塾長ブログ
「桃太郎」は知っていても「舌切り雀」は知らない?――今、子供たちに足りない「物語の土台」
日本の昔話が「共通言語」ではなくなっている現実
最近、国語の授業中に物語の背景を説明しようとして、ハッとさせられることが増えました。 「これって、『舌切り雀』のおじいさんみたいな心境だよね」と例え話を出しても、生徒たちがキョトンとした表情を浮かべるのです。
以前であれば当たり前のように通じていた「花咲かじいさん」や「一寸法師」といった昔話。今の子供たちは、桃太郎や浦島太郎といった超有名どころは知っていても、そこから一歩外れると、物語のストックが驚くほど少なくなっていると感じます。
昔話は「道徳」ではなく「心のOS(基本ソフト)」
なぜ、国語塾がこれほどまでに「昔話」にこだわるのか。それは、これらの物語が単なる子供向けのエンターテインメントではなく、日本人が数百年かけて培ってきた「精神的な基盤」そのものだからです。
・因果応報: 欲をかくと自分に返ってくる、という理(ことわり)
・報恩: 助けてもらった恩を返すという、人間関係の基本
・畏怖の念: 目に見えない存在や自然への敬意
これらは、教科書を読んで暗記するものではありません。幼少期に物語を通じて疑似体験し、心に刻まれるものです。昨今、他人の気持ちが理解できなかったり、精神的な我慢が苦手な子が以前より目につくようになったと言われますが、その原因の一つは、こうした「心の土台となる物語」の欠如にあるのではないかと私は考えています。
「心」が育たなければ「読解」は記号操作になる
国語の読解力とは、単に接続詞の使い方を覚えることではありません。 文章の行間にある「登場人物の葛藤」や「筆者が前提としている善悪の基準」を読み取る力です。
「なぜ、この人物はここで涙を流したのか?」 その答えを導き出すには、自分の中にどれだけの「人間の型」を持っているかが問われます。昔話を知ることは、その「型」を増やす最も贅沢で効率的な方法なのです。
当塾では、テクニック以前の「人間としての深み」を大切にした指導を心がけています。物語を豊かに受け止める力が、結果として一生モノの国語力を育むと信じているからです。
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