合格戦略ブログ
国語ができる子は、なぜ他の教科もできるのか?|高崎市の国語専門塾が解説
「うちの子、算数や理科はできるのに、国語だけ点が取れないんです」
高崎国語塾彩には、こういったご相談が多く寄せられます。
実はこの悩みの裏には、もっと大きな問題が隠れています。
国語の力が不足していると、いずれ他の教科にもブレーキがかかるということです。
今回は「なぜ国語ができると他教科も上がるのか」を、塾長の指導経験からお伝えします。
■ 国語力=すべての教科の「読む力」
数学の文章題が解けない。理科の実験問題で何を聞かれているかわからない。社会の記述問題が書けない。英語の長文読解で内容がつかめない。
これらはすべて「国語力の不足」が原因であることが多いです。
教科書を読む。問題文を読む。資料を読み取る。自分の考えを書く。
どの教科でも求められているこの力は、すべて国語力です。
国語は「1教科」ではありません。すべての教科の土台です。
■ 「他教科はできるのに国語だけ…」は危険信号
算数・理科が得意で国語だけ苦手。こういう生徒は実は多いです。
なぜかというと、算数や理科はパターンで解ける問題が多いからです。公式を覚え、手順を覚えれば、問題文をきちんと読まなくてもある程度は正解できます。
でも、学年が上がるとどうなるか。
中学の後半から高校にかけて、問題文が長くなり、複雑になります。条件を正確に読み取れないと、立式すらできません。
「他教科はできるのに国語だけ苦手」は、今はまだ表面化していないだけで、実はすべての教科に影響が出始める前兆です。
逆に言えば、今のうちに国語力を鍛えれば、他の教科もさらに伸びます。特に他教科の基礎力がある生徒ほど、国語力がついた瞬間に一気に成績が上がるケースを何度も見てきました。
■ 読解には「ルール」がある
「国語はセンスだから」と思っていませんか。
これは大きな誤解です。
文章の読解には明確なルールがあります。
たとえば、接続語に注目する。「しかし」の後には筆者の主張がある。「つまり」の後にはまとめがある。指示語が何を指しているかを特定する。キーワードの繰り返しから筆者の主張を見つける。
こうしたルールを知っているかどうかで、読み方はまったく変わります。
読解はセンスではなく技術です。正しい方法を学び、練習すれば、誰でもできるようになります。
高崎国語塾彩では、この「読解のルール」を体系的に教え、それを使って実際の文章を読む練習を繰り返します。
■ 国語力は一生モノの力
国語の力は、定期テストや入試のためだけのものではありません。
高校に入ったら、現代文・古文・漢文。大学に入ったら、レポート・論文。社会人になったら、報告書・企画書・メール。
人の話を正確に理解する力。自分の考えを言葉にする力。
これらはすべて国語力です。
お子さんが今身につける国語の力は、高校でも大学でも社会人になっても、ずっと使い続ける力になります。
だからこそ、「国語は後回し」にしないでほしいのです。
■ 「塾で国語を習う」という選択肢があること
国語を塾で習っている生徒は少数派です。
多くの保護者の方は「国語は塾で習うものではない」「自分で読書すればいい」と思っています。
でも、読書だけでは読解力は伸びません。読書は「読む量」を増やしますが、「読み方」は教えてくれないからです。
正しい読み方を学ぶには、正しい指導が必要です。
高崎国語塾彩は、国語だけを専門に教える塾です。
5教科をまんべんなく教える塾とは違い、国語の読解力を伸ばすことだけに集中しています。だからこそ、短期間でも変化を実感していただけます。
■ こんなお子さんに向いています
・他の教科はできるのに、国語だけ点が取れない
・文章を読むのが遅い、読んでも内容が頭に入らない
・記述問題が苦手で、いつも空欄になってしまう
・読書は好きなのに、なぜかテストの点が取れない
・高校入試や大学入試に向けて、今のうちに国語力をつけたい
一つでも当てはまる方は、ぜひ一度ご相談ください。
■ 高崎国語塾彩の指導について
対象は小学4年生から高校3年生まで。
新年度からは同時間帯4名までの少人数制で、塾長がすべての生徒を直接指導します。
現在、木曜日と土曜日に空きがあります。
「読解のルール」を学び、書く力を鍛える。この2つを軸に、お子さんの国語力を確実に伸ばします。
まずは体験授業で、「国語の勉強ってこういうことか」を実感してください。
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高崎国語塾彩
高崎駅徒歩5分|国語専門|小4〜高3対応
少人数制・塾長直接指導
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高崎市の国語塾、月いくらかかる?高崎国語塾彩の料金をすべて公開します
こんにちは。高崎国語塾彩です。
「国語塾って月いくらかかるの?」
「個別指導だと高いんでしょ?」
「ホームページを見ても料金が載っていない…」
塾の費用って、調べれば調べるほど分かりにくいですよね。
今日は、当塾の料金をすべてオープンにします。隠すものは何もありません。
■ まず結論:高崎国語塾彩の料金
【授業料(税込・月額・週1回)】
・60分コース … 13,200円
・90分コース … 19,800円(おすすめ)
・120分コース … 26,400円
【入塾金】
なし。
【教材費】
年間約10,000円程度(学年による)
【その他の費用】
ありません。
以上です。
■ 「入塾金なし」の理由
当塾では入塾金をいただいておりません。
そもそも入塾金とは何でしょうか。
事務手続きの費用?施設の利用料?それとも、入塾をためらわせないための「値引きキャンペーン」のための布石?
