合格戦略ブログ
前女・高女合格の先に、何を見据えるか。――新年度、親御さんにだけ伝えたい「信じて待つ」という覚悟。
「前女・高女」を目指す皆様へ
おかげさまで、当ブログの高校比較記事は、前橋・高崎エリアの多くの方にお読みいただいております。
志望校合格に向けて、親子二人三脚で頑張っていらっしゃる様子が、日々のご相談からも伝わってきます。
しかし、国語の指導を通じて多くの生徒と向き合う中で、私はある「懸念」を抱くようになりました。 それは、合格を急ぐあまり、親御さんが「マネージャー」になりすぎてしまっていないか、ということです。
トップ校を狙う女子生徒が抱える「静かな葛藤」
前女や高女といったトップ校を目指す女子生徒は、非常に聡明です。親御さんの期待を敏感に察知し、それに応えようと一生懸命に自分を律する子がたくさんいます。
中には、反抗期すら見せず、親御さんの言葉を素直に受け入れている子もいるでしょう。一見、理想的な親子関係に見えますが、私は少しだけ心配になるのです。
「自分の本音を押し殺して、我慢して机に向かっていないか?」 「親御さんの望む『正解』ばかりを探すようになっていないか?」
実は、こうした「心の窮屈さ」は、国語の記述力、特に自分の意見を述べる力にダイレクトに現れます。
自由な思考が、しなやかな記述力を育む
記述問題とは、自分の頭で論理を組み立て、自分の言葉で表現する作業です。 親御さんの干渉が勉強の細部にまで及んでしまうと、子供は無意識のうちに「評価されるための言葉」しか選べなくなります。
「これを書いたら、お母さんに何て言われるかな?」 そんな迷いが1ミリでもある答案には、トップ校が求める「突き抜けた思考」は宿りません。
もちろん、親御さんが無関心でいいわけではありません。しかし、「入り込みすぎること」と「寄り添うこと」は似て非なるものです。 自由がない環境で育つ知識は、入試という極限状態において、脆く崩れてしまうことがあるのです。
当塾が「親子の対話」の間に立つ理由
2月・3月の募集期、私は新しく入塾される親御さんに一つだけお伝えしています。 「勉強の管理や戦略は、すべて私に任せてください」
親御さんは、娘さんの「一番の味方」であってください。 家庭では、テストの点数の話ではなく、今日あった楽しいことや、将来の夢について話せる。そんな「心の安全基地」を確保していただきたいのです。
親子の間に塾という第三者が入ることで、娘さんは初めて「親のための受験」から「自分のための受験」へと踏み出せます。
「信じて引く」ことが、合格への最短ルート
前女・高女合格は、あくまで通過点です。 その先で、自らの言葉で未来を切り拓ける女性になってほしい。
もし、今の距離感に少しでも不安を感じていらっしゃるなら、一度お話を聞かせてください。
高崎国語塾 彩は、娘さんが「自分の言葉」を取り戻し、自信を持ってトップ校へ挑むための場所でありたいと考えています。
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学力低下の本当の原因は「グループワーク」?|だからこそ国語力を鍛える
先日、気になるニュースがありました。
文部科学省の調査で、小中学生の学力が大きく低下していることが分かりました。
文科省は「スマホの使用時間が長くなっている」ことを原因として挙げています。
しかし、教育現場からは別の声が上がっています。
「2020年からの指導要領で、探究学習やグループワークが増えた結果、基礎的な知識を教える時間が減っている」
「読み書き計算すら身につかない児童が増えている」
つまり、学力低下の原因は「スマホ」ではなく、「学校の授業の変化」にあるのではないか、という指摘です。
■グループワークの問題点
グループワークや探究学習は、本来「知識を使って考える」ための授業です。
しかし、そもそも基礎的な知識がなければ、考えることも話し合うこともできません。
ある保護者はこう話しています。
「算数が得意なはずの子が『時間の計算ができない』と泣き出した。学校の授業は『時間ってなあに?みんなで考えよう』という形式で、計算の仕方を一切教えていなかった」
知識を教える前に「考えさせる」。
