「うちの子、語彙力がないんです」
「本を読ませたいけど、読まないんです」
「どうやって語彙力をつければいいですか?」
語彙力は、国語の土台です。
語彙力がないと、文章を読んでも意味が分からない。
問題を解こうにも、選択肢の言葉が理解できない。
でも、語彙力をつけるために「勉強しなさい」と言っても、なかなかうまくいきませんよね。
机に向かうだけが国語じゃない
ここで、大切なことをお伝えします。
机に向かって読解問題を解くだけが、国語ではありません。
日常のすべてが、語彙力につながります。
・テレビを見ていて知らない言葉が出てきた
・会話の中で「それってどういう意味?」と聞いた
・看板や広告の言葉に興味を持った
こういった日常の積み重ねが、語彙力を育てます。
そして、本を読むことも、その一つです。
「勉強」ではなく「読書」の感覚で
今日ご紹介する本は、いわゆる「問題集」ではありません。
・面白く、楽しく読める
・勉強!と硬くならずに、自然と読書の感覚で読める
・気づいたら語彙が身についている
そんな本を選びました。
もちろん、「タイトルに書いてあるような」読んだからといって、劇的に成績が急上昇するわけではありません。
あくまでも補助的なものです。
でも、興味を持つきっかけになったり、知らないうちに語彙が身についたりする。
そんな効果は期待できます。
おすすめ書籍5選
①「伝える力」が伸びる!12歳までに知っておきたい語彙力図鑑
「伝える力」に焦点を当てた語彙力の本です。
図鑑形式なので、パラパラと眺めるだけでも楽しめます。
12歳までに、とありますが、中学生が読んでも十分役立ちます。
②子ども語彙力クイズ366 1日3分で頭がよくなる!
1日1ページ、クイズ形式で語彙を学べます。
「1日3分」というハードルの低さがポイント。
毎日少しずつ続けられる構成になっています。
③ドラえもんの国語おもしろ攻略 言葉の力がつく
ドラえもんと一緒に学べるので、小学生でも抵抗なく読めます。
マンガ形式なので、読書が苦手な子にもおすすめ。
「勉強している」という感覚なく、自然と言葉の力がつきます。
④1日10分で国語の成績は上がる!小学生の語彙力が伸びる「言いかえトレーニング」
「言いかえ」に特化したトレーニング本です。
同じ意味でも、違う言葉で表現できるようになると、語彙力は一気に広がります。
1日10分という短い時間で取り組めるのも魅力です。
⑤角川まんが学習シリーズ のびーる国語(各種)
マンガで国語を学べるシリーズです。
語彙力、読解力、作文力など、テーマ別に分かれています。
マンガなので、読書嫌いの子でも手に取りやすい。
シリーズで揃えると、国語の幅広い力が身につきます。
まずは1冊、手に取ってみてください
「国語が苦手だな」と感じているお子さん。
「語彙力をどうつければいいか分からない」という保護者の方。
まずは1冊、手に取ってみてください。
本屋さんで実際に中身を見て、お子さんが興味を持ちそうなものを選ぶのがおすすめです。
大切なのは、続けられること。
難しすぎるもの、分厚すぎるものは、途中で挫折しがちです。
「これなら読めそう」と思えるものを選んでください。
語彙力は「日常」で育つ
繰り返しになりますが、机に向かうだけが国語ではありません。
日常のすべてが、語彙力につながります。
今日ご紹介した本も、その「日常」の一部になれば嬉しいです。
冬休み、ぜひ親子で本屋さんに行ってみてください。
高崎国語塾彩
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