合格戦略ブログ
【2026 夏】親が子どもに読ませたい本6選──国語専門塾が選ぶ、入試に出そうな一冊
こんにちは。高崎国語塾 彩です。毎年この時期になると、保護者の皆さまからこんなご相談をいただきます。
「読書感想文にはどんな本を選べばいいですか?」
「入試の国語対策になる本はありますか?」
実は、中学入試や高校入試の物語文(小説)で出題者が好んで選ぶテーマには、はっきりした傾向があります。「多様性の理解」「家族の新しい形」「コミュニケーションの壁」そして「自分らしさの模索と成長」です。
今回は、私自身が「これは近年の入試トレンドにぴったり。ぜひ子どもたちに読んでほしい」と注目している6冊をご紹介します。指導の合間に目を通しているので、隅から隅まで熟読しきれていないものもあります。それでも、テーマやあらすじを見るだけで「国語の先生が、間違いなく問題にしたくなる要素」が詰まっていると太鼓判を押せるラインナップです。夏休みの読書選びの参考に、どうぞ。
1.『オリオンは静かに詠う』
◆どんな本?
重度の難聴を抱え、人との関わりを避けていた女子高生。競技かるたの世界や手話を使いこなす同世代との出会いを通して描かれる青春ストーリーです。
◆おすすめの理由(入試・作文対策)
「自分とは違う世界を生きる他者」とどう向き合うか。これは中学入試の超頻出テーマです。耳が聴こえない主人公が何を感じ、どうやって心の壁を乗り越えていくのか。読むことで子どもたちの「想像力」と「他者への共感力」が養われます。感想文でも自分の言葉を引き出しやすい一冊です。
2.『ぶたのしっぽ』
◆どんな本?
野球部の中学2年生の男子。実は、編みぐるみを作るのが大好きです。でも「男らしくない」からと周囲には秘密にしています。そんな彼がヤングケアラーで不登校の同級生と出会い「ふつうって、なんだろう」と問い直していく物語です。
◆おすすめの理由(入試・作文対策)
「男らしさ・女らしさ」という固定観念やヤングケアラーという現代の社会問題が子ども目線で自然に描かれています。「ふつう」という見えない枠に縛られず、自分らしさを肯定する。まさに今の時代の出題者が受験生に深く考えさせたいテーマそのものです。
3.『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』
◆どんな本?
傍から見れば幸せそうな家族。でも、小学6年生の主人公の心はなぜか荒んでいます。半ば強引に中学受験をさせられそうになり、そこから「家族の幸せとは何か」を模索していく物語です。
◆おすすめの理由(入試・作文対策)
タイトルからして、国語のテストのようですね。まさに中学受験を控える6年生のリアルな心情が描かれています。親の敷いたレールへの反発や家族間のすれ違いは、入試の物語文の鉄板です。受験勉強のプレッシャーで行き詰まっているお子さんが読むと「自分だけじゃないんだ」と心がスッと軽くなるかもしれません。
1.『宙わたる教室』
◆どんな本?
定時制高校の科学部が舞台です。年齢も抱えている事情もバラバラな生徒たち。不登校の経験や複雑な家庭環境を抱えた彼らが、火星のクレーターを再現する実験を通じて絆を深め、前を向いていく群像劇です。
◆おすすめの理由(入試・作文対策)
ドラマ化もされ話題になった作品です。「多様性」という言葉を知識として知っているだけでなく、実感として理解するのに最高の教材です。さまざまな背景を持つ人が、一つの目標に向かって協力する姿。高校受験の作文や小論文、面接のネタとしても引き出しが多くなります。
2.『ありか』
◆どんな本?
工場で働きながら、一人娘を育てるシングルマザー。そして、何かと母娘の世話を焼いてくれる元夫の弟。血のつながりや従来の枠にとらわれない新しい家族の形と、日々の温かさを描いた物語です。
◆おすすめの理由(入試・作文対策)
近年の高校入試では「家族だから無条件に分かり合える」という前提を覆し、複雑な関係の中で愛情を模索する文章がよく出題されます。瀬尾まいこさんの優しい文体は中学生でもスッと入り込めます。身近な当たり前に感謝する気持ちを育んでくれる一冊です。親として子どもにそっと手渡したくなります。
3.『リカバリー・カバヒコ』
◆どんな本?
