合格戦略ブログ
前橋・前女を目指すなら、国語は「伸ばす」より「落とさない」。志望校を決めるこの時期に
「前橋高校を目指すか、それとも別の道か」「前橋女子か、高崎女子か」。夏を前にしたこの時期、中学3年生のご家庭では、志望校をそろそろ固めはじめている頃だと思います。実際、当塾でも「前女か高女か」で悩んでいる生徒がいます。ここまで迷えるということは、それだけお子さんが上位に手が届く力を持っているということです。
その、上を目指すご家庭にこそ、今日はお伝えしたいことがあります。上位校を目指すほど、合否を最後に分けるのは国語です。しかも、多くの方が思っているのとは、少し違う理由で。
群馬の公立入試は「共通問題」。だから上位ほど国語がこわい
まず前提から。群馬県の公立高校入試は、どの高校を受けても同じ問題です。前橋高校だから難しい問題が出るということはありません。全員が、同じ国語の問題を解きます。
これが上位校ほど国語がこわい理由に直結します。共通問題ということは、上位を目指す子たちの得点は高い位置に密集します。数学や理科なら難しい一問で差がつくこともありますが、国語は上位ほど点が団子状態になり、たった1問のミスがそのまま順位を大きく下げてしまうのです。つまり上位校の国語は、「伸ばして差をつける」科目というより「みんなが取れる問題を、いかに落とさないか」の科目。ここがこれまであまり語られてこなかった、上位層の国語の本当のこわさです。
上位の子でも国語はこうして「落とす」
では、上位の子は具体的にどこで落とすのか。長年見てきて、はっきりした傾向があります。
① 選択肢で、「なんとなく」「思い込み」に負ける
いちばん多いのがこれです。読める子ほど選択肢を二択まで絞れます。
ところがそこから先で「自信をもってこれだ」と言い切れないともう一方も合っている気がしてくる。主観や思い込みが入り込み、最後の一択を外してしまう。実力があるのにこの「詰めの甘さ」で1問を落とすのは本当にもったいないことです。
② 落としてはいけない漢字を落とす
そして最近、上位の子でも増えていると感じるのが漢字のミスです。本来は確実に取れるはずのいわば"サービス問題"。ここを落とすと密集した上位層の中ではそのまま失点がボディブローのように効いてきます。「うちの子は上位だから漢字くらいは」と思っていると意外な落とし穴になります。
お気づきでしょうか。これらはどれも「難しくて解けなかった」失点ではありません。本来は取れたはずの“あと一歩”の失点です。そして上位校ほどこの一歩が合否を分けます。
だから国語は「根拠をもって読む」しかない
「なんとなく」「思い込み」で落とすなら対策は一つです。“なんとなく”をやめて根拠をもって読む。選択肢を選ぶときに「本文のここに書いてあるからこれだ」と言い切れる状態をつくる。これは性格でも運でもなく、正しい読み方の訓練で身につきます。彩が国語専門としていちばん時間をかけているのがまさにこの部分です。
そしてこれは、前橋・前女に限った話ではありません。前橋か高崎か、前女か高女か——上位で迷うすべてのお子さんに同じことが起こります。共通問題である以上、「落とさない国語」を作れるかどうかはどの上位校を目指すにしても必ず効いてきます。
志望校を決めるこの時期に国語の“落とさない力”を
中3のご家庭は志望校を決めつつある今だからこそ「上位で戦うための国語」を意識してほしいと思います。
そして中1・中2のご家庭も、期末テストが終わり「さあ、これからどうしよう」という今が始めどきです。“落とさない力”は一夜漬けでは作れません。早くから根拠をもって読む習慣をつけた子が入試本番で1点を拾い切ります。
お子さんが選択肢で迷いやすい、思い込みで答えてしまう、漢字で取りこぼす
もし一つでも心当たりがあれば、それは今伸ばせるところです。まずは体験授業(国語力診断)でお子さんの今の読み方を見せてください。上位で戦うためにどこを固めればいいかを具体的にお伝えします。
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