少なくとも当塾には、入塾金をいただく理由がありません。
お子さんが国語を学ぶ場所に通い始めるのに、入口でお金を取る必要はないと考えています。
だから、入塾金という概念自体がありません。
■ 月謝以外に「あとからかかるお金」はあるのか
塾の費用で最もストレスを感じるのは、「入ってから想定外のお金がかかる」ことではないでしょうか。
季節講習で追加10万円。教材費が半年ごとに2万円。模試代、管理費、施設費…。
当塾は、授業料と年1回の教材費以外、お金がかかりません。
季節講習は用意していますが、受講するかどうかは完全に自由です。強制ではありません。
「あとから思ったより高かった」ということは絶対にありません。
■ 90分コースをおすすめする理由
3つのコースの中で、当塾が最もおすすめしているのは90分コース(月額19,800円)です。
60分だと、読解のルールを教えて演習するには少し短い。
120分だと、特に小学生は集中力が続かない場合がある。
90分なら、読解の指導と演習、そして振り返りまでしっかりできます。
国語の読解の授業は週1回で十分です。週1回の授業で読み方のルールを学び、あとは普段の生活の中で意識しながら練習する。これが最も効果的な学び方です。
宿題は、語彙や漢字などの知識事項と、文法の練習が中心です。無理のない量を出しています。
■ 高崎市の個別指導塾、相場はいくら?
当塾の料金が高いのか安いのか、相場と比べてみましょう。
高崎市で個別指導塾に通う場合の一般的な相場は以下の通りです。
【大手個別指導塾(1対2〜3)の場合】
・1科目あたり月額11,000円〜20,000円程度
・入会金:11,000円〜22,000円
・教材費:半年〜年間で10,000円〜20,000円
・管理費・施設費:月額2,000円〜3,000円程度
・季節講習:1科目あたり数万円
たとえば、1科目を週1回(80〜90分)受講する場合、月額は15,000円〜25,000円ほど。これに諸経費が加わります。
【完全1対1の個別指導塾の場合】
・月額20,000円〜40,000円以上
・入会金:10,000円〜30,000円
1対1指導になると、費用はぐっと上がります。
【高崎国語塾彩の場合】
・90分コース:月額19,800円
・入塾金:なし
・管理費・施設費:なし
・季節講習の強制参加:なし
・教材費:年間約10,000円のみ
少人数制の個別指導で、塾長が直接すべての生徒を指導し、すべての答案を添削する。
この内容で月額19,800円は、かなりシンプルで明快な料金設定だと自負しています。
■ 料金がシンプルな理由
当塾の料金体系は、おそらく高崎市でも最もシンプルな部類だと思います。
なぜシンプルにしているのか。
答えは簡単で、「保護者の方に安心して通わせてほしいから」です。
毎月の支払いがいくらか分からない。来月また請求が増えるかもしれない。
そんな不安を抱えながら通塾するのは、お子さんにとっても保護者にとっても良いことではありません。
月額は固定。追加請求はなし。
これが当塾のスタンスです。
■ 料金だけで塾を選ばないでほしい
ここまで料金の話をしてきましたが、大事なことを最後にお伝えします。
塾選びで一番大切なのは「安さ」ではありません。
「お子さんに合っているかどうか」です。
どれだけ安くても、お子さんの国語力が変わらなければ意味がありません。
費用がかかっても、国語が得意科目に変われば、それは投資です。
だからこそ、まずは体験授業で当塾の指導を実感してください。
お子さんの今の読み方を見させていただき、合う・合わないを正直にお伝えします。
■ こんな生徒に向いています
・国語以外はそこそこ取れるのに、国語だけ伸びない
・高高・高女・前高・前女など上位校を目指している
・中央中等・四ツ葉学園を目指す小学生
・模試やテストの国語で点数が安定しない
・定期テスト前はテスト対策に切り替えたい
■ こんな方には向いていません
・国語以外の教科も教えてほしい
・「塾に入れておけば安心」と思っている
・宿題をやるつもりがない
対象は小学4年生〜高校3年生。少人数制の個別指導で、塾長がすべての生徒を直接指導します。
高崎駅から徒歩5分。
お問い合わせ
料金について不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