公園にあるカバの遊具「カバヒコ」。自分の治したい部分と同じ場所を触ると回復するという都市伝説があります。それを中心に、成績不振や人間関係、進路に悩む人々が一歩を踏み出していく連作短編集です。
◆おすすめの理由(入試・作文対策)
中学生の時期は、成績の伸び悩みや、友人関係で、自己肯定感が下がりやすい時期です。短編集なので、普段あまり本を読まない子でもサクッと読めます。「つまずいても、また回復できる」という優しいメッセージは、受験というプレッシャーと戦う中学生にとって最高の心のビタミンになるはずです。
国語の成績を上げる「読書」の真髄とは
「国語の成績を、パッと上げる魔法のテクニックはありませんか?」。塾の現場にいると、本当によく聞かれます。でも、結論から言うとそんなものはありません。
小手先のテクニックではなく、地道に活字に触れて「自分とは違う立場の人の感情を想像する力」を養うこと。それが、すべての教科の土台となる「読解力」を育てる一番の近道です。
すべてを読破する必要はありません。「これ、面白そうだな」とお子さんが手を伸ばした1冊からで十分です。できれば、保護者の方も同じ本を読んで「この主人公の気持ち、どう思う?」と食卓で話してみてください。その親子の対話こそが最高の国語の勉強になります。
彩では、単にテストの点数を取るためだけでなく、言葉を通じて思考力を深める指導を大切にしています。この夏は、ぜひ親子で本を通じたコミュニケーションを楽しんでみてくださいね。読書感想文の書き方に迷ったときもお気軽にご相談ください。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
国語専門・1クラス4名・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。
「国語は自由」という誤解が点を遠ざけている
国語が苦手な生徒には、ある共通した思い込みがあります。「国語は、答えがたくさんある」「国語は、自由だ」。こう考えている子が、とても多いのです。そして、この思い込みこそが、点数を遠ざけている大きな原因です。今日は、はっきりお伝えします。国語の答えは、1つです。
答えは問題文の中に書いてあります
国語の読解問題の答えは、数学や他の教科と同じで、1つに決まります。感覚で選ぶものでもセンスで当てるものでもありません。答えは問題文の中に書いてあります。そして、そこには客観的な根拠が存在します。
読解問題には、はっきりしたルールがあります。問題文を読む。設問が何を聞いているかをつかむ。そして、その答えの根拠を、本文の中から探す。この手順を踏めば、答えは1つに定まります。「なんとなく、これっぽい」で選ぶものではないのです。正解には、必ず「本文のここに、こう書いてあるから」という理由があります。
「自由に読む」のと「問題を解く」のは別のことです
では、なぜ「国語は自由」「答えはたくさんある」という考えが広まっているのでしょうか。ここには、大きな誤解があります。
確かに、本を自由に、好きに読むのはすばらしいことです。一つの物語から、人それぞれが違う感想を持つ。いろいろな解釈を楽しむ。これは、読書の豊かさです。否定するつもりはまったくありません。ただ、それと入試の問題を解くことは別のことなのです。「自由に読む」のは読書の話。「正しく解く」のは試験の話。この2つを混同してはいけません。試験の問題には、出題者がいます。そして出題者は、答えを1つに定めて、その問題を作っています。自由に解釈してよい問題をわざわざ出したりはしないのです。
記述問題も「言っていること」は1つです
「でも、記述問題は、書き方がいろいろあるから、答えもたくさんあるのでは?」。そう思われるかもしれません。確かに、記述の答えは一言一句まで同じにはなりません。表現の仕方には、多少の幅があります。
でも、ここが大事なところです。書き方に違いはあっても、言っていることは1つです。言葉の選び方や、まとめ方は違っても、答えとして書くべき「中身」は決まっています。その中身を、本文を根拠にして、正しく取り出せているか。そこが採点されます。表現は自由でも、答えの核は1つ。ここを取り違えると、「自分なりに書いたのに点にならない」ということが起こります。
だから国語は「解ける」教科です
答えが1つで、そこに客観的な根拠がある。この事実は、実はとても心強いことです。なぜなら、答えが1つに決まるということは、正しい手順を踏めば、誰でもそこにたどり着けるということだからです。