これでは、基礎学力が身につかないのも当然です。
■「塾に通っている子」と「通っていない子」の格差
この問題で最も深刻なのは、学力格差の拡大です。
塾に通っている子は、塾で知識や技能を身につけています。
だから、学校のグループワークでも活躍できる。
一方、塾に通っていない子は、基礎的な知識がないまま、グループワークで「お客さん」になってしまう。
文科省の大臣も「社会経済的背景の低い層のほうが、スコアの低下が大きい」と認めています。
つまり、学校だけでは基礎学力がつかない時代になっているのです。
■国語力は全教科の土台
この問題は、算数だけではありません。
国語力、つまり「読む力」「書く力」は、すべての教科の土台です。
・問題文を正確に読み取る力
・自分の考えを文章で表現する力
・教科書や参考書を読んで理解する力
これらがなければ、どの教科も伸びません。
しかし、学校の国語の授業も「コミュニケーション重視」に変わり、読み書きの基礎を教える時間が減っています。
だからこそ、国語力を「専門的に」鍛える場所が必要なのです。
■高崎国語塾彩が大切にしていること
高崎国語塾彩は、国語を専門に教える塾です。
「読む力」「書く力」を、基礎から丁寧に指導しています。
国語は「センス」ではありません。
正しい読み方、正しい解き方があります。
それを知っているかどうかで、点数は大きく変わります。
学校の授業だけでは国語力が身につかない時代。
だからこそ、国語を専門に学ぶ意味があるのです。
■こんな方におすすめです
・国語の点数が伸び悩んでいる
・記述問題が苦手
・文章を読むのが遅い
・何を聞かれているか分からないことがある
・高崎高校・前橋高校など上位校を目指している
■お問い合わせ
国語力を本気で伸ばしたい方は、お気軽にご相談ください。
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【速報】2026年度群馬県公立高校・志願倍率発表|高崎1.28倍・前橋1.14倍
こんにちは、高崎国語塾彩の蓮です。
本日2月2日、群馬県教育委員会から2026年度公立高校入試の志願倍率が発表されました。
受験を控えた中3生、そして保護者の方にとって、気になる数字が出揃いましたね。
高崎国語塾彩の生徒さんが目指すことの多い、高崎・前橋エリアの主要校を中心に、今回の志願状況と「ここからの国語対策」についてお伝えします。
高崎・前橋エリア主要校の志願倍率(2月2日締切時点)
まず、高崎・前橋エリアの進学校の倍率を見てみましょう。
・高崎高校(普通):1.28倍
・高崎女子(普通):1.05倍
・県立前橋(普通):1.14倍
・前橋女子(普通):1.06倍
・市立前橋(普通):1.15倍
・高崎経済大学附属(普通):1.36倍
県全体の平均志願倍率は0.97倍でした。
全体として、例年並みか若干低めの倍率となっています。
倍率が低い=楽に受かる、ではない
「倍率が1.0倍台なら安心」と思った方もいるかもしれません。
でも、それは間違いです。
倍率が低いからこそ、「確実に取れる問題を落としたら終わり」という状況になります。
1点、2点の差で合否が分かれる。
そういう戦いになるのが、倍率1.0倍台の入試です。
高崎高校の1.28倍は、約4人に1人が落ちるということ。
高崎女子の1.05倍でも、20人に1人は落ちます。
「受かって当然」ではなく、「1問のミスが命取り」という意識を持ってください。
志願先変更期間について
今後のスケジュールは以下の通りです。
・第1回志願先変更:2月3日・4日
・第2回志願先変更:2月6日〜10日
・本検査:2月19日・20日
・追検査:2月26日
・合格発表:3月4日
志願先変更を検討している方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、倍率だけで判断するのは危険です。
自分の実力、志望校への思い、高校に入ってからのこと。
総合的に判断してください。
「倍率が高いから下げる」という選択をした結果、高校生活で後悔するケースもあります。
逆に、「行きたい高校があるなら、最後まで挑戦する」という選択もあり得ます。