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📍 高崎国語塾彩
群馬県高崎市の国語専門塾
小学4年生〜高校3年生対応
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論説文が読めない本当の理由|「なんとなく読み」を卒業する3つのルール
こんにちは。高崎国語塾彩です。
今日は国語の「読み方」の話をします。
国語の入試問題や模試で扱われる文章のジャンルはさまざまですが、最も多く出題されるのが「論説文(評論・説明文)」と「小説」です。
「論説文のほうが読みやすい」
「小説のほうが好き」
「どっちも苦手…」
人によってさまざまですが、実はどちらにも「正しい読み方」があります。
今回は、入試で最も配点が高くなりやすい「論説文」に絞って、当塾でどんな読み方を指導しているかをお伝えします。
■ そもそも、あなたのお子さんは文章を「読んで」いますか?
厳しいことを言います。
多くの生徒は、文章を「読んで」いません。
「眺めて」いるだけです。
何となく目で追って、何となく設問を見て、何となく答える。
たまたま合っていれば○。間違えても「まあ国語ってそういうものだよね」で終わり。
これでは、いつまで経っても安定して点数を取ることはできません。
国語には「読み方のルール」があります。
ルールを知っているか、知らないか。
この差はとてつもなく大きいのです。
■ 「先に設問を読め」は本当に正しいか?
ここで、多くの塾や先生が教えている方法について触れておきます。
「先に設問を読んでから本文を読みなさい」
この指導法、非常によく聞きます。
高崎国語塾彩では、これはやめていただいています。
理由は単純です。
問題文を読まずに答えを出す、という理屈がわからないからです。
文章全体の流れも、筆者の主張もわからない状態で、「たぶんこの辺かな?」とあてずっぽうで探す。それは読解ではありません。
「先に設問を読んだほうが速い」と言う人もいます。
しかし、実際にはしっかり本文を読んでから解いたほうが速いのです。
なぜなら、文章全体を理解していれば、設問に対する答えの場所がすぐにわかるからです。理解せずに探し回るほうが、よほど時間がかかります。
ちなみに、英語の長文読解でも同じことをしている人を見かけますが、学年が上がるにつれて危険しかないと思っています。
■ 論説文を読むための3つのルール
では、論説文はどう読めばいいのか。
論説文とは「論を説明する文章」、つまり筆者の主張を読み取る文章です。
当塾では、以下の3つを徹底して指導しています。
【ルール1】キーワードを見つける
まず最初にやるべきことは、「この文章は何について書いてあるのか」をつかむこと。
いわゆる「話題」です。
キーワードは文章中に繰り返し出てきます。それを見つけることが読解の第一歩。
ここがわかっていない時点で、すでに「読めていない」のです。
驚くほど多くの生徒が、文章を最後まで読んでも「何の話だったか」を答えられません。
【ルール2】指示語を正確に読む
「これ」「それ」「そのような」――
指示語の問題は、どんな試験でも必ず出ます。
なぜ必ず出るのか。
それは、きちんと読めていない人が多いからです。
指示語の内容を正確に把握できなければ、文章全体の意味がずれます。「だいたいこのあたりのこと」では不十分です。
指示語が何を指しているのかを、毎回正確に特定する。これが読解の基本中の基本です。
【ルール3】接続語で文章の構造を読む
ここが最も重要です。
「むしろこれだけわかれば大丈夫」と言っても過言ではありません。
しかし、多くの生徒は接続語を何も気にせず、ただ読み流しています。
具体的に見てみましょう。
「AだからB」
→ Bの原因がAにあることがわかります。因果関係です。
「AつまりB」
→ AとBは同じことを言っています。つまりA=B。
しかも、Aが具体的な説明で、Bが抽象的なまとめになっているはずです。ということは、答えになるのはBのほう。Aが答えになることはありません。
「AしかしB」
→ 筆者の主張はBです。Aを否定してBだと言っているわけですから。
逆接の後に筆者の言いたいことが来る。これは論説文の最も基本的な構造です。
