合格戦略ブログ
言葉は、使わないと身につかない|語彙・ことわざ・敬語・主語と述語の差は日常から
こんにちは。高崎国語塾 彩の蓮です。
小学生や中学生と話していると、言葉の力の差をとても強く感じます。今日はその話です。テストの点数にも、実はそのままつながっている話です。
話していると、言葉の差が見えてくる
まず、語彙の差です。ある言葉の意味を説明すると、今度はその説明の中に出てきた言葉がわからない。そんなことがよくあります。一つの言葉を知らないと、その説明も、そのまた説明もわからない。語彙の差は、こうして少しずつ広がっていきます。
慣用句やことわざも同じです。問題を解いてもらうと、知っている子と知らない子の差がとても大きい。特にことわざは、慣用句に比べて日常の会話や文章で触れる機会が少ないので、知らない子が多いのです。
最近気づいたのが、敬語です。もちろん、ふだんの会話で敬語を使ってほしいという話ではありません。ただ、話していると、敬語を自然に使える子と、使い方が少しあやしい子がいます。そしてその差は、問題を解くときにもそのまま表れているように感じます。敬語は、入試に出るかどうかにかかわらず、社会に出てからとても大切な言葉の力です。
そして、私がいちばん気になるのが、主語と述語の乱れです。会話ではそれほど気になりません。でも書くとなると話は別です。記述問題の答案でも、「誰が」「どうした」がかみ合っていない文がふつうに出てきます。書いた本人は、なかなかそれに気づけません。
問題集でやっても、忘れてしまう理由
こうした言葉の力は、問題集でいくら練習しても、そのときはできても、しばらくすると忘れてしまいます。
社会の公民で、政治の言葉を知っているかどうかで理解に差が出るのと同じです。ふだんの生活で使っていない言葉は、基本的に身につきません。英単語や漢字を何十回書いても覚えられないことがあるのも、それを使う場面がないからです。
脳は、たくさん入れたものを覚えるのではありません。何度も使ったものを「これは大事だから覚えておこう」と判断して、残すのです。昨日の夕飯を覚えていないのは当たり前で、それは必要のない情報だからです。
いちばんわかりやすいのは、好きな歌かもしれません。覚えようとしたわけではないのに、何度も歌っているうちに、いつの間にか歌詞が全部出てくるようになる。言葉も同じです。
言葉は、日常で身につく
言葉は、会話の中で、読書の中で、遊びの中で身につきます。もちろん問題を解くことも大切です。ただそれも、覚えた言葉を実際に使う場面の一つとして生かしてこそ、力になります。
ご家庭でできることを、いくつか挙げてみます。
語彙 会話の中で、少し難しい言葉を使ってみる
知らない言葉が出てきたら、その場で一緒に調べる。説明の中にまたわからない言葉が出てきたら、それも調べる。言葉を「つなげて」覚えていくのがコツです。
ことわざ・慣用句 遊びで触れる
ことわざかるたや、しりとりのような言葉遊びは、楽しみながら何度も言葉を口にできます。会話の中で「それって、〇〇だね」と使ってみるのもおすすめです。
敬語 使う場面をつくる
お店や電話、親戚との会話など、敬語を使う場面に少しずつ立たせてみる。大人が使っている姿を見せるだけでも違います。
主語と述語 書いたら読み返す
作文や記述を書いたら、「誰が」「どうした」がかみ合っているかを一緒に確かめる。長い一文を二つに分けるだけで、ねじれはぐっと減ります。
使った言葉が、その子の言葉になる
言葉の力は、一日で身につくものではありません。でも、毎日の会話や遊びの中で少しずつ使っていけば、確実にその子の言葉になっていきます。そしてその言葉が、文章を読む力にも、記述を書く力にもつながっていきます。
彩の授業でも、文章の中で出会った言葉をその場で確かめ、使いながら覚えていくことを大切にしています。言葉は、使ってはじめて自分のものになります。
■ こんな生徒に向いています
・国語以外はそこそこ取れるのに、国語だけ伸びない
・高高・高女・前高・前女など上位校を目指している
・中央中等・四ツ葉学園・農大二中を目指す小学生
・模試やテストの国語で点数が安定しない
・本人が「国語をなんとかしたい」と思っている
■ ご入塾にあたってお願いしていること
・授業の進め方は、塾長にお任せください
・宿題は必ずやってきてください
・日程の変更は、前日までにご連絡ください
・お子さんの希望は、できるだけご本人の言葉で聞かせてください
・「塾に入れておけば安心」ではなく、ご家庭でも見守ってください言葉の力を育てるヒントを、毎週お届けしています
高崎国語塾 彩
国語専門|小4〜高3対応|1クラス4名まで・塾長直接指導
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜
(中学受験・大学受験・小論文にも対応/他塾との併用も歓迎)
