合格戦略ブログ
「問題文を読まない」だけで5点損している|国語のテストでよくある設問の読み飛ばし
先日、生徒たちと模試の結果について話をしていたときのことです。
「答え方を間違えました」「問題文をきちんと読んでいませんでした」。そんな声がいくつも出てきました。
実はこの問題文の読み飛ばしはとても多くの生徒がやっています。国語ができるかできないか以前の問題です。そしてここを直すだけで点数はすぐに変わります。
よくある三つの読み飛ばし
1.「誤っているものを選びなさい」で正解を選ぶ
いちばん多いのがこれです。「誤っているもの」「適切でないもの」を選ぶ問題で本文の内容に合っているものを選んでしまう。
ただ私はいつも不思議に思います。選択肢が4つなら本文に合っているものが3つあるはずです。合っている選択肢がいくつも見つかった時点で「あれ?」と気づけるはずなのに気づかない。問題文を読まずに「いつもの問題」だと思いこんで解いているからです。
2.「あてはまるものをすべて選びなさい」で一つしか選ばない
答えが一つとは限らない問題で一つ選んだところで安心してしまう。これもよく見かけます。
3.「25字で」を「25字以内で」と思いこむ
少し前の授業でのことです。「25字で書きなさい」という問題で23字の答えを書いた生徒がいました。「???」と首をかしげて見せたところでやっと気づきました。本人は「25字以内で」と思いこんでいたのです。
どれも「ケアレスミス」と片づけられがちです。でも実はミスではありません。問題文を最後まで読まない癖です。癖だからこそ何度でも同じことをくり返してしまうのです。
字数を正しく数えられない子も多い
もう一つ意外と多いのが字数を正しく数えられないことです。「そんなことあるわけない」と思われるかもしれません。でも実際にはかなり多いのです。
たとえば「25字で抜き出しなさい」という問題。25字くらいの長さになると数え間違えが増え正しい場所を見つけていたのに答えを外してしまうことがあります。
字数を数えるときは見た目で判断するのはだめです。シャーペンの先で一字ずつ追うのも数が増えると怪しくなります。おすすめは10字ごとに小さく線を入れることです。目に見える印があれば数え間違えはぐっと減ります。
これまでのブログでも書いてきましたが手を動かして「書く」ことはこういう場面でも大切なのです。
授業では徹底しているのにテストで癖が出る
彩の授業では「問題文をしっかり読む」「問題文に線を引く」を徹底しています。普段の授業ではできている生徒も多いのです。
それでもテストになると時間に追われる焦りからいつもの癖が出てしまう。これは私自身の反省でもあります。癖を直すにはくり返すしかありません。もう一度この基本をしっかりやり直していこうと思っています。
保護者の方へ。答案を見直してみてください
保護者の方にもぜひお願いしたいことがあります。お子さんのテストが返ってきたら点数だけでなくどんな問題で間違えたのかを一緒に見てみてください。
答案で確認したいポイント
・「誤っているもの」を選ぶ問題で正しいものを選んでいないか
・「すべて選びなさい」で一つしか選んでいないか
・「〜字で」「〜字以内で」の指定を守れているか
・抜き出し問題で字数を数え間違えていないか
・問題文に線を引いた跡があるか
もし当てはまるものがあれば「どうしてこんなミスを」と叱るのではなく「問題文に線を引いてみようか」と声をかけてあげてください。
問題文を読むだけで5点上がる
極端に言えば問題文をしっかり読むようにするだけで点数は5点くらい上がると私は思っています。新しい知識を覚えなくても今持っている力のまま取れる点数です。
特に上位校を目指す人ほどこういうところが差になります。みんなが取れる問題で落とさないこと。それが合格への一番の近道です。
高崎国語塾 彩では1クラス4名までの超少人数で塾長が一人ひとりの答案を直接見ています。どこで点を落としているのか。それは知識の問題なのか読み方の癖なのか。お子さんの答案を一度見せてください。
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高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
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