塾長ブログ
“読み飛ばしクセ”が直らない子の特徴と直し方
〜読むのが早いのではなく、“読んでいない”だけかもしれません〜
「うちの子、文章を読むのが早いんです。でも、内容が頭に入っていないようで…」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、「読み飛ばしクセ」がついているお子さんは少なくありません。
読むのが速いのではなく、内容を理解せずに“読んだつもり”になっているだけ、というケースも多いのです。
【読み飛ばしクセがついた子の特徴】
✔ 長文を面倒くさがる
✔ 設問の前後だけを見て答えようとする
✔ 「読んだのに意味がわからなかった」と言う
✔ 音読させると読み飛ばしが顕著になる
✔ 文章中の言葉の理解があいまい
【そのままにするとどうなる?】
読み飛ばすクセが続くと、
・答えを取り違える
・記述で的外れなことを書く
・「ちゃんと読んだ?」と毎回言われる
・本人の“読む力”に自信が持てなくなる
👉 高校入試・大学入試の長文問題に大きな壁となります。
【直し方①:読む前に目的を持つ】
「この文章は何について書かれているか」
「どういうことを伝えようとしているか」
→ 目的意識をもって読むことで、雑に読めなくなります。
【直し方②:音読で“間違い探し”】
読み飛ばしを見える化するには音読が効果的。
→ 親子で交代しながら読むことで、「ここ抜かしてるよ」がわかるようになります。
【直し方③:設問の先読みはNG】
設問から読むクセがついていると、傍線周辺だけを読んで答えを探す“拾い読み”になります。
→ 必ず最初に文章を読んでから設問へという順序を守る練習を。
【高崎国語塾彩では】
読み飛ばしのクセは、放置すると学年が上がるほど致命傷に。
当塾では、丁寧に読むトレーニングと、要点のつかみ方を教えることで、
「読んでないのに読んだつもり」の状態を根本から改善します。
「読み飛ばすクセ」は治らないのではなく、正しく読んだ成功体験が少ないだけ。
高崎国語塾彩で、“読めるようになる”経験をしませんか?
体験授業・学習相談はお気軽にお問い合わせください。
“語彙力の差”が中学・高校で決定的になる理由
「うちの子、国語は苦手だけど、他の教科はまあまあ…」
そんなお子さん、実は“語彙力”がボトルネックになっている可能性があります。
語彙は国語だけの問題ではありません。すべての教科の根底にある「理解力」に直結するからです。
語彙力の差は、学年が上がるほど学力の差になります。
語彙力不足
↓
問題文の意味が取れない(数学・理科・社会でも)
↓
「読めない」→「誤解する」→「間違える」
↓
点数が取れない・応用が効かない
【事例紹介:入試問題より】
問題文:
「人間は無意識のうちに、自分にとって都合の良い情報を選び取ってしまう傾向がある。それは時に“認知バイアス”とも呼ばれ…」
👉 語彙が不足していると、
・「無意識」
・「都合の良い」
・「認知バイアス」
などが意味不明のまま読み進めることになります。
【語彙不足がもたらす“落とし穴”】
✔ 問題を読んでも意味が理解できない
✔ 選択肢の言葉の意味がわからず勘で選ぶ
✔ 記述問題で適切な表現が出てこない
✔ 英語の長文読解にも影響(単語の感覚が乏しい)
【語彙力は、放っておくと開く一方】
小学校低学年から中学受験・高校受験まで、語彙の差は積み重なります。
「少し苦手かも…」と思ったら、早めの対策が必要です。
【高崎国語塾彩では】
高崎国語塾彩では、読解指導の中で語彙指導をしっかり行っています。
意味を調べて終わりではなく、文脈の中でどう使うか、どんなニュアンスなのかを丁寧に教えます。
語彙力は、すべての教科の土台です。
読めなければ、解けません。
高崎国語塾彩では、語彙力を育て、考える力を引き出す指導を行っています。
「ことばの力」を伸ばしたい方は、お気軽にご相談ください。
国語力を伸ばす家庭が“絶対に言わない”3つの言葉
「うちの子、国語が苦手で…」
そんな相談をよくいただきます。
でも実は、勉強方法よりも“日頃の声かけ”のほうが、国語力に大きな影響を与えていることをご存じですか?
