塾長ブログ
うちの子は公立中高一貫校向き?6年間で大きく伸びる生徒のタイプを見極める
こんにちは。高崎国語塾 彩の塾長です。
群馬県内でも、県立中央中等教育学校、伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校、太田市立太田中学校といった公立中高一貫校は、その特色ある教育内容と6年間一貫の学び舎として、多くの保護者の方々から注目を集めています。
学校説明会に行ったり、パンフレットを見たりする中で、きっと「素晴らしい学校だけど、うちの子に合うのかな?」「どんな子がこの学校で力を伸ばせるんだろう?」という疑問をお持ちになるのではないでしょうか。
公立中高一貫校は、すべての生徒に合うわけではありません。しかし、特定の意欲や特性を持つお子さんにとっては、従来の中学・高校とは異なる環境で、大きく才能を花開かせる可能性を秘めています。
この記事では、公立中高一貫校で充実した6年間を送り、大きく成長していく生徒に共通する、いくつかの「タイプ」や「特性」についてご紹介します。お子さんの様子と照らし合わせながら、学校選びのヒントにしていただければ幸いです。
1.「なぜ?」を探求する!知的好奇心が旺盛な子
公立中高一貫校の大きな特徴の一つに、「探究学習」や教科を横断した発展的な学びが充実している点があります。これは、単に知識を詰め込むだけでなく、「なぜそうなるのだろう?」「どうなっているのだろう?」と疑問を持ち、自分で調べ、考え、まとめていく力を育むことを重視しているからです。
・物事の背景や理由を知りたがる
・興味を持ったことには時間を忘れて没頭できる
・教科書の内容を超えて、自分で本を読んだり調べたりするのが好き
・難しい問題や、すぐには答えが出ない問いにも粘り強く考えられる
もしお子さんが、こうした知的な「探求心」を持っているなら、公立中高一貫校の環境は、その好奇心を満たし、さらに広げるための最高の舞台となるでしょう。
2.「考えること」そのものを楽しめる子
公立中高一貫校の入学者選抜では、学力試験ではなく「適性検査」が課されます。これは、知識の量だけでなく、思考力、判断力、表現力といった、自分で「考える力」を測るためのものです。入学後も、こうした力を伸ばすための授業が多く展開されます。
・パズルや論理的なゲームが好き
・文章や資料を読んで、そこから言えることを読み解くのが得意
・自分の考えを説明したり、文章にまとめたりすることに抵抗がない
・一つの正解だけでなく、様々な角度から物事を捉えようとする
「答えを知っている」ことよりも、「どうやって答えにたどり着いたか」というプロセスを大切にできるお子さん、そして、答えのない問いに対しても怯まず「考えてみよう!」と思えるお子さんは、適性検査の対策を通じて力を伸ばせるだけでなく、入学後もその強みを活かして学びを深めていけるでしょう。
3.6年間を自分らしく!自律心と協調性を兼ね備えた子
公立中高一貫校は、文字通り6年間同じ学校で過ごします。高校受験がないため、中学3年生になっても受験勉強一色にならず、部活動や生徒会活動、学校独自のプロジェクトなどにじっくり打ち込める時間を確保できます。
・ある程度、自分で学習計画を立てたり、課題に取り組んだりできる(自律性)
・周りの意見を聞きながら、友達と協力して物事を進められる(協調性)
・集団での活動や、多様な価値観を持つ人々との関わりを楽しめる
・新しい環境や活動にも積極的に参加しようとする意欲がある
6年間という長いスパンで、自分で目標を設定し、計画的に活動できる自律性、そして様々な活動で多くの友人と関わる協調性は、学校生活をより豊かにするために大切な要素です。先生からの手厚いサポートはもちろんありますが、ある程度自分で道を切り拓いていく力のあるお子さんが、より多くのチャンスを掴める環境と言えます。
4.将来を見据え、長期的な成長を願う子
公立中高一貫校は、卒業後の大学進学なども視野に入れた教育を行いますが、単なる受験のための詰め込み教育ではありません。6年間を通して、社会に出ても役立つ幅広い教養やスキルを身につけ、生徒一人ひとりが自分の将来像を描けるようにサポートします。
・目先のテストの点数だけでなく、長期的な視点で学びたいという意欲がある
・将来「こんなことをしてみたい」「こんな人になりたい」という漠然とした目標でも良いので持っている
・幅広い分野に興味を持ち、様々な経験を通じて自分の可能性を探したい
・社会の出来事に関心があり、自分とのつながりを考えようとする
将来に向けて「どんな力をつけたいか」「どんな自分になりたいか」を考えながら学べるお子さんにとって、公立中高一貫校は、その成長を力強く後押ししてくれる場所となるでしょう。