国語は、生まれ持ったセンスで決まる教科ではありません。読み方のルールを身につけて、根拠を探す訓練を積めば、確実に解けるようになります。「自分には国語のセンスがない」と諦めていた子ほど、この事実を知ると変わります。
彩が、大切にしていること
彩の授業では、問題を解いたあとに、必ず聞きます。「なぜ、その答えにしたの?」。ここで「なんとなく」は許しません。本文のどこを根拠にすれば、その答えにたどり着けるのか。一問ずつ、一緒に確かめます。答えは1つで、根拠は本文にある。この前提に立っているからこそ、私たちは自信を持って「国語は解ける」と言えるのです。
お子さんが「国語は自由だから」「センスがないから」と思っているなら、一度ご相談ください。まずは体験授業で、今の読み方を見せてください。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
国語専門・1クラス4名・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。
夏を制する者が受験を制す。──小6・中3・高3がこの夏やるべきこと【高崎・前橋】
今日から夏休みが始まりました。とくに小6、中3、高3。受験学年のご家庭にとって、この夏は特別な意味を持ちます。
「夏を制する者が、受験を制す」。
昔から言われてきた言葉ですがこれは本当です。夏にどれだけ学習を積んだかが、そのまま秋の伸びに表れます。
ただ、いきなり勉強の話をする前に、どうしてもお伝えしたいことがあります。その土台の話です。
まず生活リズム。睡眠を死守してください
夏休みの基本は、勉強時間ではありません。生活リズムです。とくに睡眠です。ここを崩すと、すべてが崩れます。
夜更かしをする。寝不足のまま机に向かう。これでは、どれだけ時間をかけても、頭に入りません。睡眠不足は、はっきりと学力に影響します。そして、3食きちんと食べること。これも絶対です。当たり前のことに聞こえるかもしれません。でも、この当たり前ができていないと、学力の向上は望めません。長い休みだからこそ、ここが崩れやすいのです。
夏休みの土台 早寝早起きで、睡眠時間を確保する。3食きちんと食べる。まずは、ここから。
そして、スマホを制する者が受験を制す
もう一つ、今の時代に欠かせない話があります。スマートフォンです。「スマホを制する者が受験を制す」。近ごろは、こう言っても大げさではありません。
長い休みは、時間があります。だからこそ、スマホとの距離がそのまま結果に出ます。気づけば1時間、2時間と溶けていく。しかも、勉強の合間にスマホを触ると、集中は一度切れてしまいます。切れた集中はすぐには戻りません。ご家庭で、夏の間の使い方を一度決めておいてください。取り上げる必要はありません。ただ、ルールは要ります。
本題です。夏休み、国語だけが放置される
ここからが本題です。夏休み、多くの生徒が、国語を後回しにします。あるいは、まったくやりません。
英語には時間を割く。数学もやる。理科や社会も暗記に取り組む。それなのに国語だけは手つかず。なぜでしょうか。答えははっきりしています。何をやったらいいかわからないからです。英語なら単語と文法。数学なら解き直し。理社なら暗記。やるべきことが見えています。でも国語は、その道筋が見えません。だから手が止まる。そして、そのまま夏が終わります。
でも、何もしなければ上がりません
当たり前の話ですが、国語も他の教科と同じです。何もしなければ、成績は上がりません。「国語はセンスだから」と言って放置しても9月になって突然読めるようにはなりません。
かといって、ただ問題を解いて丸をつけるだけでも、何も変わりません。これは、多くの人が誤解しているところです。国語は、毎回文章が変わります。だから「その問題の答え」を確認して終わりでは、次の文章でまた同じところでつまずきます。解いた数だけが増えて、力はつかない。これでは、時間がもったいないだけです。
この夏、積み重ねるべきは2つです
では、国語は何をすればいいのか。答えは、シンプルです。
① 読み方を、積み重ねる
どこに線を引くのか。何を根拠に答えるのか。この読み方を、繰り返し使って、体に染み込ませます。毎日1題でかまいません。論説文と小説、どちらにも触れておくこと。そして解いたら、必ず「なぜ、その答えになるのか」を確認する。ここまでやって、はじめて練習になります。