今回は、国語力がなかなか伸びない子の家庭でよく聞く「NGワード」を紹介します。
子どもの力を伸ばすために、ぜひチェックしてみてください。
【1】「とりあえず答えを書けば?」
焦る気持ちはわかります。でも、これは“考える力”を奪ってしまう声かけです。
読解は「なぜそう思うのか」を筋道立てて考える練習。答えを急かすより、「どう思った?」「どこを読んでそう考えたの?」と問いかけてあげましょう。
【2】「もっとちゃんと読めばいいんでしょ」
これは、読めていない子にとってプレッシャーでしかありません。
実際には「読んでいるつもり」になっていることが多く、読み方や着眼点を教える必要があります。
国語が苦手な子は「読み方」がわからないのです。
【3】「国語なんて感覚でしょ?」
これは完全な誤解です。
国語はセンスではなく「技術」です。
段落の役割、指示語の読み方、理由の書き方…すべて訓練で身につく力です。
親がこう思っていると、子どもも「自分には無理」と思い込んでしまいます。
子どもは、大人が思っている以上に親の言葉に影響を受けています。
声かけ一つで、「どうせムリ」から「やってみよう!」に変わることもあります。
高崎国語塾彩では、勉強の技術だけでなく、“考える力”を育てるための声かけや接し方もアドバイスしています。
ぜひ、一度ご相談ください。
うちの子、読解力に課題あるかも?
―高崎市で国語専門塾を開校した理由と、“読む力”の未来への影響―
「国語って何をすれば成績が上がるのか分からない…」
「読んでいるはずなのに、内容を理解していない気がする…」
「テストでは解答の意図がズレていて、もったいない間違いが多い…」
そんな“はっきりとは言えないけれど、なんとなく気になっている”国語の悩み、ありませんか?
多くの保護者の方とお話ししていると、「うちの子、国語はそこまで悪くないと思います」とおっしゃる方が多いです。確かに、漢字や語彙、選択肢問題はある程度点が取れていることもあります。でも、「記述になると全然書けない」「時間が足りなくなる」「長文問題になると解けない」といったご相談はとても多いのです。
「できていない」と気づきにくい教科、それが国語です
国語は、テストの点数だけでは実力の全貌が見えにくい教科です。
例えば英語や数学なら、「計算が苦手」「単語が覚えられない」といった“見えやすいつまずき”がありますが、国語の場合は「文章の内容が正しく理解できていない」「問いの意図を読み違えている」など、見えない部分でつまずいているケースが多いのです。
特に、最近の中学入試や高校入試では記述問題や資料読解問題の比重が増加しており、単なる語彙や表面読解では太刀打ちできません。
「設問から先に読む」やり方、していませんか?
