塾長ブログ
中学受験の国語、このままで大丈夫?伸び悩む原因と今すぐできる対策
高崎にお住まいの皆様、こんにちは。高崎国語塾彩の塾長の蓮です。
お子様の中学受験を検討したり目指していたりする場合、学力全般が気になることが多いかと思いますが、特に国語の成績について、
「模試の点数がなかなか上がらない…」 「記述問題が苦手で、いつも白紙で出してしまう…」 「読解問題の文章が長くなると、内容が頭に入ってこないみたい…」
といったご心配をお持ちの保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
国語は、中学受験において配点が高く、合否を大きく左右する重要な科目です。しかし、目に見えて点数が伸びにくいと感じやすく、お子様自身も、そして保護者の方も、焦りや不安を感じやすい科目でもあります。
なぜ、国語の成績は伸び悩むのか?
多くの場合、国語の成績が伸び悩む原因は、表面的なテクニックだけにとらわれていることや、基礎となる読解力や語彙力が不足していることにあります。
- テクニック偏重の学習: 問題の解き方ばかりを覚えても、文章の本質を理解する力が伴わなければ、応用問題に対応できません。
- 語彙力不足: 知らない言葉が多いと、文章の意味を正確に理解することができず、読解問題はもちろん、記述問題にも悪影響を及ぼします。
- 読解力の欠如: 文章の構造や筆者の意図を把握する力が不足していると、表面的な理解にとどまり、深い読み込みができません。
今すぐできる!国語の成績を伸ばすための3つの対策
では、国語の成績を伸ばすためには、具体的に何をすれば良いのでしょうか?今日からでもできる対策を3つご紹介します。
1.「なぜ?」を大切にする読み方:
・文章を読む際に、「なぜ筆者はそう言っているのか?」「この言葉はどういう意味だろう?」と、常に疑問を持ちながら読む習慣をつけましょう。
・わからない言葉はすぐに辞書で調べるようにしましょう。
・親御さんも一緒に新聞記事やニュースを読み、内容について話し合うのも効果的です。
2.記述問題に慣れる練習:
・記述問題は、自分の言葉で考えを表現する良い訓練になります。
・最初は短い文章で構いませんので、要約する練習や、自分の意見を述べる練習を取り入れてみましょう。
・親御さんがお子様の書いた文章を読み、具体的なフィードバックをしてあげることも大切です。
3.良質な文章に触れる機会を増やす:
・小説、物語、説明文など、様々なジャンルの本を読むことは、読解力、語彙力、表現力を総合的に高める上で非常に重要です。
・図書館に足を運んだり、親子で読書の時間を作ったりするのも良いでしょう。
高崎国語塾彩だからできること
高崎国語塾彩では、お子様一人ひとりの課題に寄り添い、基礎となる読解力、語彙力をしっかりと育成しながら、記述問題に特化した指導を行っています。
- 少人数制で丁寧な指導: お子様一人ひとりの理解度を確認しながら、きめ細やかな指導を行います。
- 記述力徹底指導: 記述問題の添削を通して、論理的な思考力と表現力を養います。
- 読解力養成プログラム: 文章の構造を理解し、深く読み込むための独自のプログラムを提供します。
もし、今、お子様の国語の成績について不安を感じているのであれば、ぜひ一度、高崎国語塾彩の無料体験授業または個別相談会にお越しください。
【無料体験授業・個別相談会のご案内】
- 対象: 中学受験を検討している小学生、その保護者
- 内容: 実際の授業体験、お子様の学習状況のヒアリング、今後の学習アドバイスなど
- 場所: 高崎駅近くの貸会議室(詳細はお申込み時にお伝えします)
- お申込み方法: ウェブサイトのお問い合わせフォームにて
私たちと一緒に、お子様の国語力を着実に伸ばし、自信を持って中学受験に臨めるようサポートさせていただきます。
なぜ、成績上位層ほど“国語の専門塾”に通うのか?──全教科の土台となる「国語力」の重要性とは
「うちの子、国語はまあまあできてるし、塾でわざわざ習うほどでは…」
そんなふうに思われる方、意外と多いかもしれません。
でも実は、成績上位層の生徒こそ“国語の専門塾”を選んで通っているという現実があります。なぜでしょうか?
今回は、高崎国語塾彩がなぜ今、注目されているのか、そしてなぜ国語力が本当に大切なのかをお伝えします。
◆「国語ができる=成績がいい」はもう古い?