どちらが正解かは、本人にしか分かりません。
残り17日。国語で「落とさない」ために
入試本番まで、あと17日。
この時期に国語力を劇的に伸ばすことは、正直、難しいです。
でも、「確実に取れる問題を落とさない」力は、今からでも磨けます。
むしろ、この17日間でそれができるかどうかが、合否を分けます。
群馬県公立高校入試・国語の配点を確認
群馬県公立高校入試の国語は100点満点。
内訳を見てみましょう。
・漢字の読み書き:約10〜15点
・文法・語句:約10点
・古文・漢文:約15〜20点
・説明的文章(論説文):約25〜30点
・文学的文章(小説・随筆):約25〜30点
漢字・文法・語句だけで約20〜25点あります。
ここを「確実に取る」だけで、かなり有利になります。
今からやるべき3つのこと
残り17日で国語を伸ばすために、やるべきことは3つです。
1. 漢字・語句を「絶対に落とさない」
漢字の読み書きは、覚えていれば取れます。
覚えていなければ取れません。
この単純な事実を、意外と軽視している受験生が多い。
「漢字なんて配点低いし」と思っていませんか?
10点を「低い」と思っている時点で、負けています。
10点の差で不合格になる受験生が、毎年います。
漢字と語句は、今日から毎日やってください。
2. 記述問題は「部分点」を狙う
記述問題で満点を取ろうとする必要はありません。
完璧な答えを書こうとして、時間を使いすぎて、結局書ききれない。
そういう受験生が、毎年います。
記述問題は「部分点の積み上げ」です。
・問われていることに対して、何を答えるべきか
・どの要素を入れれば点数になるか
・何文字くらいで書けばいいか
この「型」を意識するだけで、部分点は取れます。
3. 時間配分を「体に染み込ませる」
国語の試験時間は50分。
これをどう使うかで、点数が変わります。
「最初から順番に解いて、最後が時間切れ」という受験生が、毎年います。
群馬県の国語入試でおすすめの解き方は、以下の通りです。
①漢字・文法(5分)→確実に取る
②古文・漢文(10分)→パターンを押さえれば取れる
③説明的文章(15分)→記述は後回しでもOK
④文学的文章(15分)→心情把握に注意
⑤見直し(5分)→漢字のミスチェック
この順番と時間配分を、残り17日で体に染み込ませてください。
ただ、ここまで練習していると思いますので、いまさら変えない方が良いですので、自分で決めたものがある場合はそちらを優先してくださいね。
過去問を解くときは、必ず時間を計ること。
「国語はセンス」という嘘
「国語はセンスだから、今さらやっても意味がない」
そう思っている受験生がいます。
断言します。それは嘘です。
国語には、明確な「解き方」があります。
・文章の読み方には、コツがある
・記述問題の書き方には、型がある
・選択肢の選び方には、ルールがある
これを知っているかどうかで、点数は変わります。
センスではなく、「技術」です。
高崎国語塾彩からのメッセージ
受験は人生の大きな節目です。
でも、その先にはもっと長い人生が続いています。
この時期、不安や焦りを感じるのは当然のことです。
でも、今まで積み重ねてきた努力は、必ず結果につながります。
残りの17日間、自分を信じて、一歩一歩進んでください。
高崎国語塾彩は、受験生の皆さんを心から応援しています。
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「国語はやらなくても取れる」と思っている中学生へ|高高・前高・高女・前女を目指すなら今すぐ読んで
「国語は勉強しなくても、そこそこ取れる」
そう思っていませんか?
定期テストでは70点、80点取れる。
だから、国語は後回し。
数学や英語に時間を使った方がいい。
…その考え、危険です。
今回は、「国語はやらなくても取れる」と思っている中学生に、厳しい現実をお伝えします。
特に、高崎高校・高崎女子・前橋高校・前橋女子を目指しているなら、最後まで読んでください。
■ 定期テストと模試で点数が違う理由
「定期テストでは取れるのに、模試になると国語だけ点数が下がる」
こんな経験、ありませんか?