前回の記事でご紹介したように国語の授業や模試の中で、よく見られるのが以下のようなやり方です。
・とりあえず設問を見て、傍線の前後だけを探す
・文章をすべて読まずに、問題を解き始めてしまう
・自分の感覚で答えを書いてしまう
これは中学受験でも高校受験でも大学受験でも非常に危険なやり方です。
なぜなら、文章の全体構造や主張、話の流れを理解しないまま、部分的な情報だけで答えを出そうとするからです。設問の意図を的確に読み取り、正しく答えるためには、まず文章をしっかり読み、頭の中で整理することが絶対に必要なのです。
読解力が「すべての教科」に影響を与える
読解力は、国語だけでなく英語・社会・理科・数学の文章題すべてに関わります。
「問題文の意味が分からない」
「問われていることとズレた答えを書いてしまう」
「用語の意味を誤解している」
こうしたことが積み重なると、他の教科の成績も思うように上がらなくなってしまうのです。
実際に、指導している生徒でも社会の語句を全部ひらがなで書いていた生徒や、英単語の意味をひらがなで覚えていた生徒がいました。これでは語彙の本質的な理解にはつながらず、どの教科にも支障が出てしまいます。
「読む力」は“今”育てておくことが、将来の差につながる
読解力は一朝一夕に身につくものではありません。
だからこそ、中学受験・高校受験を見据えている生徒にこそ、今のうちから鍛えておく必要があるのです。
高崎国語塾彩では、問題の解き方だけでなく、文章の読み方からしっかり指導しています。
一人ひとりの弱点や思考のクセに合わせた個別対応で、ただ“国語の点数を上げる”だけでなく、本物の国語力・読解力を育てます。
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まだ小さな教室ですが、国語の力で未来を変えたい。
その想いで、開校いたしました。
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「設問から読む」では成績が伸びない?読解問題の正しい解き方とは
中学受験・高校受験・大学受験――いずれの入試でも欠かせないのが読解力。
そして多くの生徒が、国語の問題を「効率よく」解こうとしてやってしまうのが、“設問を先に読んで、傍線部のあたりを探す”という解き方です。
でも、実はこの方法――成績が伸び悩む生徒に共通する“NGパターン”なんです。
■設問を先に読んで、傍線付近だけ探す…それって本当に意味がある?
高崎国語塾彩に体験に来た生徒の中にも、最初はこうした方法で問題を解いていた子が少なくありません。
ですがよく考えてみてください。
文章全体を読まずに、どこに何が書いてあるかも分からない状態で答えを探しても、正解できるはずがないのです。
どの入試問題も、最初にこう書かれています。
「次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。」
これは、まず文章を読めという意味なのです。
■「時間がないから先に設問」→ 実はそれが“時間をロス”している原因かも?
「時間が足りないから、先に設問を見て必要なところだけ読んでるんです」
そういう声もよく聞きますが、実際には逆。
文章全体を把握せずに、行ったり来たりしながら探している方がはるかに非効率なんです。
しかも、文章の流れや筆者の主張を理解しないまま答えようとすることで、設問の意図そのものを読み違えてしまう危険性もあります。
■高崎国語塾彩では「なぜ文章を先に読むのか」をしっかり指導します
高崎国語塾彩では、設問から読もうとする生徒には必ず、「先に文章を読むように」と指導します。
しかも「読め」と言うだけではなく、なぜその方が良いのか、どうやって読むべきか、実際にどう設問を解くかまで具体的に教えます。
重要なポイントは次の通り:
・文章は最初から最後まで、均等に読まなくてよい
・どこが大事か分かるように“ヒント”が文中にある
・傍線が出てきた時、「ここが問われるんだ」と分かれば、線を引きながら読むことができる
このように読むことで、設問の意図が明確になり、正確に答えられるようになるのです。
■中学受験も、高校・大学受験も、読解の基本は「文章を先に読むこと」
中学受験も、高校入試も、大学入試の現代文も――
共通して求められるのは、「文章全体を読み取り、要点を理解する力」です。
設問に出てくる箇所だけをピンポイントで見て正解できるのは、文章全体の構造が頭に入っているからこそ。
高崎国語塾彩では、学年や目的に合わせた読解指導を行い、「国語の本当の力」をじっくり育てます。
■面倒なことを避けていては、成績は上がらない!
「先に設問を読んだ方が効率的」「傍線の付近だけ探せばいい」
それは一見“近道”のようで、実は“大きな遠回り”です。
そして実は、こうした「面倒なことを避けようとする姿勢」が、他の教科にも悪影響を与えることがあります。
たとえば――
英単語の意味を全部ひらがなで書いたり、社会の語句をひらがなで書くような生徒は、やはり他教科も伸びづらい傾向があります。
「楽をしたい」という気持ちが、正確な知識の習得を遠ざけるのです。
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高崎国語塾彩は、小4~高3まで対応の国語専門個別指導塾です。
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「国語、読めていない気がする…」
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