このように、接続語を見れば次にどんな内容が来るか予測できます。
そして、筆者の主張がどこにあるかもすぐに見えてきます。
■ 「印をつける」ことの効果
高崎国語塾彩では、文章を読むときに鉛筆で印をつけることを徹底しています。
キーワードには○で囲む。
指示語には線を引く。
接続語には□や△。
(記号は一例です。生徒によって変えることもあります)
なぜ印をつけるのか
理由は2つ。
1つ目は、印をつけることでそこに意識が向くから。
ただ目で追っていると読み流してしまう接続語も、印をつければ立ち止まって考えるようになります。
2つ目は、設問を解くときにすぐ戻れるから。
「この文章で筆者が言いたいことは?」と問われたとき、「しかし」に印がついていれば、その直後を見ればいい。何度も本文と設問を行ったり来たりする必要がなくなります。
特に入試の国語は、中学でも高校でも大学でも、文章が長い。
時間との戦いです。
印をつけて読む習慣がある生徒とない生徒では、解くスピードがまったく違います。
■ 読み方は「訓練」で身につく
ここまで読んで、「そんなことできるの?」と思った方もいるかもしれません。
できます。訓練すれば。
最初は慣れないかもしれません。接続語を意識して読むだけで疲れるかもしれません。
でも、繰り返し練習することで、やがて「当たり前」にできるようになります。
意識しなくても接続語に反応できるようになったとき、読むスピードは劇的に上がります。そして、設問にも自信を持って答えられるようになります。
これは「センス」ではありません。「技術」です。
だから、練習すれば誰でも身につけられます。
■ 体験授業で「読めていなかった自分」に気づく
高崎国語塾彩の体験授業では、実際に文章を読み、印をつけ、設問を解く体験をしていただいています。
ほぼ全員が、こう言います。
「今まで読んでいたつもりだったけど、全然読めていなかった」
それに気づけただけで、大きな一歩です。
「眺めていた」から「読む」に変わる瞬間を、ぜひ体験してみてください。
■ こんな生徒に向いています
・国語以外の教科はそこそこ取れるのに、国語だけ伸びない
・模試やテストで国語の点数が安定しない
・記述問題や選択問題で「なんとなく」選んで間違える
・高高・高女・前高・前女など上位校を目指している
・中学受験で中央中等・四ツ葉学園を目指している
■ こんな方には向いていません
・国語以外の教科も教えてほしい
・宿題や課題をやるつもりがない
・「とりあえず塾に入れておけば安心」と思っている
当塾は国語専門塾です。国語を本気で伸ばしたい方だけを受け入れています。
■ 対象:小学4年生〜高校3年生
少人数制の個別指導で、塾長がすべての生徒を直接指導し、すべての答案を添削します。
現在は高崎駅から徒歩5分の貸会議室と前橋市昭和町にある貸会議室を利用して指導をしております。
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「読み方のルール」を体験授業で実感してください。
今まで「眺めて」いただけだったことに気づけるはずです。
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群馬県高崎市の国語専門塾
小学4年生〜高校3年生対応
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中央中等・四ツ葉vs農大二中|公立中高一貫校と私立中学、国語対策はどう違う?【高崎・前橋】
こんにちは。高崎国語塾 彩の蓮です。
高崎・前橋エリアで中学受験を考える保護者の方から、よくこんな質問をいただきます。
「中央中等と農大二中で迷っているのですが、国語の対策って違うんですか?」
結論から言います。まったく違います。
今日は、群馬県内で中学受験の選択肢となる中央中等教育学校・四ツ葉学園中等教育学校(公立)と東京農業大学第二高等学校中等部(私立)の3校について、「国語」の観点から違いを整理します。
■ まず、入試の形式が根本的に違う
ここが最も重要なポイントです。
【公立:中央中等】
・適性検査Ⅰ(群馬県共通問題)+適性検査Ⅱ(学校独自問題)+面接+調査書
・「国語」という教科の試験はない