これには理由があります。
定期テストの国語は、「暗記」で乗り切れます。
・教科書の内容を覚える
・漢字を覚える
・先生が授業で言ったポイントを覚える
これだけで、70点、80点は取れます。
でも、模試は違います。
模試では、初めて見る文章を読んで、その場で考えて答えを出さなければなりません。
「暗記」では対応できない。
「読む力」と「考える力」が問われます。
定期テストで取れて、模試で取れない。
これは、「本当の国語力」が身についていない証拠です。
■ 「国語はセンス」という嘘
「国語はセンスだから、やっても伸びない」
よく聞く言葉です。
でも、これは嘘です。
国語は、正しいやり方で勉強すれば、必ず伸びます。
なぜ「センス」と言われるのか?
それは、国語の勉強法を誰も教えてくれないからです。
数学には公式がある。
英語には文法がある。
理科・社会には暗記する内容がある。
でも、国語は?
「本を読め」「問題をたくさん解け」
こんな曖昧なアドバイスしかもらえない。
だから、「やり方が分からない」→「やっても伸びない」→「センスだ」となる。
国語にも、正しい勉強法があります。
ただ、それを教えてくれる人が少ないだけです。
■ 上位校を目指すなら、国語は避けて通れない
高崎高校、高崎女子、前橋高校、前橋女子。
これらの上位校を目指すなら、国語は避けて通れません。
群馬県の公立高校入試は、5教科500点満点。
数学で100点、英語で100点取っても、国語が60点なら、他の受験生に差をつけられます。
上位校の受験生は、みんな数学・英語はできます。
差がつくのは、国語と社会・理科。
特に国語は、「やってない子」と「やってる子」の差が大きい。
国語を「やらなくてもいい教科」と思っている子が多いからこそ、ここで差がつくのです。
■ 国語ができないと、他の教科にも影響する
もう一つ、大事なことをお伝えします。
国語ができないと、他の教科にも影響します。
数学の文章題、読めていますか?
理科の実験レポート、書けていますか?
社会の記述問題、何を書けばいいか分かりますか?
英語の長文読解、日本語に訳しても意味が分からないことはありませんか?
すべての教科の土台に、「国語力」があります。
「問題文を正確に読む力」
「自分の考えを文章で表現する力」
「論理的に考える力」
これらは、国語で鍛えられる力です。
国語を後回しにしている子は、気づかないうちに他の教科でも損をしています。
■ 国語の勉強法が分からない、という問題
「国語が大事なのは分かった。でも、どうやって勉強すればいいの?」
これが、一番の問題です。
数学なら、問題集を解けばいい。
英語なら、単語と文法を覚えればいい。
理科・社会なら、教科書を暗記すればいい。
でも、国語は?
「本を読め」→ 何を読めばいいか分からない
「問題を解け」→ 解いても、なぜ間違えたか分からない
「漢字を覚えろ」→ 漢字だけやっても点数は上がらない
国語の勉強法は、誰も教えてくれません。
学校の先生も、塾の先生も、「国語の勉強法」を具体的に教えてくれる人は少ない。
だから、多くの中学生が「国語は分からない」「やっても無駄」と思ってしまう。
でも、それは違います。
国語にも、明確な勉強法があります。
■ 国語専門塾でしか教えられないこと
ここからは、少し宣伝になります。
高崎国語塾彩は、国語だけを教える専門塾です。
なぜ「国語専門」なのか?