当てはまる数より「共感」が大切
ここまで4つのタイプの生徒像をご紹介しましたが、お子さんがこれらの特徴すべてに完璧に当てはまる必要は全くありません。
これらの特性は、公立中高一貫校での6年間の学びや経験を通じて、大きく育まれるものだからです。
最も大切なのは、「お子さんの持っている興味や強みが、公立中高一貫校の教育方針や環境と響き合うかどうか」という視点です。
「こういう勉強なら面白そう!」「こんな活動をしてみたい!」「この学校の雰囲気が好き!」といった、お子さん自身の内側からの「共感」や「行ってみたい」という気持ちが何よりも重要です。
ぜひ、お子さんの普段の様子を観察し、どんな時に目を輝かせているか、どんなことに興味を持っているかを見てあげてください。そして、学校説明会や文化祭などの機会に、お子さんと一緒に学校の雰囲気を肌で感じてみることをお勧めします。
公立中高一貫校は、すべての子に合う唯一の道ではありません。しかし、特定の意欲と特性を持つお子さんにとっては、その後の人生の大きな糧となる素晴らしい成長の機会を与えてくれる環境です。お子さんの個性と可能性を信じ、最適な学校選びをサポートしてあげてください。
公立中高一貫校対策なら高崎国語塾 彩へ
高崎国語塾 彩では、公立中高一貫校の適性検査で求められる「考える力」「表現する力」を育む指導に力を入れています。また、お子さんの個性や強みを見極め、最適な学校選びについてのご相談も承っております。
公立中高一貫校に関心をお持ちの方は、ぜひ一度、当塾の無料体験授業にお越しください。
「国語の点数が安定しない…」その不安、今が動くタイミングです|高崎国語塾彩
ゴールデンウィークも終わり、少しずつ学校生活のペースも戻ってきた頃かと思います。
そんな今、保護者の方からよく聞くのがこんなお悩みです。
・「うちの子、国語だけ点数が安定しないんです」
・「読解問題は“なんとなく”で答えている感じがする」
・「記述問題になると、何を書けばいいのかわからないようで…」
・「模試や実力テストで、国語だけガクッと落ちるんです」
この“モヤモヤした不安”、実は見過ごしてはいけないサインです。
国語の力は、他の教科の理解力や将来の学力にも直結するからです。
国語の苦手は、「センス」ではなく「読み方」の問題
「国語って、どう勉強すればいいかわからない」
これは、多くの保護者・お子さんが感じていることです。
ですが、国語には明確な“読み方”と“考え方”の型があります。
高崎国語塾彩では、以下のような力を段階的に身につけていきます。
・文章のどこに注目して読むか
・設問に対して、どこを根拠に答えを導くか
・記述で何をどう書けばいいか(型とポイント)
・文法・語彙・漢字などの基礎力の土台づくり
「なんとなく読んで、なんとなく答える」国語から、
「根拠を持って読む、解く」国語へと変えていく指導をしています。
なぜ「国語専門塾」なのか
一般的な塾では、国語はおまけ程度だったり、国語はなかったり…
指導も「なんとなく解説」で終わってしまうことも少なくありません。
しかし、国語は本来じっくりと時間をかけて育てる教科です。
高崎国語塾彩は、国語だけに特化した専門塾だからこそ、
一人ひとりに合わせた個別指導が可能です。
文章の読み方から、記述の添削、語彙力の強化まで、
必要なことを丁寧に、じっくりと指導しています。
こんなお子さまにおすすめです
・中学受験(中央中等・四ツ葉学園など)を目指す小学生
・高崎高校・高崎女子高校など上位校を目指す中学生
・中堅〜上位大学を視野に入れている高校生
・学校の国語授業についていけず、どうにかしたいと思っている方
・記述問題や読解問題がとにかく苦手な方
体験授業・学習相談 受付中
「本当に国語って変わるの?」と疑問に思う方こそ、
まずは一度、体験授業を受けてみてください。
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一人ひとり丁寧に向き合えるタイミングです。
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国語に少しでも不安がある方、ぜひお気軽にご相談ください。
この春の不安を、夏の成長につなげていきましょう。
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国語力を伸ばす家庭が“絶対に言わない”3つの言葉
「うちの子、国語が苦手で…」
そんな相談をよくいただきます。
でも実は、勉強方法よりも“日頃の声かけ”のほうが、国語力に大きな影響を与えていることをご存じですか?
