高崎国語塾 彩(いろどり)

高崎市の国語専門個別指導塾「高崎国語塾 彩(いろどり)」
小学4年生から高校3年生までを対象に、一人ひとりに合わせた指導を行います。
「国語の苦手を克服したい」「得意科目にして受験を成功させたい」そんな生徒を全力でサポート!
中学受験や上位高校受験、中堅以上の大学受験で高得点を目指すための専門的な指導で、読解力・語彙力・記述力をバランスよく鍛えます。
少人数制個別指導で、確かな成績アップをお約束します。

言葉に彩りを。未来に広がりを
~国語の力で人生に彩りを

塾長ブログ

2025-10-22 16:57:00

国語だけ点数が伸びない…その理由は? 期末テスト対策の鍵

高崎市・前橋市にお住まいの保護者の皆さま、お子様の学習状況はいかがでしょうか。

 

中間テストや期末テストなどの定期テストで「他の科目は問題ないのに、なぜか国語だけ点数が伸び悩んでいる」「国語の平均点が年々低くなっているようだ」

—ここ数年、このようなご相談が非常に増えています。

 

実は、国語で苦戦するのには明確な理由があり、そして、それを乗り越えるための「正しい勉強法」が存在します。

前回の記事と重なる部分もございますが、今回は定期テスト(特に1か月後の期末テスト)に対する学習についてです。国語は定期テストでは学習の仕方が普段と異なる部分もありますので。

 

 

◆定期テストで国語の点数が伸び悩む2つの大きな原因

 

お子様が国語で思うように点数を取れない背景には、主に以下の2点があります。

1.記述問題・作文の配点増加 入試制度改革や学校教育の変化により、定期テストでも「自分の考えをまとめる」「文章から根拠を見つけて説明する」といった記述問題や作文の配点が高くなっています。これらは一朝一夕では身につかず、対策が必須です。

2.圧倒的な勉強時間の不足(「後回し」の習慣) 「数学や英語は時間をかけないと」「理科・社会は暗記が多いから」と、多くの生徒にとって国語は“後回し”になりがちです。 「漢字を少し書く」「ワークを1回解くだけで終わり」といった浅い勉強法では、高配点の記述問題に対応できる力はつきません。勉強時間が短い生徒ほど、点数が伸びない現実があります。

 

 

◆期末テストに向けて!点数アップのための国語勉強法(約1ヶ月前の対策)

 

定期テストで成果を出すためには、テスト約1ヶ月前から意識的に国語の勉強を取り入れることが重要です。

 

1. テスト範囲の文章は「音読」を徹底する(最低3回以上)

 

まず、教科書やプリントに載っているテスト範囲の文章を、毎日必ず声に出して読みましょう。

・読む回数を重ねることで、内容が頭に入り、難解な語句の意味も自然と理解できます。

・文章の構造や筆者の主張がスムーズに把握できるようになり、設問への理解度が格段に上がります。

 

 

2. 学校の授業ノート・プリントを「テストのヒント」として活用する

 

学校の先生が授業中に説明したこと、板書した内容、配布されたプリントには、「テストに出るポイント」が満載です。

・特に先生が強調した箇所、具体例として挙げた箇所、記述問題になりそうな箇所をマーカーでチェックし、徹底的に見直しましょう。

 

 

3. ワークは「根拠を探して」解く練習をする

 

ワークをただの穴埋め問題として解くのはやめましょう。

・「なぜその答えになるのか?」「文章のどの部分に答えの根拠があるのか?」を必ず意識しながら解きましょう。

・この練習こそが、配点の高い記述問題で満点を取るための土台になります。音読やノートの理解がここで活きてきます。

 

 

4. 間違えた問題は解説を熟読し、必ず自力で解き直す

 

間違えた問題の横に赤で答えを写すだけで終わっていませんか?