学校のテストでは国語の点数が良くても、
・英語の長文読解が苦手
・社会や理科の文章問題になると得点が落ちる
・数学の文章題が読み切れない
というお子さん、多くいらっしゃいます。
これは、「国語のテストでは点が取れる=国語力がある」とは限らないということを意味しています。
◆成績上位層の保護者が気づいていること
実際、上位校や難関中高一貫校を目指すお子さんの多くが、国語専門の指導を求めて高崎国語塾彩に来られています。
その理由は明確です。
国語はすべての教科の土台だから。
読解力、語彙力、論理力――これらがなければ、どの教科でも“本当の意味での理解”ができません。
応用問題、資料読解、記述式、すべてに必要なのが国語力です。
◆読めない・書けないは、すべての教科に波及する
英語の「英単語の意味」をひらがなで書く、
社会の「語句」も全部ひらがな、
そんな子は国語だけでなく、他教科でも点が伸び悩む傾向にあります。
これは、
・「言葉の正確な理解」ができていない
・「書く力」=「思考力の表現」が育っていない
という根本的な問題につながっているのです。
◆「できる子」は、国語でさらに伸びる
成績上位の子ほど、国語を「これでいいや」で済ませません。
難関校に進学した生徒の多くが、記述力や読解力を鍛えることに時間をかけています。
高崎国語塾彩では、ただ国語の点数を上げるだけでなく、他教科や将来にもつながる本物の言語力を育てることを大切にしています。
◆国語を鍛える=未来を広げる
お子さんが今、
・文章の意味をうまく捉えられな
・記述問題になると手が止まる
・他教科でも読解や説明問題が苦手
そんな様子があるなら、それは国語力が「土台」として不足しているサインかもしれません。
高崎国語塾彩では、小4〜高3までを対象にした少人数制個別指導で、一人ひとりの課題に合わせて「読む・書く・考える力」を伸ばします。
📌 現在、無料体験授業受付中です。
お問い合わせは、お問合せフォームよりどうぞ!
群馬県公立高校入試における「国語」の傾向と対策
~“何となく解く”では通用しない時代へ~
「国語って、感覚で解いても何とかなる教科でしょ?」
そんなイメージをお持ちの方も、少なくないかもしれません。
ですが、現在の群馬県の高校入試の国語では、「感覚」や「何となく」では対応しきれない、確かな読解力と表現力が求められています。
✅ 群馬県の国語入試は「実用的な国語力」が問われる
群馬県の公立高校入試(学力検査)では、国語において以下のような力が重視されています。
・中学校までに学習する語彙や文法といった基礎知識
・文章を正確に読み取る力
・自分の考えを適切に表現する力
特に近年では、
・複数の文章を比較して読む問題
・データや会話文、図表などを参考にして記述する問題
といった、「より具体的な場面での活用力」を測る出題が増えています。
つまり、ただ本文を読んで内容を答えるだけではなく、読解・情報整理・表現を総合的に扱う問題が出題されるのです。
✅ 平均点に隠れた“落とし穴”も
参考までに、過去の平均点を見てみましょう。
・令和6年度(2024年度):約60点
・令和5年度(2023年度):約64点
※最新の令和7年度の平均点は間もなく発表になります。
一見すると「まあまあ取れている」ように感じますが、実際には大問1(論理的文章)や大問2(文学的文章)の正答率が5割程度と、読解問題での苦戦が見られます。
さらに、前橋高校・前橋女子高校・高崎高校・高崎女子高校といった上位校を目指す場合、国語の平均点はぐっと上がります。
「他の教科はできたけど国語が足を引っ張った…」というケースは、意外と多いのです。
✅ 国語は“勉強する”教科です
中学生の中には、
・「国語って、勉強しようがない」
・「読書してればいいって言われるけど、成績は上がらない」
という声をよく聞きます。
しかし、入試問題の難化とともに、感覚だけでは解けない国語に変わってきているのは明らかです。
逆に言えば、「勉強すれば伸びる」教科でもあるということ。
読み方・考え方・解き方を正しく身につけることで、どんな問題でも対応できる力が育ちます。
✅ 高崎国語塾 彩では、“確かな読解力”を育てます
高崎国語塾 彩では、国語を「センス」や「感覚」に頼らず、プロセスを分けて具体的に指導しています。
・文章をどう読めばよいか
・設問の意図をどうとらえるか
・選択肢の違いをどう見抜くか
・記述でどんな要素を盛り込めばよいか
こうした国語の「技術」を丁寧に身につけていくことで、定期テスト・入試問わず、確実に得点できる力を養っていきます。
群馬県の高校入試において、国語は決して“感覚で解ける”教科ではありません。
むしろ、学び方が分かれば、最も安定して得点できる教科のひとつとも言えるのです。
高崎国語塾彩では、無料体験授業も随時受付中です。
まずは、「正しい勉強の仕方」を知ることから始めてみませんか?