今回は、国語力がなかなか伸びない子の家庭でよく聞く「NGワード」を紹介します。
子どもの力を伸ばすために、ぜひチェックしてみてください。
【1】「とりあえず答えを書けば?」
焦る気持ちはわかります。でも、これは“考える力”を奪ってしまう声かけです。
読解は「なぜそう思うのか」を筋道立てて考える練習。答えを急かすより、「どう思った?」「どこを読んでそう考えたの?」と問いかけてあげましょう。
【2】「もっとちゃんと読めばいいんでしょ」
これは、読めていない子にとってプレッシャーでしかありません。
実際には「読んでいるつもり」になっていることが多く、読み方や着眼点を教える必要があります。
国語が苦手な子は「読み方」がわからないのです。
【3】「国語なんて感覚でしょ?」
これは完全な誤解です。
国語はセンスではなく「技術」です。
段落の役割、指示語の読み方、理由の書き方…すべて訓練で身につく力です。
親がこう思っていると、子どもも「自分には無理」と思い込んでしまいます。
子どもは、大人が思っている以上に親の言葉に影響を受けています。
声かけ一つで、「どうせムリ」から「やってみよう!」に変わることもあります。
高崎国語塾彩では、勉強の技術だけでなく、“考える力”を育てるための声かけや接し方もアドバイスしています。
ぜひ、一度ご相談ください。
なぜ、成績上位層ほど“国語の専門塾”に通うのか?──全教科の土台となる「国語力」の重要性とは
「うちの子、国語はまあまあできてるし、塾でわざわざ習うほどでは…」
そんなふうに思われる方、意外と多いかもしれません。
でも実は、成績上位層の生徒こそ“国語の専門塾”を選んで通っているという現実があります。なぜでしょうか?
今回は、高崎国語塾彩がなぜ今、注目されているのか、そしてなぜ国語力が本当に大切なのかをお伝えします。
◆「国語ができる=成績がいい」はもう古い?