・間違えたら、答えを見る前に「解説」を熟読し、なぜその答えになるのかを理解し直しましょう。

・そして、時間をおいて、自力で正解できるまで何度も解き直すことが、実力アップへの最短ルートです。

 

 

5. 細かい知識事項(漢字・語句・文法・作者名)を隙間時間で確認

 

漢字の書き取りや意味、慣用句、文法、古典の知識、作者名といった細かい知識事項も、点数源です。

・通学中や食事前の隙間時間を使って、ワークやノートでチェックする習慣をつけましょう。

 

 

◆保護者の方へ:国語は「センス」ではなく「正しい努力」です

 

国語は「感覚」や「センス」で乗り切れる科目ではありません。

正しい勉強法と、それを続けるための十分な時間をかけることで、必ず力がつき、点数に結びつきます。特に記述力は、短期間で劇的に伸びることはありません。

ぜひ、お子様と一緒に上記の勉強法を実践し、「国語の勉強ってどうやるんだろう?」という長年の悩みを解消してください。

 

高崎市・前橋市で国語の定期テスト対策にお悩みのご家庭は、ぜひ一度ご相談ください。

高崎国語塾彩では、一人ひとりの課題に合わせて、配点が増えている記述問題対策を含めた国語の正しい勉強法を丁寧にサポートしています。

体験授業や学習相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

2025-10-20 00:18:00

「国語だけ伸びない…」その悩み、実は解決の糸口が見えています

こんにちは。高崎国語塾彩の塾長です。

「算数(数学)は90点なのに、国語は60点台…」 「理科や社会は暗記すれば何とかなるけど、国語はどう勉強すればいいか分からない」

もしかして、お子さんの成績表を見ながら、こんなため息をついていませんか?

 

他教科は優秀なのに、国語だけが足を引っ張っている

高崎市・前橋市で中学受験や県内上位高校を目指すご家庭から、毎年こんな相談をいただきます。

「うちの子、算数の偏差値は65あるんです。でも国語が50前後で…このままじゃ志望校に届かないんです」

「高校では理系志望なのに、共通テストの国語が不安で。数学は得意なのに、国語のせいで大学の選択肢が狭まってしまうかもしれません」

実は、国語だけが伸び悩むお子さんには、ある共通点があります。

それは、「なんとなく読み」で解答しているということ。

 

「センスがないから」「読書量が足りないから」は本当ですか?

多くの保護者の方が誤解されていることがあります。

「うちの子は読書が好きじゃないから、国語ができなくても仕方ない」 「国語はセンスだから、今から伸ばすのは難しいかも…」

これは大きな間違いです。

 

国語には、明確な「読解の仕方」が存在します。そして、そのルールを知り、正しい練習を積めば、初見の文章でも確実に得点できるようになるのです。

むしろ、他教科で結果を出せているお子さんは、論理的思考力がすでに備わっています。あとは、国語という教科に対する「正しいアプローチ」を知るだけなのです。

 

高崎国語塾彩が大切にしていること

当塾では、こんな指導を行っています。

国語は「なんとなく」読む教科ではありません。 文章構造の理解、指示語の正確な把握、接続詞から読み取る論理展開…こうした「読解の技術」を、一つひとつ丁寧に指導します。

また、文法指導も徹底します。文法は国語力の土台です。品詞の働き、文の成分、修飾関係を正確に理解することで、複雑な文章も正確に読み解けるようになります。

そして、この国語力の向上は、他教科の理解にも波及します。数学の文章題、理科・社会の記述問題、英語の長文読解…すべてに「正確に読む力」が必要だからです。

 

こんなお子さんに来てほしい

・群馬県内の中央中等、四ツ葉学園を目指している小学生

・高崎高校、高崎女子高校、前橋高校、前橋女子高校などの県内上位校を志望している中学生

・難関大学・国公立大学を目指し、共通テストの国語対策が必要な高校生

・中学受験はしないけれど、中学進学後に学年上位を目指したい小学生

ただし、こんな条件があります。

語彙力があまりにも不足している場合、読解技術の習得よりも先に、語彙を増やす必要があります。語彙力強化ももちろん行いますが、当塾が対象とするのは、基礎的な語彙力があり、「読み方」「解き方」を身につければ飛躍的に伸びる生徒さんです。

 

初見の文章でも得点できる力を

定期テストは、事前に範囲が分かっています。しかし、入試は違います。

当塾が目指すのは、「初見の文章でも確実に得点できる力」の養成です。

そのために、読解のきまりを体系的に学び、演習を重ね、すべての答案を塾長が添削します。少人数制の個別指導だからこそ、一人ひとりの理解度に合わせた指導が可能です。

定期テスト前にはテスト対策を実施し、作文指導、高校生には小論文指導も行います。

 