・適性検査Ⅰでは資料を読み取り、思考力・判断力・問題解決力が問われる
・適性検査Ⅱでは資料をもとに自分の考えをまとめる表現力が問われる
【公立:四ツ葉】
・適性検査Ⅰ(群馬県共通問題)+パーソナルプレゼンテーション+調査書
・適性検査Ⅱはなく、代わりに自己表現の場としてプレゼンテーションがある
・調査書の比重が約4割と高い
【私立:農大二中】
・第1回入試は「国語」と「算数」の2科目型(各45分)
・第2回以降は「適性検査型」も選択可能
・国語は物語文・説明文の読解+記述問題が出る
・全3回の入試があり、すべて受験可能
つまり、公立は「適性検査」、私立は「教科型の国語」。同じ「国語の力」が問われますが、求められる力の方向が違うのです。
■ 公立(中央中等・四ツ葉)の適性検査で求められる国語力
適性検査は「国語のテスト」ではありません。
しかし、適性検査を解くためには高い国語力が必要です。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、こういうことです。
適性検査Ⅰ(県共通問題)では、複数の資料(文章、グラフ、表、図)を読み取り、問題を解決する思考力・判断力が問われます。
中央中等の適性検査Ⅱ(学校独自問題)では、与えられた資料について自分が感じたことや考えたことを論理的にまとめる表現力が問われます。
ここで必要な国語力は3つ。
① 長い文章や複数の資料を「正確に読み取る力」
② 自分の考えを「筋道立てて書く力」
③ 条件に合わせて「指定された文字数で的確にまとめる力」
特に③が難しい。決められた文字数の中で、資料から読み取ったことと自分の考えを整理して書ききる。この技術は練習しないと身につきません。
また、四ツ葉はパーソナルプレゼンテーションがあるため、「自分の考えを言語化し、口頭で伝える力」も必要です。これも国語力の一部です。
■ 私立(農大二中)の国語で求められる力
農大二中の第1回入試は、国語・算数の2科目型です。
国語の試験時間は45分。限られた時間で物語文・説明文の読解問題を解き、記述問題にも答える必要があります。
ここで求められる国語力は3つ。
① 物語文で登場人物の「心情」を読み取る力
② 説明文で筆者の「主張と根拠」を整理する力
③ 記述問題で「本文の言葉を使って的確に書く力」
公立の適性検査との最大の違いは、「本文に答えがある」ことです。
適性検査は自分の考えを書く場面が多いですが、私立の国語は本文の中から根拠を見つけて答える問題が中心です。
つまり、「自分で考える力」と「本文から読み取る力」、どちらが重要かが違います。
もちろん、両方の力は重なり合う部分も多いのですが、対策の方向性は異なります。
■ 併願する場合の国語対策はどうすべきか
高崎・前橋エリアでは、中央中等(または四ツ葉)と農大二中を併願する家庭が増えています。
この場合、国語対策は2方向が必要になります。
【適性検査対策(公立向け)】 ・適性検査Ⅰ:資料の読み取り+思考力・判断力を鍛える ・適性検査Ⅱ(中央中等):自分の考えを論理的にまとめて書く練習 ・条件に合わせて文字数を調整する記述力
【教科型国語対策(私立向け)】 ・物語文の心情把握 ・説明文の構造理解(主張→根拠→具体例) ・記述問題の「型」を身につける ・語彙力の強化
「どちらか片方だけやれば両方カバーできる」とは言えません。
ただし、土台となる力は共通しています。それは「文章を正確に読む力」と「自分の言葉で書く力」です。
この土台がしっかりしていれば、適性検査にも教科型国語にも対応できます。逆に、土台がないまま過去問演習だけを繰り返しても、応用が効きません。
■ いつから対策を始めるべきか
中央中等の適性検査にしても、農大二中の国語にしても、小6の夏からでは遅いです。
理想は小4の後半〜小5の前半。
この時期に「正しい読み方」と「書き方の型」を身につけておくと、小6で過去問演習に入ったときにスムーズに力が伸びます。
小4で始めるのは早すぎるのでは?と心配される方もいますが、早すぎることはありません。小4のうちは「読み方のクセ」がまだ固まっていないので、最初から正しい方法を身につけられます。
■ 高崎国語塾 彩の中学受験対策
高崎国語塾 彩では、中学受験の国語対策として以下の指導を行っています。
・適性検査対策:資料読み取り+論理的記述+作文指導