📍小学4年生~高校3年生まで対応
📍週1回の通塾
📍完全少人数の個別指導
📍高崎駅近くでアクセス良好(現在は貸会議室利用)
お子さんの国語力、どう伸ばしますか?――おすすめの一冊をご紹介します。
今回は保護者の方向けに、国語力アップのヒントが詰まった1冊をご紹介します。
📘 中本順也 著『おうちでできる子どもの国語力の伸ばし方』(かんき出版)
中学受験や国語教育の現場に精通した著者が、
「書きたい!」「読みたい!」「話したい!」という力を育てるための家庭環境づくりについて、
非常に分かりやすく、かつ具体的に書いています。
例えば、
・語彙力は「一人で」強化できること
・テレビには日本語字幕をつけるだけでも違う
・3ヶ月に1度の“本棚入れ替え戦”とは?
など、今すぐご家庭で取り組める内容ばかり。
国語力は一朝一夕で伸びるものではありません。
けれど「活字に触れる」「語彙を増やす」環境を整えてあげることは、
保護者だからこそできる、大切な土台作りです。
高崎国語塾彩でも、こうした“家庭での国語力の伸ばし方”についてもアドバイスをしています。
塾での授業×家庭での学び。この両輪で、ことばの力は確実に育っていきます。
小学生のお子様をお持ちの方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
きっと、今日からできるヒントが見つかるはずです。
【書籍紹介】読書が苦手な子にもすすめたい、入試でも注目された2冊の小説
~「読む力」は一朝一夕では育ちません~
「うちの子、本を全然読まないんです」
国語塾を開いていると、そんな声を本当によく耳にします。
勉強はしているのに、国語だけ点数が伸びない。
読解問題になると、設問の意味すら取り違えることがある。
そしてよくよく話を聞いてみると、「そもそも文章にふれる時間が極端に少ない」という生徒が多いのです。
もちろん、読書をすればすぐに成績が上がるわけではありません。
でも、活字にふれ、良質な文章を読み、そこから何かを感じ取る経験の積み重ねは、確実に国語の力の土台になります。
今回は、そうした意味でも「中学生・高校生にこそ読んでほしい」、そして「昨年度・今年度の入試でも取り上げられた注目作」を2冊ご紹介します。
1. 辻村深月『この夏の星を見る』
昨年度の高校入試問題で、全国の多くの県で出題された作品。
思春期ならではの心の揺れ、誰かとのすれ違い、そして理解――。
現代の中高生にぴったりのテーマで、読後に優しい余韻が残ります。
「文章を読むことの楽しさ」をあらためて思い出させてくれる一冊です。
2. 川邉徹『ヒカリノオト』
音楽と家族、そして“言葉にならない想い”がテーマの感動作。
今年春の高校入試で、群馬県・埼玉県で出題されました。
登場人物の心情を丁寧に読み取る読解が求められるこの作品は、まさに「入試に出る理由」が分かる内容です。
感受性を育てる読書体験としてもおすすめです。
読書を通して育つ力 ―「読むこと」は生きる力
国語が苦手な子の多くは、語彙力だけでなく「読解のための体力」が足りていません。
読解には、想像力・集中力・共感力といった“見えない力”が必要です。
それは問題集だけでは身につかず、「読む経験」の中でこそ養われるのです。
だからこそ、私たち高崎国語塾彩では、ただテストの点数を取るためのテクニックではなく、読解の根っこを育てる指導を大切にしています。
「本を読むことの意味」に気づき、少しずつ文章に向き合えるようになる――
そんな生徒が一人でも増えることを願って、日々の授業を行っています。
まずは“きっかけ”として
今回ご紹介した2冊は、入試に出たから、という理由だけでなく、
「読書が苦手な子にも入りやすく、内容も素晴らしい」からこそおすすめしています。
春の新学期が始まり、少し気持ちにも余裕が出てくるこの時期。
ちょっとした読書体験が、お子様の国語力の伸びにつながる第一歩になるかもしれません。
もし「うちの子、読解が苦手かも」と思われる保護者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
高崎国語塾彩では、読書が苦手な子でも安心して学べる、少人数制の個別指導塾です。
まずは無料体験からどうぞ。