それは、国語には「専門的な指導」が必要だからです。
数学や英語を教える塾はたくさんあります。
でも、国語を「本気で」教える塾は、ほとんどありません。
高崎市にも、前橋市にも、伊勢崎市にも。
国語専門塾が少ないのは、「教えるのが難しい」からです。
国語を教えるには、
・文章を正確に読む技術
・論理的に考える方法
・記述問題の書き方
・読解問題の解き方
これらを、体系的に教えられる指導者が必要です。
高崎国語塾彩では、これらを一人ひとりに合わせて指導しています。
■ 中1・中2の今だから間に合う
「国語は後回し」と思っている中1・中2のみなさんへ。
今ならまだ間に合います。
中3になってから「国語がやばい」と気づいても、時間がありません。
受験勉強で忙しくなり、国語に時間を割けなくなります。
国語力は、短期間では身につきません。
「読む力」「考える力」「書く力」は、時間をかけて鍛えるものです。
だから、中1・中2の今から始める必要があるのです。
高崎高校、高崎女子、前橋高校、前橋女子。
これらの上位校を本気で目指すなら、国語から逃げないでください。
今から始めれば、入試までに十分な力がつきます。
■ こんな中学生に来てほしい
✅ 定期テストは取れるのに、模試で国語だけ下がる
✅ 国語の勉強法が分からない
✅ 高高・高女・前高・前女を本気で目指している
✅ 記述問題が苦手、何を書けばいいか分からない
✅ 国語以外は塾で対策しているが、国語だけ困っている
■ こんな方には向いていません
❌ 「国語はセンスだから、やっても無駄」と思っている
❌ 楽して点数を上げたい
❌ 上位校を目指していない
高崎国語塾彩は、「本気で国語を伸ばしたい」中学生のための塾です。
■ まとめ
「国語はやらなくても取れる」
その考えが、上位校への道を閉ざします。
・定期テストと模試は違う
・国語はセンスではなく、正しいやり方で伸びる
・上位校を目指すなら、国語は避けて通れない
・国語ができないと、他の教科にも影響する
・中1・中2の今から始めれば、間に合う
高崎高校、高崎女子、前橋高校、前橋女子。
本気で目指すなら、国語から逃げないでください。
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「桃太郎」は知っていても「舌切り雀」は知らない?――今、子供たちに足りない「物語の土台」
日本の昔話が「共通言語」ではなくなっている現実
最近、国語の授業中に物語の背景を説明しようとして、ハッとさせられることが増えました。 「これって、『舌切り雀』のおじいさんみたいな心境だよね」と例え話を出しても、生徒たちがキョトンとした表情を浮かべるのです。
以前であれば当たり前のように通じていた「花咲かじいさん」や「一寸法師」といった昔話。今の子供たちは、桃太郎や浦島太郎といった超有名どころは知っていても、そこから一歩外れると、物語のストックが驚くほど少なくなっていると感じます。
昔話は「道徳」ではなく「心のOS(基本ソフト)」
なぜ、国語塾がこれほどまでに「昔話」にこだわるのか。それは、これらの物語が単なる子供向けのエンターテインメントではなく、日本人が数百年かけて培ってきた「精神的な基盤」そのものだからです。
・因果応報: 欲をかくと自分に返ってくる、という理(ことわり)
・報恩: 助けてもらった恩を返すという、人間関係の基本
・畏怖の念: 目に見えない存在や自然への敬意
これらは、教科書を読んで暗記するものではありません。幼少期に物語を通じて疑似体験し、心に刻まれるものです。昨今、他人の気持ちが理解できなかったり、精神的な我慢が苦手な子が以前より目につくようになったと言われますが、その原因の一つは、こうした「心の土台となる物語」の欠如にあるのではないかと私は考えています。
「心」が育たなければ「読解」は記号操作になる
国語の読解力とは、単に接続詞の使い方を覚えることではありません。 文章の行間にある「登場人物の葛藤」や「筆者が前提としている善悪の基準」を読み取る力です。
「なぜ、この人物はここで涙を流したのか?」 その答えを導き出すには、自分の中にどれだけの「人間の型」を持っているかが問われます。昔話を知ることは、その「型」を増やす最も贅沢で効率的な方法なのです。
当塾では、テクニック以前の「人間としての深み」を大切にした指導を心がけています。物語を豊かに受け止める力が、結果として一生モノの国語力を育むと信じているからです。
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