合格戦略ブログ
国語の解説を読んでも「なぜ」がわからない|演習量を増やしても伸びない本当の理由
国語のテストで「なんとなく」答えを選んでいませんか。
実は国語を「なんとなく」で解いている人はとても多いです。記号問題は「これっぽい」で選び、記述問題は本文からそれらしい部分を抜き出してつなげる。それで点が取れてしまうこともあります。実際それで何とかなっている人もいます。
ただ「なんとなく」の国語は安定しません。ある回は80点なのに次の回は50点。文章との相性や運で点数が上下します。お子さんの国語の点数がテストのたびに大きく揺れるなら原因はここにあるかもしれません。
国語の「勉強のしかた」を教わる機会がない
数学なら公式や解き方を習います。英語なら文法や単語を習います。では国語の「読み方」や「解き方」を教わったことがあるでしょうか。
多くの子は国語の勉強法を知らないまま問題を解いています。だから「なんとなく」になるのです。本人の努力が足りないのではありません。やり方を知らないだけなのです。
答え合わせをしても合っているのかがわからない
国語の勉強にはもう一つやっかいな点があります。一生懸命に問題を解いても自分の答えが本当に合っているのか判断できないことです。
特に記述問題です。模範解答と自分の答えを見比べても言い回しが違う。これは丸なのか三角なのかバツなのか。何点もらえるのか。自分では判断がつきません。
選択問題でも同じです。答え合わせで「イが正解」とわかってもなぜイが正しくて自分が選んだウはだめなのか。そこがわからないまま次の問題へ進んでいる人は多いのではないでしょうか。
問題集の解説を読んでみるとたいていこう書いてあります。
「本文〇行目に△△とあるのでイが正解」。
読めばなんとなくわかった気になります。
でも別の文章を前にしたとき同じように答えを出せるかというと出せない。
わかったような、わからないような。
そんな感じで終わってしまうのです。
国語は同じ文章に二度と出会わない
数学なら「前に似た問題を見た」「このパターンは覚えている」「こういうときはこの公式を使う」ということができます。理科や社会なら覚えた知識がそのまま出題されることもあります。
ところが国語はテストのたびに文章が変わります。過去問を何十年分も解いたとしても本番で同じ文章に出会うことはまずありません。
つまり国語では「答えを覚える」勉強が通用しないのです。必要なのはどんな文章にも使える読み方と解き方です。それを身につけないまま問題数だけ増やしても力はなかなか積み上がりません。
演習量を増やしても読解は伸びにくい
「とにかくたくさん解けば伸びる」。そう考えて問題集を何冊もこなす子もいます。
たしかに多くの文章に触れれば読むスピードは上がるかもしれません。語彙や漢字も量をこなした分だけ成果が出ます。
けれども読解問題は「なんとなく」の演習をいくら重ねても伸びにくいのです。なぜ間違えたのかがわからないまま次を解くのは間違った読み方を繰り返し練習しているのと同じだからです。
わかったつもりで量を積む。点数は安定しない。不安なまま次の問題を「なんとなく」解き続ける。国語が苦手な子の多くはこの状態にいます。
一人ひとりの「なぜ」に答えてもらえない
最初の話に戻ります。結局のところ「自分の答えはなぜだめなのか」「なぜこれが正解なのか」を教えてもらえる機会がないのです。
集団授業には多くの問題に触れられるという良さがあります。ただ構造上どうしても解説は一方通行になります。先生が正解の理由を説明しても「私はなぜウを選んでしまったのか」にまでは答えられません。同じ問題を間違えても間違え方は一人ひとり違うのです。
彩が「1クラス4名」にこだわる理由
高崎国語塾 彩が1クラス4名までの超少人数にこだわっているのはこのためです。
4名までなら一人ひとりの答案を塾長が直接見ることができます。記号問題では「なぜそれを選んだの?」と聞いてその子の考えをたどる。記述問題では「どこまで書けていて何が足りないのか」をその場で示す。「なんとなく」を一つずつ「根拠をもって」に変えていく。これが彩の授業です。
答え合わせのあとに「なぜ」が残らない。自分の答えを自分で判断できるようになる。そうなって初めて国語の点数は安定します。
「国語の点数が毎回ばらつく」「答え合わせをしても何が悪いのかわからないと言っている」。お子さんにそんな様子があれば一度その「なぜ」を一緒にほどかせてください。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
国語専門・1クラス4名までの超少人数・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