② 知識事項を、積み重ねる
漢字、語句、文法。この夏は、ここを固める絶好の機会です。学期中はなかなか時間が取れませんが、まとまった休みなら、既習の範囲を一通り復習できます。とくに文法は、軽く見られがちですが、語彙力にも記述力にも効いてきます。ここを整理しておくと、秋からの読解が変わります。
この2つを夏のあいだ積み重ねた子と放置した子。9月にはっきり差が出ます。
他塾に通いながら、国語だけでかまいません
彩は、国語だけの単科塾です。だから、今の塾を辞める必要はありません。英語や数学は今の塾で、夏期講習も今の塾で受けながら、国語だけを彩で。実際、彩の生徒のほとんどが、他の塾と併用しています。
通常授業は、火曜・木曜が前橋にて、水曜・土曜が高崎にて。1クラス4名までの少人数で、塾長が一人ひとりの読み方を直接見ます。「なぜ、その答えにしたの?」を、必ず聞きます。夏休みからでも、もちろん始められます。
この夏の短期集中をお考えなら、夏期講習という選択肢もあります。7月29日から8月26日まで、1講座80分×4日間です。お申し込みの締切は7月23日(木)。定員に達し次第、受付を終了します。今の塾の夏期講習と、日程を組み合わせることもできます。
「国語、何をやればいいかわからない」。そう感じているなら、一度ご相談ください。まずは体験授業で、お子さんの今の読み方を見せてください。
高崎国語塾 彩
前橋にて:火曜・木曜 / 高崎にて:水曜・土曜(小学生〜高校生/中学受験・大学受験・小論文にも対応)
国語専門・1クラス4名・指導歴28年の塾長が全員を直接指導します。他塾との併用も歓迎です。
筋トレせずにプロテインを飲む|テスト前に点数を上げにいく子ほど、国語が伸びない理由
塾という場所は、保護者の方からはほとんど見えません。
お子さんが教室で何を考え、どこでつまずき、どんな顔で問題に向かっているのか。送り出して、迎えに行く。その間の80分は、完全にブラックボックスです。
だから結果で判断するしかない。これは当然のことです。テストの点数、模試の偏差値、順位。それしか届かないのであれば、それで判断するほかありません。保護者の方が点数を気にされるのを、私は一度も責めたことがありません。見えなくしているのは、塾の側だからです。
ある東大生の言葉が、塾の急所を突いていました
先日読んだ東洋経済education×ICTの記事に、現役の東大生と京大生の対談が載っていました。その中で、東大生がテスト前の点数稼ぎをこう表現していたのです。
「筋トレをせずにプロテインだけ飲むようなもの」。
土台を立て直す時間はかかる。だから目先の点数だけを何とかしようとする。よく分かる感覚です。
けれども私が本当に唸ったのは、その次の指摘でした。同じ記事の中でこの学生は、月次テストが保護者にとって結果を知るほぼ唯一の機会になっている、と言うのです。だから子どもは公式やパターンの暗記でごまかすしかない。一時的に点数は上がる。しかし根っこは治らないまま、親も気づかない。そして点数が毎月突きつけられる環境では、点数を気にせず土台からやり直そうという発想にはなりづらい——。
子どもが「ごまかす」のは、弱いからではありません
ここを読んだとき、私は28年間ずっと感じてきたものが言語化された気がしました。
考えてみてください。点数がお子さんから家庭への唯一の報告書になっているとしたら、その子にとって点数を守ることは、自分の居場所を守ることと同じ意味になります。
そんな状況で「今月は点数を捨てて、読み方を一から作り直そう」と決断できるでしょうか。それは自分から報告書を白紙で出す行為です。小学生や中学生に、その勇気を求めるのは酷というものです。
つまり悪いのは、テストでも子どもでもありません。報告の経路が点数の一本しかないという構造なのです。
そしてこの罠は、国語で最も深く効きます
他の教科なら、暗記で乗り切った先にもまだ道はあります。しかし国語は違います。
学校の定期テストは、授業でやった文章が出ます。だから本文を覚え、ワークの答えを覚えれば点数は取れる。実際それは正しい対策であり、私も指導します。
問題はその先です。模試も入試も、必ず初見の文章です。覚えた答えは一つも使えません。定期テストだけ80点で模試になると偏差値が10落ちる。あの現象の正体がこれです。
