合格戦略ブログ
受験生の親にできること|言ってはいけない声かけと、いちばん大事な「いつも通り」
こんにちは。高崎国語塾 彩の蓮です。
今日は、受験生のお子さんを持つ保護者の方へのお話です。中3や小6のご家庭はもちろん、定期テストのたびに気持ちが揺れるほかの学年のご家庭にも、読んでいただけたらと思います。
28年塾で教えてきて、この時期になると毎年同じことを保護者の方にお伝えしてきました。少し耳の痛い話もあるかもしれません。でも、お子さんのために知っておいてほしいことです。
不安になるのは、当然です
成績が上がらない。むしろ下がっている。結果が出ないと、親として不安になるのは当然です。つい強く当たってしまうこともあると思います。
特に、本人が一生懸命やっているとき、塾の時間を増やしたときなど、何か手を打ったあとほどその気持ちは強くなります。「これだけやったのに、どうして」と思ってしまうのです。
結果がすぐに出ないのには、理由がある
ただ、勉強の結果はすぐに出るとは限りません。積み重ねたことが形になるまでには、時間がかかります。
また、一生懸命やっているように見えても、やり方が少しずれていることもあります。時間を増やしたことで、自分で考える時間が減り、かえってマイナスになっている場合もあります。
だからこそ、目の前の結果だけで判断しないでほしいのです。
ついやってしまう、逆効果の関わり方
こんな関わり方は、逆効果です
・マンガやスマホ、ゲームを見るたびに「勉強しなさい」と言う
・結果に怒る
・「なんで上がらないの?」「これじゃ志望校に行けないよ」と言う
・スマホを取り上げる
子どもは一日中勉強しているわけではありません。遊ぶこともあれば、寝たいときもあります。友達とスマホでやりとりすることもあるでしょう。その一場面だけを見て「勉強しなさい」と言っても、勉強する気持ちは生まれません。スマホを取り上げるご家庭もあるようですが、それで成績が上がることはまずありません。
そしていちばん避けてほしいのが、結果を見て責めることです。「なんで上がらないの?」「これじゃ志望校に行けないよ」。この言葉で前を向ける子はいません。
怒って成績が上がるなら、みんな上がっている
少し笑い話のようですが、怒って成績が上がるなら、みんなとっくに上がっています。
怒られることが続くと、子どもは「怒られないため」に勉強するようになります。それは結局、勉強しているふりをすることや、答えを写すようなずるにつながるだけです。間違えても怒られない。だから安心して間違えられる。そういう家庭のほうが、子どもは確実に伸びていきます。
見てほしいのは、結果ではなくプロセス
結果だけでなく、そこまでの過程を見てあげてください。点数が上がらなくても、良かったところは必ずあります。前より解けるようになった問題、続けられている勉強、あきらめずに向かっている姿勢。
そのうえで、今のままで何がいけないのか、次に何を変えればいいのかを一緒に考える。過去を責めるのではなく、未来に向かって進めるようにしてあげることが大切です。
親にできること
親にしかできないこと
・温かい食事を用意すること
・「何があってもあなたの味方」「どんな結果になっても大丈夫」と安心させること
・子どもを信じること
安心して勉強できる環境をつくること。それが親にできるいちばんのことだと私は考えています。
いちばん大事なのは「普通」
私がいちばん大事だと思っているのは、「普通」です。いつも通りです。
受験生だからといって、特別な扱いをする必要はありません。テストの前だからと「頑張ってね」と声をかけたり、豪華な食事やカツを用意したりしなくても大丈夫です。特別にすればするほど、子どもは変に意識してしまいます。当たり前の毎日を、そのまま過ごせばいいのです。
反対に、気を使いすぎて家事やお手伝いを免除する必要もありません。やるべきことは、受験生でもやります。
「受験生だから」という甘えは許さない。その代わり、勉強以外の時間も認めてあげる。どうしても眠い日もあります。どうしてもやりたくない日もあります。そういう日もあるんです。
ただ「いつも通り」は、気をゆるめていいという意味ではありません。受験生にとっては、適度な緊張感があることも大事です。張りつめすぎず、ゆるみすぎず。その状態を毎日続けるために欠かせないのが、体調管理です。
これから寒くなり、風邪やインフルエンザがはやる季節に入ります。寝る時間と起きる時間をいつも同じにすること、温かい食事をとること。特別なことではなく、毎日の当たり前を整えることが、いちばんの体調管理です。
親のほうから「特別な日」をつくらない
もう一つ、大事にしてほしいことがあります。親のほうから特別な日をつくらないことです。
「今日はクリスマスだから」「お正月くらいは」。その気持ちはわかります。年中行事やお祝いも大切ですし、その日は勉強の時間が少し短くなることもあるでしょう。それ自体を否定するつもりはありません。
ただ、親のほうから「今日くらいはやらなくても」と言ってしまうのは違います。受験生にとっては、どの日も同じ一日です。受験生は、やらない日をつくりません。
同じように、急な用事や予定を入れることも避けてください。子どもは計画を立てて勉強しているはずです。その計画を、親の都合で崩さないようにしてあげてください。
結果は結果
最後に。結果は結果です。どんな結果になっても、子どもが次に向かえるようにしてあげてほしいと思います。
たとえ不合格だったとしても、それは恥ずかしいことでも悪いことでもありません。体裁は関係ありません。行った学校で、子どもが輝ければいいのです。
お母さんもお父さんも、全部を背負わなくていい
そして、お母さんやお父さんがすべてを背負わないことも大切です。あれもこれもやってあげる必要はありません。
困ったときは、まわりを頼っていいのです。学校の先生、先に受験を経験した先輩ママやパパ、塾に通っているなら塾の先生。お子さんのことを一生懸命考えている人は、きっとたくさんいます。
だからこそ私も、国語のことだけでなく、ほかの教科や学習の状況、体調のことまで気にかけてお話しするようにしています。不満やぐちを聞くこともあります(笑)。それくらいでちょうどいいと思っています。
親の焦りほど、子どもの不安をかき立てるものはありません。子どもがいつも通りでいいように、保護者の方もいつも通りでいいのです。
これは受験生に限った話ではありません。定期テストや模試の結果に一喜一憂しそうになったときにも、思い出していただけたらうれしいです。
■ こんな生徒に向いています
・国語以外はそこそこ取れるのに、国語だけ伸びない
・高高・高女・前高・前女など上位校を目指している
・中央中等・四ツ葉学園・農大二中を目指す小学生
・模試やテストの国語で点数が安定しない
・本人が「国語をなんとかしたい」と思っている
■ ご入塾にあたってお願いしていること
・授業の進め方は、塾長にお任せください
・宿題は必ずやってきてください
・日程の変更は、前日までにご連絡ください
・お子さんの希望は、できるだけご本人の言葉で聞かせてください
・「塾に入れておけば安心」ではなく、ご家庭でも見守ってください
高崎国語塾 彩
国語専門|小4〜高3対応|1クラス4名まで・塾長直接指導
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜
(中学受験・大学受験・小論文にも対応/他塾との併用も歓迎)