・教科型国語対策:読解の「型」+記述の「型」+語彙力強化
・併願対策:両方の力をバランスよく鍛える個別カリキュラム
1クラス最大4名の少人数制で、塾長が全員を直接指導します。
お子さんの志望校に合わせて、何をどの順序で鍛えるべきかを具体的にお伝えします。
「中央中等と農大二中、どちらが向いているか分からない」という段階でも構いません。お子さんの国語力を見させていただき、適性を正直にお伝えします。
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高崎国語塾 彩
【速報分析】令和8年度 群馬県公立高校入試・国語|国語専門塾が読み解く出題傾向と中1・2年生が今やるべきこと
こんにちは、高崎国語塾彩の蓮です。
2月19日、令和8年度(2026年度)群馬県公立高校入試の本検査が実施されました。
受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
さて、高崎国語塾彩では毎年、入試問題を詳しく分析しています。今回も国語の問題を徹底的に読み解いてみました。
特に、来年・再来年に受験を控える中1・中2の皆さんとその保護者の方にとって、「今のうちに何をすべきか」を考えるヒントになる内容です。ぜひ最後までお読みください。
今年の出題構成と各大問の分析
今年の群馬県公立高校入試・国語は、大問5つで構成されました。大きな構成としては例年通りですが、素材文の選び方や問われる力に注目すべき変化がありました。
■大問一(論説文の読み比べ+作文)
〔文章1〕戸谷洋志『悪いことはなぜ楽しいのか』(ちくまプリマー新書/筑摩書房/2024年刊)
〔文章2〕小野純一『僕たちは言葉について何も知らない 孤独、誤解、もどかしさの言語学』(NewsPicksパブリッシング/2025年刊)
※〔文章2〕にはウェブメディア『CHANTO WEB』の記事も引用されていました。
テーマは「空気を読むこと」と「自分らしさ」。
〔文章1〕では、哲学者ハイデガーの「本来性」と「非本来性」の概念を用いて、人間が日常的に「空気を読んでしまう」存在であることを論じています。〔文章2〕では、子どもが「みんな持ってるから買って」と言う具体的なエピソードを通じて、他者との対話によって自分の本心に気づく過程を描いています。
この大問のポイントは、2つの文章を「読み比べる」力が求められている点です。それぞれの文章の主張を正確に理解した上で、構成の違い(問いかけ型 vs 事例分析型)を見抜く必要がありました。
さらに、150字以上180字以内の作文では、「自分らしさに気付くにはどうすればよいか」を、自分の経験を踏まえて書くことが求められました。
戸谷洋志さんの『悪いことはなぜ楽しいのか』は、2025年度の中学入試でも複数校で出題された話題の書籍です。ちくまプリマー新書は中高生向けに書かれた哲学書が多く、入試の出題元として非常に注目度の高いシリーズです。また、小野純一さんは群馬県出身の言語哲学者で、地元ゆかりの著者からの出題という点も興味深いところです。ちなみに高崎国語塾彩の11月のある日のブログでは、出典予想に戸谷洋志「悪いことはなぜ楽しいのか」を書いておりました。
■大問二(小説文)
村崎なぎこ『オリオンは静かに詠う』(小学館/2025年1月刊)
聴覚に障がいのある妹「静香」と、競技かるたに打ち込む姉「アタシ」の関係を描いた青春小説からの出題です。手話でのコミュニケーション、引っかき絵の比喩、皆既日食と星空のイメージなど、豊かな表現が散りばめられた文章でした。
問われたのは、登場人物の行動の意味を読み取る力、比喩表現の意味を解釈する力、そして「アタシ」が「静香」との関係についてどのような気付きを得たかを記述する力です。
注目すべきは、手話でのやり取りが〈 〉で表記され、声によるコミュニケーションと手話によるコミュニケーションが対比的に描かれている点です。表現技法に関する問題として、この記号の使い方自体も問われていました。
この作品は2025年1月刊行のまさに新刊。発売からわずか1年ほどでの出題であり、群馬県の入試問題作成者が最新の文学作品に目を配っていることが分かります。
■大問三(古典)
〔文章〕『土佐日記』より、阿倍仲麻呂が唐から帰国する際の場面