暗記で積んだ点数は、初見の文章の前で音を立てて崩れます。しかも本人は、なぜ崩れたのか分からない。土台がないまま上に積んだからです。頑張った分だけ負債になっていた、ということが国語では起こります。
それでも私は、目の前の1点を取りにいきます
誤解のないように申し上げます。
私は「点数なんて気にするな」と言うつもりは一切ありません。目の前の1点を上げること。定期テストで結果を出すこと。志望校に届かせること。それは保護者の方が求めておられるものであり、月謝をいただいている私の仕事そのものです。そこから逃げる塾長の理想論に、意味はありません。
前橋女子、高崎女子、農大二高、本庄東。1つでも上の学校に合格すれば、見える景色は変わります。選択肢も広がります。だから合格は大事です。心から大事だと思っています。
けれど、テストも合格も「目的」ではないはずです
ここが今日いちばんお伝えしたいところです。
テストは、合格のための手段です。
合格は、選択肢を広げるための手段です。
選択肢が広がることは、お子さんが自分の人生を選べるようになるための手段です。
そしてその先に、保護者の方が本当に願っているものがある。お子さんの幸せです。
手段が目的にすり替わった瞬間に、勉強は苦役に変わります。テストのためのテスト。塾に通うための塾。「塾に行くほど国語が下がる」という話が現実に起きるのは、まさにこの反転が起きているからではないでしょうか。
勉強は、本来は楽しいものです。
知らなかったことを知る。考えたこともない見方に出会う。ここが面白いなと思って、もう一度読み返してみる。国語という教科は本来、その入り口のはずなのです。その部分をすべて飛ばして、目の前のテストにだけ執着する。これでは伸びないのは当たり前ですし、何より、もったいない。
だから彩は、点数以外のものをお届けします
この構造から抜ける方法は、テストをやめることではありません。点数以外の経路を、もう一本つくることです。
マーキングの線の引き方が変わった。設問を読む順番が変わった。拾うべき骨が拾えるようになった。記述の書き出しで迷わなくなった。
これらはすべて、点数が動くより前に起きる変化です。ここを保護者の方が知っていてくだされば、お子さんは点数以外の場所でも認めてもらえます。土台に戻る決断のコストが、そこで初めて下がるのです。
高崎国語塾 彩が1クラス4名までにこだわり、塾長である私が全員の答案を1枚残らず添削し、楽器に1~2回、レポートをお渡ししているのは、そのためです。少人数だから見える、のではありません。見えたものをご家庭にお渡しするところまでが仕事だと考えています。
正直に申し上げれば、この罠はどんな塾でも生まれます。月謝をいただく以上、結果を求められる構造は消えません。うちは違います、などと言うつもりはありません。同じ構造の中にいるからこそ、私は答案とレポートで抵抗しているのです。
お子さんは、まだ何も失っていません
今、定期テストは取れるのに模試が取れない。テスト前だけ慌てて終わると忘れる。そんな状態だとしても、それはお子さんの能力の問題ではありません。点数しか報告できない場所に、ずっと立たされてきただけです。
読み方には、決まりがあります。解き方にも、型があります。それを一つずつ手渡していけば、初見の文章でも自信を持って正解できるようになります。そのとき国語は、点数を守る科目から、面白がれる科目に戻ります。
そして国語が戻ってきた子は、他の教科も静かに変わり始めます。文章が読めるというのは、そういうことだからです。
まずは一度、教室にいらしてください。彩の体験授業は「デモ」ではなく、1回目の授業そのものです。お子さんの答案を見れば、どこに土台の穴があるのかを、その場でお伝えできます。
教室・曜日
前橋にて:火・木
高崎にて:水・土
対象:小学4年生〜高校3年生/1クラス4名まで/塾長が全答案を添削
お問い合わせ・体験授業
国語も塾で取っているのに、なぜ伸びないのか──前橋・高崎の上位校を目指す中3へ
7月に入り中学3年生のご家庭は、いよいよ動きが本格化してきました。高校の体験入学やオープンスクール、学校説明会。実際に足を運ぶと志望校が急に現実味を帯びてきます。前橋、前橋女子、高崎、高崎女子。上位校を目指すご家庭ほど、この時期に気持ちが引き締まるはずです。
そして、塾選びも最終段階に入ります。多くのご家庭が英語と数学の塾を決めます。そこで、こう思われるのではないでしょうか。「国語も塾で取っているから、大丈夫」。今日は、その安心にあえて一石を投じさせてください。
