合格戦略ブログ
国語のテストを解きっぱなしにしていませんか——解き直しが読解力を本当に伸ばす理由
数学や英語のテストが返ってきたとき、解き直しをする生徒は多くいます。ところが国語のテストや模試になると、解答と解説に目を通しただけで終わり、そのまま放置してしまう——そういった光景はよく見られます。
「国語は感覚だから見直しても意味がない」「解説を読めば分かった気になる」。そう思っている方も多いかもしれません。しかしそれが、国語の点数が安定しない大きな原因の一つになっています。
解答が返ってきたら、記憶が残っているうちに動く
テストや模試の解答・解説が配られたとき、そのタイミングが一番大切です。問題を解いたときの自分の思考がまだ記憶に残っているからです。
「なぜこの選択肢を選んでしまったのか」「記述で何が足りなかったのか」「なぜ部分点だったのか」。これらを、記憶が薄れる前に自分の言葉で掘り下げることが、国語力を上げる最短ルートです。時間が経てば経つほど、当時の思考は再現できなくなります。
解説を読むだけでは、力はつかない
解説授業を受けて「なるほど」と思う瞬間はあります。しかしそれだけでは、次に同じような問題が出たときに自分で判断できるようにはなりません。「分かった」と「できる」は別物だからです。
本当に力がつくのは、自分の解答の何が間違っていたのかを自分で考え抜いたときです。「本文のどこを根拠にしたのか」「筆者の主張をどう読み取っていたのか」「なぜ正解の選択肢ではなくこちらを選んだのか」。この問い直しを丁寧に行うことで、次に活きる読み方が定着していきます。
解き直しに時間をかけることが、確かな読解力になる
国語の解き直しは、答えを覚えることではありません。自分がどう読み、どう考え、どこでずれたのかを徹底的に見つめ直すことです。
この作業を繰り返すことで、文章を読む視点が少しずつ変わっていきます。「なんとなく読む」から「根拠を持って読む」へ。選択肢を「なんとなく選ぶ」から「消去と根拠で選ぶ」へ。記述を「思ったことを書く」から「問われていることに答える」へ。
地道な解き直しの積み重ねが、テストのたびに点数が変わる「不安定な国語」を、確かな得点源に変えていきます。
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