合格戦略ブログ
漢文がチンプンカンプン──その根っこは「古文」です
「漢文がまったく分からない」。
高校生からよく聞く言葉です。
実際、彩に通う高校生にも漢文がチンプンカンプンだという子がいます。漢文を苦手にする人は本当に多いのです。今日はその漢文の話をします。
漢文が苦手な人は古文も苦手
まず、大事なことをお伝えします。漢文が苦手な人には、はっきりした傾向があります。漢文が苦手な人は古文も苦手なことが多いのです。これは偶然ではありません。理由があります。
漢文はもともと中国の古典です。でも、日本で読むときは書き下し文に直して読みます。そして書き下し文に直した瞬間、それは古文になるのです。つまり漢文の根っこには古文があります。だから古文が苦手なままだと漢文もどこかで必ず行き詰まります。
句法を覚えても古文が分からなければ
漢文には、返り点などの読み方のルールや句法など覚えるべきことがたしかに多くあります。それを覚えることはもちろん必要です。でも、ここに落とし穴があります。句法を覚えても肝心の古文が理解できていないと結局は読めないのです。
書き下し文が読めない。つまり古文が読めない。その状態でいくら漢文の句法だけを詰め込んでも砂の上に家を建てるようなものです。土台が古文なのですからそこが崩れていては漢文も積み上がりません。漢文が苦手な高校生の多くが実はこの状態にあります。
だから、まず「古文」を固める
ここから結論です。漢文はもちろんやるべきです。でも、それ以上に古文をしっかり固めることを最優先にすべきです。古文という土台ができて初めて漢文もすっと読めるようになっていきます。
では、古文はどう固めるか。柱はいくつかあります。以前もお伝えしたとおりまず主語と述語をしっかり追うこと。古文は主語が省略されがちなので、ここが要です。同時に、古典文法を覚えること。そして、古文単語もしっかり身につけること。この土台があれば古文も漢文も読めるようになります。
後回しにされがち。でも伸びしろは大きい
古文や漢文は、現代文以上に後回しにされがちです。「難しそう」「とっつきにくい」とつい避けてしまう。でも、これは逆に考えると大きなチャンスです。
古文も漢文も、やればやっただけ成果が出やすい分野なのです。みんなが後回しにするからこそきちんと取り組めばぐっと差をつけられます。覚えるべきことはたしかにあります。でも、正しい順序で土台の古文から固めていけば、着実に伸びます。伸びしろが大きいのです。
これは高校生の話ですが、今の中学生にも通じる話です。中学のうちから古文に苦手意識を持たず、主語・述語を追う読み方を身につけておく。それだけで高校に上がってからの古文・漢文が、ずいぶん楽になります。
「漢文がまったく分からない」「古文がどうしても苦手」。そんな高校生、そしていずれに備えたい中学生。まずは、お子さんの今の状態を見せてください。どこから固めるべきかを正直にお伝えします。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学4年生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応。小学3年生以下はご相談ください)
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