塾長がすべての生徒を指導します

大手塾のように、アルバイト講師が担当することはありません。

小学4年生から高校3年生まで、すべての生徒を塾長が直接指導し、すべての答案を塾長が添削します。

現在、高崎駅から徒歩5分の貸会議室で授業を行っています。通塾しやすい立地も、保護者の方からご好評いただいています。

 

まずはお問い合わせください

「算数や数学はできるのに、国語だけが…」と悩んでいるなら、それは伸びしろがあるということです。

正しい読解方法を学び、「なんとなく読み」から卒業しませんか?

高崎国語塾彩で、お子さんの可能性を最大限に引き出すお手伝いをさせてください。

 

 

 

高崎国語塾彩
対象:小学4年生〜高校3年生
場所:高崎駅から徒歩5分(現在は貸会議室を利用中)
指導形態:少人数制個別指導(6名まで)
お問い合わせ:お問い合わせフォーム

2025-10-16 16:30:00

今日から変わる!「先生ごっこ」で記憶力が定着する最強の学習法|家庭学習の質を高めて成績アップへ

「うちの子、覚えるまで時間がかかる」

「せっかく勉強したのにすぐ忘れてしまう…」

 

お子様の記憶力学習法について、このようなお悩みを抱える高崎の保護者様は少なくありません。

特に国語や社会など、暗記要素の多い科目の定着は大きな課題ですよね。

ご安心ください。記憶を劇的に定着させ、成績アップに繋がる、誰でも簡単に始められる最強の家庭学習法をご紹介します。

 

それは、今日習ったことを「自分が先生になったつもりで授業をする」というシンプルな方法です。

 

 

 

記憶定着の鍵!「先生ごっこ(人に教える学習法)」が最強な理由

 

今回ご紹介する学習法は、単なる「復習」を超えた、脳科学的にも効果が証明されている「アウトプット学習」の王道です。

 

なぜ、人に教える行為が記憶の定着にこれほど有効なのでしょうか?

 

1. 「理解の確認」が強制的に行われる

 

誰かに教えるためには、「なんとなく知っている」レベルでは通用しません。 「どうしてそうなるのか」「これはどういう意味か」を、言葉で分かりやすく表現できるように、自分自身がきちんと理解しておく必要があります。この「人に教えるための準備」の段階で、知識が整理され、曖昧な点が明確になるため、深い理解に繋がります。

 

2. 知識の「整理・要約」能力が向上する

 

教科書やノートの内容をそのまま読み上げるだけでは、授業になりません。聞いている人が理解できるように、情報をまとめたり、重要なポイントをピックアップしたりする工夫が必要です。この「整理・要約」の作業が、脳の中で知識同士を強力に結びつけ、長期記憶として定着させます。

 

3. 圧倒的な「反復回数」と「集中力」

 

学校やの先生が、生徒に何度も説明し、様々な角度から教えているのと同じです。 教える側になることで、ただ黙読するよりもはるかに高い集中力を要しますし、知識を「思い出す」作業を何度も行うため、忘れかけていた情報が上書きされ、記憶が強化されます。

 

 

実践!今日からできる「先生ごっこ」の具体的な進め方

 

この「先生ごっこ」は、特別な道具や場所は不要です。高崎で忙しい日々を送るご家庭でも、すぐに実践できます。

 

 

誰に教える?

 

一番手っ取り早いのは、夕食後など時間に余裕のあるおうちの人(お父様、お母様)です。

もし家族が難しければ、友達にLINEなどで「今日習った範囲を説明するね!」と話す、あるいは、極端な話ですが、一人でぬいぐるみを生徒に見立てて「今日の授業を始めます!」とやってみるだけでも効果があります。

 

 

いつやる?

 

その日の記憶が残っているうちにやるのがベストです。学校やから帰宅後、夕食前の15分や、お風呂に入る前など、短い時間で区切って習慣化しましょう。

 

 

どう工夫する?

