合格戦略ブログ
国語を教えると必ずモメる親へ|伝わらないのは、愛情も根気も悪くない
こんにちは。高崎国語塾 彩の蓮です。
宿題を見てあげようと、ていねいに説明する。それなのに返ってくるのは「ちがうの!」「先生はそう言ってなかった!」。気づけば言い合いになって、最後はお互いに不機嫌なまま。
「私の教え方が悪いのかな」。そう自信をなくしている保護者の方に、まずお伝えしたいことがあります。国語で親子がモメるのは、愛情や根気が足りないからではありません。国語は、そもそも親が教えにくい教科なのです。
数学は答え合わせができる。国語は…
数学なら、答えが合っているかどうかはすぐにわかります。途中の式を見れば、どこで間違えたのかも親子で確かめられます。
ところが国語は、親が「こういうことでしょ」と説明しても、子どもは納得しません。子どもには子どもの読み方があり、親の説明が「お母さんの考え」にしか聞こえないからです。ここから、すれ違いが始まります。
親の教えが通りにくい、3つの理由
① 大人は「なんとなく」読めてしまう
大人は、文章を読めば答えがなんとなくわかります。でも、なぜその答えになるのかを、本文のどこを根拠にして、どんな手順でたどり着いたのかと聞かれると、言葉にするのはとても難しいのです。結果として「読めばわかるでしょ」になってしまいます。国語の答えは本文の中にあり、根拠を示して初めて子どもは納得します。
② 「何を聞かれているか」を説明しにくい
「理由を答える問題」と「内容を答える問題」の違い、記述の条件や文末。設問の読み方を、子どもにわかる言葉で説明するのは、実は専門的な技術が必要です。
③ 親子だから、感情が入る
ほかの大人に言われれば素直に聞けることも、親に言われると反発したくなる。中学生ならなおさらです。これはどの家庭でも起きる、ごく自然なことです。
つまり、モメるのは教え方の問題というより、国語という教科と、親子という関係の問題なのです。
親が「教える」以外にできる、2つのこと
では、親は何もしないほうがいいのかというと、そうではありません。教えなくても、国語の力を支える方法があります。
① 言葉にふれる環境をつくる
国語の力の土台は語彙です。言葉の意味を知っているだけで、読める文章は大きく変わります。
語彙は、問題集を解くより、ふだんの生活の中で増やすほうが身につきます。知らない言葉が出てきたら一緒に調べる。会話の中で、少し難しい言葉をあえて使ってみる。小学生なら、しりとりやことわざかるたのような遊びもおすすめです。自分で言葉を思い出して使うことが、いちばんの練習になります。
② 教えずに、聞き役に回る
答えを説明する代わりに、聞いてみてください。
「その答え、どこに書いてあった?」
「どうしてそう思ったの?」
正解を教えなくても大丈夫です。子どもが自分で本文に戻って、根拠を探すきっかけになります。親は答えを持っている人ではなく、聞いてくれる人。それだけで、言い合いはぐっと減ります。
「教える役」は、外に任せていい
国語を教えることは、先生や塾に任せてしまっていいのです。教える役を手放すことは、勉強を放り出すことではありません。親は応援する役、先生は教える役。役割を分けたほうが、親子の関係も子どもの国語も、うまくいくことが多いのです。
私自身、授業ではご家庭での様子もうかがいながら、どこでつまずいているのかを一人ずつ確かめています。ご家庭では、温かく見守っていただくだけで十分です。
まずは、つまずいている場所を知る
教える前に大切なのは、お子さんがどこでつまずいているかを知ることです。漢字や語句などの知識なのか、設問の読み違いなのか、記述の書き方なのか。原因によって、やるべきことはまったく違います(中1・中2で国語だけ点数が揺れる|3つの原因)。
親子の関係を壊さないまま、国語が伸びていく家庭はたくさんあります。「家で教えると、どうしてもモメてしまう」。そう感じたら、一度体験授業でお子さんのつまずきの場所を確かめてみてください。つまずきの場所を知って持ち帰っていただくだけでも歓迎です。
■ こんな生徒に向いています
・国語以外はそこそこ取れるのに、国語だけ伸びない
・高高・高女・前高・前女など上位校を目指している
・中央中等・四ツ葉学園・農大二中を目指す小学生
・模試やテストの国語で点数が安定しない
・本人が「国語をなんとかしたい」と思っている
■ ご入塾にあたってお願いしていること
・授業の進め方は、塾長にお任せください
・宿題は必ずやってきてください
・日程の変更は、前日までにご連絡ください
・お子さんの希望は、できるだけご本人の言葉で聞かせてください
・「塾に入れておけば安心」ではなく、ご家庭でも見守ってください
高崎国語塾 彩
国語専門|小4〜高3対応|1クラス4名まで・塾長直接指導
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜
(中学受験・大学受験・小論文にも対応/他塾との併用も歓迎)
