合格戦略コラム
子どもが読んだ本を"親が質問するだけ"で国語力が育つ方法
インフルエンザで寝込んでいました。ほぼ一日中布団の中で、うとうとしては目を覚ます……そんな中、娘のために買っておいた本がふと目に入りました。
『社会のふしぎ なぜ?どうして?1年生・2年生』
何気なく読み始めると、大人なら当然知っているはずのことが改めて問われると「あれ、うまく説明できないな」と詰まる場面が続出。知っているつもりで、実は言葉にできていないことがいかに多いか——そんな発見をしながら読んでいると、ふとこう思いました。
「これ、国語力を育てるのにうまく使えるな」と。
「説明して」ではなく「小テーマをそのまま質問にする」
この本には、たとえばこんなテーマが並んでいます。
・名前はどうして2つに分かれているの? ・神社とお寺は何が違うの?
お子さんがこのページを読み終えたとき、親御さんはこう声をかけてみてください。
「ねえ、なんで名前って2つに分かれているの?ママに教えて」 「お寺と神社って何が違うの?知ってる?教えてくれる?」
ポイントは、本にある小テーマをそのまま質問にするだけでいいということです。親御さんが内容を把握していなくても全く問題ありません。むしろ「知らないから教えて」という姿勢の方が、子どもは張り切って答えてくれます。
なぜこれが国語力につながるのか
「読む」ことと「人に伝える」ことの間には、大きな壁があります。
内容を理解し、頭の中で整理し、相手にわかる言葉と順番で話す——この一連の作業は、国語の読解・記述で求められる力とまったく同じです。
さらに、声に出して説明することで記憶への定着も深まります。雑学・教養として身につくのはもちろん、この本のテーマ自体が理科・社会の基礎知識とも重なるため、幅広い学力の土台になります。そして何より、親子の自然なやり取りが生まれます。
一石三鳥、四鳥では済まない効果があると感じています。
続けやすい工夫
この本は1テーマが見開き2〜4ページで完結しています。「1テーマ読んだら質問タイム」というリズムが作りやすく、負担なく続けられます。
シリーズは4年生まであり、学年が上がるにつれてテーマの難易度や語彙レベルも上がっていきます。語彙力を積み上げながら「読んで・整理して・伝える」力を日常の中で育てていける、非常に使い勝手のよいシリーズです。
療養中に娘の本から気づいた小さなヒントですが、ぜひご家庭で試してみてください。
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