 

完璧な授業を目指す必要はありません。

1.まずはノートを閉じて、今日習った内容を何も見ずに説明してみる

2.詰まったところだけ、先生のノートやの教材を見直す

3.先生の「分かりやすかった表現」を思い出しながら真似てみる

特に、高崎国語塾彩で習った国語の読解方法や文法のルールなどは、この方法でアウトプットすることで、複雑な知識もしっかりと身につきます。

 

 

保護者様へ:サポートのポイントと成績アップへの道筋

 

お子様がこの学習法に取り組む際、保護者様のサポートが成功の鍵を握ります。

✓ 否定せずに「生徒役」に徹する お子様が間違えても指摘せず、「そうなんだ!」「この単語の意味は?」と質問を投げかけ、最後まで話を聞いてあげましょう。質問に答えることで、お子様はさらに深く考え、知識が整理されます。

✓「解き方」を説明させて褒める 「この問題の答えは何?」ではなく、「この問題は、どんな解き方で答えを出したの?」と説明を求めましょう。勉強ができる人は、答えを言うだけでなく、必ず解き方を説明します。そのプロセスを褒めてあげることで、お子様はさらに勉強がとくいになります。

 

 

 

「先生ごっこ」は、単なる暗記ではなく、深い理解と知識の定着を促す、最も効果的な学習法の一つです。

今日から学校や高崎国語塾彩での学習内容を家庭学習に取り入れ、お子様の記憶力を飛躍的に向上させ、次の定期テストでの成績アップを目指しましょう!

ご質問やさらに詳しい学習アドバイスについては、いつでも高崎国語塾彩へお問い合わせください。

2025-10-14 17:41:00

幼少期の国語力アップに効果抜群!「しりとり」が持つ驚きの学習効果

 

こんにちは、高崎国語塾彩の塾長、蓮です。

 

保護者の方からよくいただく質問があります。それは、「幼少期(年長さん~小学校中学年くらい)で、自宅でできる国語力をアップさせる方法はありますか?」というものです。

普段は読み聞かせや読書、日常会話をたくさんすること、音読などをお勧めしていますが、今日は意外にもとても効果がある「遊び」をご紹介したいと思います。

 

答えは「しりとり」です!

そうです、誰もが知っている、あの「しりとり」なんです。

「え、しりとり?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。でも、この単純な遊びが、実は国語力アップに驚くほど効果的なのです。

 

しりとりをお勧めする理由

しりとりには、こんなにたくさんのメリットがあります。

・ルールが簡単:幼稚園や保育園でも遊んでいるので、子どもたちも慣れています

・道具不要:特別な準備が一切いりません

・いつでもどこでも:ちょっとした隙間時間にさっと始められます

・子どもが好き:不思議と子どもたちはしりとりが大好きです

 

しりとりが持つ驚きの学習効果

1. 語彙力が自然と増える

しりとりを続けていると、毎回同じような単語ばかりが出てくることがよくあります。そこで保護者の方にお願いしたいのが、大人の番になったら、普段とは違う単語を使ってみるということです。

例えば:

  • 「りんご」→「ごりら」の代わりに「ごちそう(ご馳走)」
  • 「くま」→「まくら」の代わりに「まんげつ(満月)」

子どもが知っている言葉ならそのまま続きますし、知らなければ「それはなに?」と聞いてきます。そこで自然に新しい言葉を教えることができるのです。

語彙力は使うことで身につきます。 知らず知らずのうちに、語彙力がアップしているはずです。

 

2. 思考力が鍛えられる

しりとりの素晴らしいところは、「考える作業」が入るということです。

・「ん」で終わらない言葉

・きちんとした単語で答える

この2つの条件を満たす言葉を探すのは、実は結構頭を使います。大人でも全然思い浮かばないことがありますよね。

頭の中で言葉を探し出して引っ張り出してくる、この作業こそが脳の良い刺激になり、思考力を育てるのです。

 

3. 集中力・瞬発力が養われる

相手の言葉を聞いて、すぐに次の言葉を考える。この繰り返しが、集中力と瞬発力を自然と養ってくれます。

 

 

しりとりのバリエーションを楽しもう

普通のしりとりに慣れてきたら、こんなアレンジはいかがでしょうか。

レベル1:テーマしりとり

・「今回は赤いもの限定ね」

・「食べ物だけでしりとりしよう」

・「動物の名前だけね」

 