彩に来る生徒の多くは、国語も塾で受講しています
これは、私が現場で見ている事実です。彩に来る生徒のほとんどは、英語や数学を他の塾で受講しています。そして、意外に思われるかもしれませんが、国語も集団塾などで受講している生徒がたくさんいます。
それなのになぜ彩に来るのか。答えははっきりしています。国語だけが上がらないからです。塾で国語を取っている。宿題もやっている。それでも、模試の点が動かない。この悩みを抱えたご家庭が、彩の扉を叩きます。
「問題を解いて、答え合わせをするだけ」になっていませんか
では、なぜ塾で国語を取っているのに伸びないのか。保護者の方に授業の様子をうかがうと、こういう声をよく聞きます。「問題を解いて、答え合わせをするだけ」。解説はある。でも、それだけ。
先にお伝えしておきます。私は、集団塾を長く運営してきました。だから、集団指導の良さは、よくわかっているつもりです。仲間と競い合う環境は、確かに力になります。国語だって、集団で効果が出る場合はあります。集団塾を否定するつもりは、まったくありません。
ただ、国語に関してこれだけは申し上げたいのです。問題を解いて答え合わせをするだけでは国語の力はつきません。
なぜ答え合わせだけでは力がつかないのか
理由は、国語という教科の性質にあります。国語は、毎回問題の文章が変わります。同じ文章が二度出ることはありません。数学の公式や英単語のように覚えたら次も使える、とはいかないのです。
だから、「その問題の答え」を知っても意味がありません。次の文章になれば、また同じところでつまずきます。何題解いても同じことの繰り返しです。必要なのは答えではありません。なぜその答えになるのか。本文のどこを根拠にすれば、たどり着けるのか。この読み方そのものを直さない限り、国語は変わらないのです。
解いて、答え合わせをして、次の問題へ。この形だと、その「読み方を直す」時間がどうしても取れません。生徒が「なんとなく」で選んでいても、たまたま当たっていれば、そのまま通り過ぎてしまいます。だから、癖が直らない。だから、伸びない。
彩は「なぜその答えにしたの?」を必ず聞きます
彩の授業では、問題を解いたあとに私が必ず聞くことがあります。「なぜ、その答えにしたの?」正解でも不正解でも必ず聞きます。
ここで「なんとなく」と返ってきたら、見過ごしません。本文のどこを根拠にすれば、その答えにたどり着けるのか。一問ずつ、一緒に確かめます。1クラス4名までの少人数だからこそ、一人ひとりの読み方に、ここまで踏み込めます。国語専門なので時間の使い方も違います。
上位校を目指すなら、なおさらです。群馬県の公立入試は、どの高校を受けても同じ問題です。だから上位ほど得点が密集し、1問のミスが順位を大きく動かします。“なんとなく”で解いている限り、その1問は、いつまでも運任せのままです。
今の塾は、辞めなくて大丈夫です
ここで、はっきりお伝えします。彩に来るために、今の塾を辞める必要はありません。彩は国語だけの単科塾です。英語や数学は今の塾で続けてください。国語だけを彩に足す。それで十分です。
実際、彩の生徒のほとんどが、他の塾と併用しています。英数は他塾、国語は彩。この形がいちばん多いのです。せっかく築いた学習のリズムを壊す必要はありません。国語の「中身」だけを変えてみませんか。
夏期講習もその入口として使えます
この夏、まず試してみたいという方は、夏期講習という選択肢もあります。7月29日から8月26日まで、1講座80分×4日間です。高校受験(中3)の講座もご用意しています。今の塾の夏期講習と、日程を合わせて組むこともできます。お申し込みの締切は7月23日(木)です。定員に達し次第、受付を終了します。
そして、これも正直にお伝えします。国語は、夏で終わりではありません。「夏が最後のチャンス」と煽るつもりはありません。読み方は、秋からでも変えられます。ただ、早く始めた子ほど入試までに積み上げられる量が増えるのは事実です。だから、迷っているなら早いほうがいい。それだけです。
「塾で国語を取っているのに、点が動かない」。もし心当たりがあれば、一度ご相談ください。まずは体験授業で、お子さんの今の読み方を見せてください。どこを直せば伸びるのかを、具体的にお伝えします。
高崎国語塾 彩
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