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合格戦略ブログ

2026-10-14 12:02:00

記述問題の解答欄を見ただけでやる気がなくなる子へ|記述は作文ではありません

「60字以内で説明しなさい」

この一文と大きな解答欄を見た瞬間に手が止まる。ため息が出る。気分がどんよりしてそのまま白紙で出してしまう。

記述問題が苦手な子にはこういう子がとても多いです。解く前からもう「やりたくない」になっているのです。

お子さんのテストを見て記述の欄だけぽっかり空いている。そんな経験はありませんか。

 

字数が多いと「書くことがない」と感じてしまう

記述が苦手な子に話を聞くとよく出てくるのがこの言葉です。

「そんなに書くことがない」

60字、80字、100字。マス目がずらっと並んでいるのを見るとそれだけの量を自分の頭から絞り出さなければいけない気がしてしまいます。書く前から気持ちで負けているのです。

でもここに大きな思い違いがあります。

 

記述は作文ではない

読書感想文や作文なら自分の思ったこと、自分の体験を書きます。書く材料は自分の中から出すしかありません。

ところが国語の読解の記述問題は違います。記述は作文ではありません。自分のことを書くのではなく本文から読み取ったことを書くものです。

つまり答えの材料はすでに本文の中にあります。自分でゼロから考え出す必要はないのです。

「書くことがない」と感じている子は記述を作文のように考えています。だから字数を見て「そんなに自分の中から出てこない」と思ってしまうのです。

 

字数は「材料がいくつあるか」のヒント

本文から書くものだとわかると字数の見え方が変わります。

字数が多いのはあなたにたくさん考えさせたいからではありません。本文の中から集めてくる材料が多いというだけです。

たとえば80字の記述でも一つの文で80字を書くわけではありません。20字前後のかたまりが3つか4つ集まって80字になります。字数が多い問題ほど「本文の何か所かから材料を集めてきてね」という合図なのです。

字数は敵ではなくヒントです。字数に驚かされないこと。これが記述問題のいちばんの土台です。

 

書き始める前にやってほしいこと

解答欄を見てブルーになる前に、まずはこの順番で手を動かしてみてください。

① 問題文の最後を見る

「なぜですか」と聞かれていれば答えは「〜から。」で終わります。「どういうことですか」なら「〜ということ。」です。何を聞かれているかがわかると探すものが決まります。

② 本文の中で答えにつながるところに線を引く

いきなり解答欄に書き始めないこと。まずは本文に戻って材料がありそうなところに線を引きます。字数が多ければ線を引く場所も増えるはずです。

③ 線を引いたところをつなぐ

集めた材料を問題に合う形でつなげれば答えの骨組みができます。ここまで来れば「書くことがない」はなくなっています。

最初からきれいな文にしようとしなくて大丈夫です。白紙では点はもらえませんが、材料が入っていれば部分点がもらえることも多いのが記述問題です。

 

「あなたの考えを書きなさい」は別もの

ひとつだけ補足です。テストによっては「あなたの考えを書きなさい」という問題もあります。こちらは自分の意見を書く問題なので作文に近いものです。

今回お話ししているのはあくまで本文を読んで答える記述問題のことです。まずは問題文を読んでどちらの記述なのかを見分けることも大切です。

 

小5〜中2の今のうちに

記述問題は学年が上がるほど字数が増え、配点も大きくなっていきます。中学受験でも高校入試でも記述で点が取れるかどうかは大きな差になります。

「記述はいやだ」という気持ちは一度ついてしまうとなかなか抜けません。受験学年になってから慌てて記述の練習を始めるより、小5〜中2のうちに「記述は本文から書くもの」という感覚を身につけておくほうがずっと楽です。苦手意識が固まる前の今がいちばんの時期です。

 

保護者の方へ

お子さんが記述を白紙で出しているとき「何でもいいから書きなさい」と声をかけたくなるかもしれません。

でも記述が作文だと思っている子に「何でもいいから」と言うと、ますます自分の中から絞り出そうとして苦しくなります。

代わりにこう聞いてみてください。

「本文のどこに書いてあったと思う?」

答えは自分の中ではなく本文の中にある。この一言で記述の見え方が変わる子は少なくありません。

 

彩の授業では

高崎国語塾 彩は1クラス4名までの超少人数で塾長が一人ひとりの答案を直接見ています。

記述問題では「どこまで書けていて何が足りないのか」をその場で示します。白紙だった子には本文のどこに材料があったのかを一緒に確かめます。「書けた」という経験を一つずつ重ねていくと解答欄の広さにおびえなくなっていきます。

「記述になると手が止まる」「解答欄が空いたままの答案が多い」。お子さんにそんな様子があればお気軽にご相談ください。

 

記述の解答欄が空いたままになっていたら
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高崎国語塾 彩

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2026.10.14 Wednesday
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