レベル2:文字数指定しりとり

・「4文字か5文字の言葉だけ」

・「3文字限定しりとり」

こうしたバリエーションを加えることで、より深く考える力が育ちます。

 

 

机に向かわなくても国語の勉強はできる

国語の勉強は、こうした日常的なところでも何気なくできるものです。

何も机に向かって教科書や参考書を開かなくても、楽しく学ぶことができます。そして、子どもたちも喜んでやってくれます。

実は、こういう日常の何気ないやりとりが、先々大きな差になったり力になったりするのです。

 

 

「そんなもの」と軽く見ないでください

目に見えてすぐに結果が出るわけではありません。でも、こうして少しずつ積み重ねた語彙力や思考力が、いつか必ず役に立つ日が来ます。

国語のテストで、作文で、読解問題で、そして将来の仕事で——。

「そんなもの」という風に軽く見ないで、ぜひ保護者の方が率先して試してみてください。

車での移動中に、お風呂の中で、夕食の準備をしながら。ちょっとした時間に「しりとりしよう!」と声をかけてみませんか。

今日から、さっそく「しりとり」を始めてみましょう!

お子さんの笑顔と一緒に、国語力も育っていくはずです。

 

 

 

高崎国語塾彩では、一人ひとりに合わせた国語指導を行っています。
お子さんの国語力についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

2025-10-13 19:35:00

反抗期の子どもに「余計な一言」言っていませんか?|高崎・前橋の保護者が知っておきたい言葉の力

こんにちは。高崎国語塾彩です。

 

保護者面談をしていると、よく伺う三大お悩みがあります。

 

「勉強のこと」「スマホのこと」そして「反抗期のこと」。

 

国語塾なのに反抗期の相談?と思われるかもしれません。

でも実は、反抗期の問題は言葉の問題でもあるんです。今日はそのお話をさせてください。

 

高崎・前橋でも増えている「反抗期の二極化」

最近、面白い現象が起きています。

「うちの子、反抗期らしい反抗期がないんです」という保護者もいれば、「もう手がつけられなくて...」と涙ぐまれる保護者もいらっしゃいます。

反抗期の個人差が、本当に大きくなっているんですね。

小学校高学年から高校生にかけて、子どもは自我が芽生え、親から精神的に自立しようとします。これは成長の証。頭ではわかっていても、いざ自分の子が反抗的な態度をとると、保護者のほうがナーバスになってしまうものです。

群馬県内の中学校、高校に通うお子さんをお持ちの保護者からも、「最近口もきいてくれない」「何を言っても反発される」というお声をよく聞きます。

 

なぜ日本の子どもは反抗期が激しいのか

興味深いことに、欧米では日本ほど激しい反抗期がないと言われています。

なぜでしょう?

大きな違いは子どもへの接し方にあります。

 

◆日本の場合

・子どもは「自分のもの」という意識が強い

・どんなに成長しても「子ども扱い」

・過保護になりがち

・「余計な一言」が多すぎる

 

欧米の場合

・ある程度の年齢になれば「一人の人間」として扱う

・我が子でも対等な関係性を意識

・自立を促す声かけ

・必要なこと以外は口を出さない

 

この違い、実は言葉の使い方の違いなんです。

 

反抗期を悪化させる「余計な一言」チェックリスト

高崎市、前橋市の保護者の皆さん、こんな言葉、つい言っていませんか?

朝の場面

❌ 「早く起きなさい!何度言ったらわかるの!」
⭕ 「7時だよ。準備できる?」

勉強の場面

❌ 「またスマホ!勉強しなさいって言ってるでしょ!」
⭕ 「今日の課題、終わりそう?」

テスト後の場面

❌ 「なんでこんな点数なの?もっと勉強しなきゃダメでしょ!」
⭕ 「この点数、自分ではどう思う?」

帰宅時の場面

❌ 「どこ行ってたの!何してたの!」
⭕ 「おかえり。部活はどうだった?」

 

違い、わかりますか?