〔漢詩〕李白「静夜思」(『唐詩選』より)
古典の定番である『土佐日記』からの出題ですが、今年は漢詩と組み合わせた「読み比べ」形式でした。阿倍仲麻呂が望郷の和歌を詠み、唐の人々がその心情を理解する場面と、李白の有名な「静夜思」を結びつけ、「月」を共通のモチーフとして日本人と唐の人の心の共通性を考えさせる問題でした。
歴史的仮名遣い、文章の内容理解、和歌の詠まれた場面の把握、そして漢詩の形式(五言絶句)の知識まで幅広く問われました。
■大問四(スピーチ・資料読解)
文化庁「令和5年度 国語に関する世論調査」のデータを用いて、「日本語の魅力」についてのスピーチ原稿を作成する場面設定でした。
資料(グラフ)の正確な読み取り、会話文の中での論理的な思考、スピーチ原稿の修正案を考える力が問われました。
実生活に即した「言語活動」の問題であり、ただ文章を読むだけでなく、情報を整理し、相手に伝わるように構成する力が求められます。
■大問五(漢字・語句・書写)
漢字の読み書き、平仮名の部分を漢字に直す問題、そして行書で書かれた漢字の点画の省略を見分ける問題が出されました。基礎的な知識問題ですが、確実に得点したい分野です。
今年の出題から見える3つの傾向
1. 「読み比べ」が定着
大問一の論説文、大問三の古典と漢詩、いずれも2つの文章を比較して読む力が問われました。1つの文章を読んで答える形式ではなく、複数のテキストを関連づけて考える力がますます重要になっています。
2. 新刊からの出題が加速
大問一の戸谷洋志さん(2024年刊)、小野純一さん(2025年刊)、大問二の村崎なぎこさん(2025年1月刊)と、刊行から1〜2年以内の非常に新しい書籍からの出題が目立ちました。日頃から新しい本に触れておくことが、入試国語の「慣れ」につながります。
3. 「自分の考えを書く」記述・作文の重要性
大問一の作文(150〜180字)、大問二の記述問題など、自分の言葉で考えをまとめて書く力は、配点も大きく、合否を分ける最大のポイントです。
中1・中2の皆さんが今からやるべきこと
入試問題を見て、「難しそう」「まだ先の話」と感じたかもしれません。でも、国語力は一朝一夕には身につきません。だからこそ、「今」始めることに大きな意味があります。
●読書の習慣をつける
ちくまプリマー新書のような中高生向けの新書は、論説文対策として最適です。「空気を読む」「言葉の力」といったテーマは、日常生活ともつながっていて読みやすいはずです。
●「読み比べ」に慣れる
2つの文章を読んで、共通点と相違点を自分なりにまとめる練習をしてみましょう。定期テストの教科書本文でも、異なる筆者の文章を比べてみると、読解力が一段階上がります。
●書く力を磨く
日記でも感想文でも構いません。「自分はどう思ったか」「なぜそう思ったか」を言葉にする習慣が、入試の記述問題や作文に直結します。150字程度でまとめる練習を、今のうちから始めておくと大きな差がつきます。
●古典は「音読」から始めよう
古典が苦手な生徒の多くは、古文を「読める」状態になっていません。まずは教科書の古文を声に出して読むこと。歴史的仮名遣いに慣れ、リズムをつかむことが古典攻略の第一歩です。
●漢字は毎日コツコツと
大問五の漢字・語句は、努力がそのまま点数になる分野です。毎日10分の漢字練習が、入試本番での「確実な得点」を生みます。
国語は「後から何とかなる」科目ではありません
「国語は勉強しなくても何とかなる」「数学や英語を優先すべき」という声を耳にすることがあります。
しかし、今年の入試問題を見ていただければ分かるように、国語で求められているのは、読む力・考える力・書く力という、すべての教科の土台となる力です。
しかも、この力は短期間では身につきません。
中3になってから焦っても、読解力や記述力を一気に伸ばすのは非常に難しい。だからこそ、中1・中2の「今」が勝負なのです。
高崎国語塾彩では、国語が苦手な生徒、あるいは「何となくできているけれど、もっと伸ばしたい」という生徒に向けて、一人ひとりの課題に合わせた指導を行っています。
「うちの子、国語が心配で……」そう思った今が、動き出すタイミングです。
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