学校のテストでは国語の点数が良くても、
・英語の長文読解が苦手
・社会や理科の文章問題になると得点が落ちる
・数学の文章題が読み切れない
というお子さん、多くいらっしゃいます。
これは、「国語のテストでは点が取れる=国語力がある」とは限らないということを意味しています。
◆成績上位層の保護者が気づいていること
実際、上位校や難関中高一貫校を目指すお子さんの多くが、国語専門の指導を求めて高崎国語塾彩に来られています。
その理由は明確です。
国語はすべての教科の土台だから。
読解力、語彙力、論理力――これらがなければ、どの教科でも“本当の意味での理解”ができません。
応用問題、資料読解、記述式、すべてに必要なのが国語力です。
◆読めない・書けないは、すべての教科に波及する
英語の「英単語の意味」をひらがなで書く、
社会の「語句」も全部ひらがな、
そんな子は国語だけでなく、他教科でも点が伸び悩む傾向にあります。
これは、
・「言葉の正確な理解」ができていない
・「書く力」=「思考力の表現」が育っていない
という根本的な問題につながっているのです。
◆「できる子」は、国語でさらに伸びる
成績上位の子ほど、国語を「これでいいや」で済ませません。
難関校に進学した生徒の多くが、記述力や読解力を鍛えることに時間をかけています。
高崎国語塾彩では、ただ国語の点数を上げるだけでなく、他教科や将来にもつながる本物の言語力を育てることを大切にしています。
◆国語を鍛える=未来を広げる
お子さんが今、
・文章の意味をうまく捉えられな
・記述問題になると手が止まる
・他教科でも読解や説明問題が苦手
そんな様子があるなら、それは国語力が「土台」として不足しているサインかもしれません。
高崎国語塾彩では、小4〜高3までを対象にした少人数制個別指導で、一人ひとりの課題に合わせて「読む・書く・考える力」を伸ばします。
📌 現在、無料体験授業受付中です。
お問い合わせは、お問合せフォームよりどうぞ!
群馬県公立高校入試における「国語」の傾向と対策
~“何となく解く”では通用しない時代へ~
「国語って、感覚で解いても何とかなる教科でしょ?」
そんなイメージをお持ちの方も、少なくないかもしれません。
ですが、現在の群馬県の高校入試の国語では、「感覚」や「何となく」では対応しきれない、確かな読解力と表現力が求められています。
✅ 群馬県の国語入試は「実用的な国語力」が問われる
群馬県の公立高校入試(学力検査)では、国語において以下のような力が重視されています。
・中学校までに学習する語彙や文法といった基礎知識
・文章を正確に読み取る力
・自分の考えを適切に表現する力
特に近年では、
・複数の文章を比較して読む問題
・データや会話文、図表などを参考にして記述する問題
といった、「より具体的な場面での活用力」を測る出題が増えています。
つまり、ただ本文を読んで内容を答えるだけではなく、読解・情報整理・表現を総合的に扱う問題が出題されるのです。
✅ 平均点に隠れた“落とし穴”も
参考までに、過去の平均点を見てみましょう。
・令和6年度(2024年度):約60点
・令和5年度(2023年度):約64点
※最新の令和7年度の平均点は間もなく発表になります。
一見すると「まあまあ取れている」ように感じますが、実際には大問1(論理的文章)や大問2(文学的文章)の正答率が5割程度と、読解問題での苦戦が見られます。
さらに、前橋高校・前橋女子高校・高崎高校・高崎女子高校といった上位校を目指す場合、国語の平均点はぐっと上がります。
「他の教科はできたけど国語が足を引っ張った…」というケースは、意外と多いのです。
✅ 国語は“勉強する”教科です
中学生の中には、
・「国語って、勉強しようがない」
・「読書してればいいって言われるけど、成績は上がらない」
という声をよく聞きます。
しかし、入試問題の難化とともに、感覚だけでは解けない国語に変わってきているのは明らかです。
逆に言えば、「勉強すれば伸びる」教科でもあるということ。
読み方・考え方・解き方を正しく身につけることで、どんな問題でも対応できる力が育ちます。
✅ 高崎国語塾 彩では、“確かな読解力”を育てます
高崎国語塾 彩では、国語を「センス」や「感覚」に頼らず、プロセスを分けて具体的に指導しています。
・文章をどう読めばよいか
・設問の意図をどうとらえるか
・選択肢の違いをどう見抜くか
・記述でどんな要素を盛り込めばよいか
こうした国語の「技術」を丁寧に身につけていくことで、定期テスト・入試問わず、確実に得点できる力を養っていきます。
群馬県の高校入試において、国語は決して“感覚で解ける”教科ではありません。
むしろ、学び方が分かれば、最も安定して得点できる教科のひとつとも言えるのです。
高崎国語塾彩では、無料体験授業も随時受付中です。
まずは、「正しい勉強の仕方」を知ることから始めてみませんか?
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