❌の例は、命令・否定・詰問です。
⭕の例は、事実確認・質問・対話です。

 

子どもを「一人の人間」として扱うか、「言うことを聞かせるべき子ども」として扱うかの違いが、言葉に表れているんです。

 

反抗期との付き合い方:3つの言葉のルール

ルール1:指示・命令を減らす

「〜しなさい」という言葉は、子どもの自主性を奪います。

❌ 「宿題しなさい」

⭕ 「宿題、いつやる予定?」

⭕ 「今日やることある?」

自分で考えて決めさせることで、子どもは「尊重されている」と感じます。

 

ルール2:余計な一言をぐっとこらえる

言いたくなる気持ち、すごくわかります。でも、その一言が関係を壊していることも。

・子どもが自分で気づくまで待つ

・失敗も成長のうちと考える

・本当に必要なこと以外は口を出さない

高崎市内のある中学生のお母様は、「一週間、余計なことを言わないチャレンジをしたら、子どもから話しかけてくるようになった」とおっしゃっていました。

 

ルール3:聞く姿勢を持つ

子どもの話を、最後まで否定せずに聞いていますか?

・「でもね」「だってね」をまず封印する

・相槌を打ちながら、目を見て聞く

・「そうなんだ」「それでどう思った?」と受け止める

対話は双方向です。親が一方的に話すのは、対話ではありません。

 

実は、これは「国語力」の問題でもあります

ここまで読んで、お気づきになった方もいらっしゃるかもしれません。

反抗期の問題は、言葉の力の問題でもあるんです。

 

子どもに必要な言葉の力

思春期の子どもは、心の中に複雑な感情を抱えています。でも、それを適切に言語化する力がまだ育っていません。

・もやもやした気持ちをうまく説明できない

・だから「うるさい」「別に」しか言えない

・イライラを言葉にできず、態度で表す

これ、実は国語力の問題なんです。

 

親に必要な言葉の力

一方、保護者も感情的になると言葉が荒くなります。

・心配だから、つい強い言葉になる

・忙しくて余裕がないから、命令口調になる

・子どもの言葉の裏にある気持ちを読み取れない

これも、言葉の力の問題です。

 

国語力=コミュニケーション力

高崎国語塾彩では、国語を単なる受験科目としてではなく、人生を豊かにする力として捉えています。

国語の学習を通じて育つ力:

1.自分の気持ちを整理して言葉にする力

作文や記述問題を通じて、考えを言語化する訓練をします

 

2.相手の言葉の裏にある気持ちを読み取る力

小説や評論文の読解を通じて、行間を読む力を養います

 

3.論理的に考え、冷静に伝える力

論理構成を学ぶことで、感情的にならずに意見を述べる力がつきます

 

4.多様な視点を理解する力

様々な文章に触れることで、「自分とは違う考え方」を受け入れる柔軟性が育ちます

 

これらすべてが、親子のコミュニケーションに直結するんです。

 

 

反抗期は成長の証。そして、チャンス。

反抗期は、子どもが自立に向かっている証です。

親としては寂しく、もどかしく、イライラすることも多いでしょう。でもこの時期こそ、親子の関係性を見直すチャンスなんです。

そのカギとなるのが「言葉」です。

・どんな言葉で接するか

・子どもの言葉をどう受け止めるか

・自分の気持ちをどう伝えるか

これらすべてに、国語力が関わっています。

 

高崎国語塾彩で育てたい力

当塾では、読解力、記述力、作文力といった国語の力を通じて、

・自分の考えを整理する力

・相手の気持ちを理解する力

・論理的に表現する力

・多様な価値観を受け入れる柔軟性

これらを育てています。

 

それは受験のためだけではありません。人として成長し、豊かな人間関係を築くための力なんです。

高崎市、前橋市で、お子さんの国語力を伸ばしたいとお考えの保護者の皆様、お子さんとのコミュニケーションに悩んでいらっしゃる皆様、ぜひ一度ご相談ください。

反抗期との付き合い方も、実は言葉の力で変わるかもしれません。

 

 

高崎国語塾彩へのお問い合わせ

「国語力を通じて、人として成長する力を育てたい」

そんな想いで、一人ひとりに寄り添った指導をしています。

こんなお悩みありませんか?

・子どもが何を考えているかわからない

・親子の会話が減ってきた

・国語の成績が伸び悩んでいる

・読解力、作文力をつけたい

・受験に向けて国語力を強化したい

まずはお気軽にお問い合わせください。

 

 

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