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合格戦略ブログ

2026-10-13 15:46:00

国語は「本文から読む」?「設問から見る」?|国語が得意な人ほど本文を先に読む理由

お子さんは国語の問題をどこから解いているかご存じですか。

文章から読むのか。設問から見るのか。実はこの「解く順番」は人によってかなり違います。そしてその違いが国語の点数の安定にも、将来の国語の力にも大きく関わっています。

 

国語の解き方は大きく3パターン

国語の読解問題の解き方は大きく分けると次の3つです。

A.本文を最後まで読んでから設問を解く

B.先に設問を見て、その答えがありそうなあたりだけを読んで解く

C.本文を読み進め、傍線部が出てきたらそのつど設問を解く

どれが正解というより、どれもよく見かける解き方です。BやCを勧める参考書や指導もあります。「時間が足りないなら設問から」と言われたことがある子もいるでしょう。

そのうえで高崎国語塾 彩ではAの「本文を先に最後まで読む」ことにしています。今日はその理由をお話しします。

 

説明文には「流れ」がある

まず説明的文章です。説明文や論説文には筆者の言いたいこと、つまり主張があります。そして文章はその主張に向かって一つの流れで組み立てられています。

話題を出し、例を挙げ、反対の意見にふれ、最後に自分の考えをまとめる。途中の一文だけを切り取っても筆者が本当は何を言いたいのかはわかりません。

先に全体を読んで筆者の主張をつかんでおけば、どの設問も「この文章はこういうことを言っている」という軸からぶれずに考えられます。全体を見てから問題を解くからずれないのです。

 

小説の気持ちは傍線部の近くにあるとは限らない

次に小説や物語文です。物語の設問では登場人物の気持ちや、その気持ちになった理由がよく問われます。

ところが心情の変化やその理由は傍線部のすぐ近くに書いてあるとは限りません。ずっと前の場面のできごとがきっかけになっていたり、少しずつ気持ちが変わっていく過程が何ページにもわたって描かれていたりします。

傍線部のまわりだけを読んで答えようとすると、その人物がなぜそう感じたのかがつかめません。物語は流れの中で読んで初めて気持ちが見えてくるものです。

 

設問から見ると作問者のわなにはまりやすい

特に注意が必要なのが選択肢の問題です。

選択肢には「本文に書いてある言葉を使っているけれど、内容は少しずれている」ものが必ず混ざっています。設問から見て傍線部のあたりだけを読む解き方だと、この本文の言葉が入っている選択肢に飛びつきやすくなります。

部分だけを見ていると、それが文章全体の中でどういう意味なのかがわからない。まさに「木を見て森を見ず」の状態です。作問者はまさにそこを突いてきます。

 

「設問から見たほうが速い」は本当?

「でも本文を全部読んでいたら時間が足りなくなるのでは」。そう思われる方も多いと思います。

実は逆です。設問を先に見て部分だけを読む解き方は、結局あちこちを行ったり来たりすることになります。前に戻り、後ろを探し、わからなくなってもう一度読み直す。かえって時間がかかることが多いのです。

彩では本文を読みながら線を引いたり印をつけたりしていきます。こうしておくと設問を見たときに本文のどこを見ればいいのかがすぐにわかります。読み直す必要がほとんどないので時間もかかりません。

そしてこの差は文章が長くなるほど大きくなります。高校入試や大学入試の長い文章で部分読みをしていると、探すだけで時間がなくなってしまいます。

 

国語が得意な子ほど本文を先に読む

これまで28年間たくさんの生徒を見てきましたが、国語が得意な子ほど本文を先にきちんと読んでいます。逆に点数が安定しない子ほど設問から見て答えを探しにいく傾向があります。

設問を見て答えのありそうなところを探す。これはその場の点数を取るためのテクニックとしては使えることもあるでしょう。でもテクニックで解いていると一生使える国語の力にはなりません。

文章を最初から読み、流れをつかみ、筆者や登場人物が言いたいことを受け取る。きちんと読解するとはそういうことです。この力は国語のテストだけでなく、ほかの教科の長い問題文にも、大人になってから読む文章にもそのまま生きていきます。

 

お子さんはどこから解いていますか

一度お子さんが国語の問題を解いているところを見てみてください。あるいは「国語の問題ってどこから解いてる?」と聞いてみてください。

□ 本文より先に設問を読んでいる

□ 本文に線や印がほとんど引かれていない

□ 解きながら本文を何度も行ったり来たりしている

□ 選択肢で二つまで絞って外すことが多い

当てはまるものがあれば、読み方そのものを見直すことで国語の点数が安定する可能性があります。

 

彩の授業では

高崎国語塾 彩では1クラス4名までの超少人数で、塾長が一人ひとりの読み方を直接見ています。本文をどう読み、どこに線を引き、設問とどう結びつけるのか。その子の読み方の癖を見ながら、初めて読む文章でも同じように読める力を育てていきます。

体験授業でも説明文を使って実際に「読み方」を体験していただけます。「うちの子の解き方、大丈夫かな」と思われたらお気軽にご相談ください。

 

お子さんがどこから解いているか気になったら
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高崎国語塾 彩

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2026.10.13 Tuesday
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