合格戦略ブログ
「解き直しは意味がない」は本当?|国語こそテスト後にやってほしい理由
中間テストの答案が返ってきた頃だと思います。点数を見て一喜一憂したあとその答案はどこにありますか。
テストのあとの「解き直し」。学校でも塾でもよく言われることです。ところが最近は塾の関係者の中にも「解き直しは意味がない」という声があります。今日はこの話から始めたいと思います。
「解き直しは意味がない」と言われる理由
理由はこうです。きちんとした解き直しができる子はそもそもあまり間違えない。一方で点数が伸び悩んでいる子は解き直しをしても答えを写すだけになり解き直しになっていない。だから意味がない、というわけです。
たしかに一理あります。答えを赤ペンで写して終わりなら何度やっても力はつきません。
それでも解き直しをするかどうかで差がつく
でも28年子どもたちを見てきてはっきり言えることがあります。解き直しをするかどうかでその後の結果は確実に変わるということです。
そして実際には成績がよく本当は解き直しをしなくてもよさそうな子ほどきちんと解き直しをしています。反対に解き直しが必要な子ほどやらない。だから差は開く一方です。
これは勉強に限った話ではありません。やったほうがいい人ほどやらない。大人の世界でもよくあることです。だからこそ「やる側」に回るだけで大きな差になるのです。
国語こそ解き直しに意味がある
「国語は次のテストで同じ文章が出ないから解き直しても意味がない」。そう考える子はとても多いです。数学や英語は解き直しても国語はやらない。点数を見て終わりにしてしまいます。
でも国語こそ解き直す意味があります。たしかに同じ文章は二度と出ません。けれども解き方・考え方・見るべきポイントはどの文章にも共通しています。
なぜその答えを選んだのか。正解の根拠は本文のどこにあったのか。どこを見落としたのか。それを一問ずつ確かめることで読み方そのものが身についていきます。そうすれば初めて読む文章にも対応できるようになるのです。
そして漢字や語句は解き直した分だけそのまま次につながります。国語の中でいちばん確実に積み上がる部分です。
国語の解き直しで確かめたいこと
1.なぜその答えにしたのかを言えるか
合っていた問題も含めて理由を言葉にしてみる。
2.正解の根拠は本文のどこにあったか
答えを写すのではなく本文に戻って確かめる。
3.問題文を正しく読めていたか
「誤っているもの」「〜字で」などを読み飛ばしていないか。
4.間違えた漢字と知らなかった語句
ノートに書き出して次のテストまでに覚える。
大事なのは答えを写すことではなく「なぜ」をはっきりさせることです。ここが解き直しになるかならないかの分かれ目です。
中1・中2の今だからこそ
中1・中2はまだ受験まで時間があります。今のうちに解き直しを習慣にしておけば中3になったときの力がまったく違ってきます。
保護者の方は点数だけでなく「どの問題をどう間違えたのか」を一緒に見てあげてください。叱る必要はありません。「この問題、どうしてこの答えにしたの?」と聞いてみるだけで十分です。
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高崎国語塾 彩
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