合格戦略ブログ
中学1年生、最初の定期テストで国語を得意にしておく理由
「小学校のときは国語が得意だったのに、中学に入ってから何となく不安になってきた。」
そんなお声を、この時期よく聞きます。6月下旬に迫った最初の定期テスト。5教科すべてが本格的に始まり、お子さんも保護者の方も、何をどう準備すればいいのか手探りの状態ではないでしょうか。
今日は、その中でも特に「国語」について、最初のテストで得意にしておくことの意味をお伝えしたいと思います。
中学の国語は、小学校の国語と別物です
小学校の国語のテストは、教科書の内容を中心に出題されることが多い。授業で扱った文章がそのまま出るため、しっかり授業を聞いていれば点数が取れる場面が多かったはずです。
中学の定期テストは違います。
教科書の文章は出ますが、その文章を「正確に読めているか」が問われる問題が増えます。記述問題も出てくる。「何となく読んでわかった気がした」では点数にならない問題が、中学から本格的に始まります。
小学校で国語が得意だったお子さんが、中学に入って急に点数が取れなくなるケースが珍しくないのは、このためです。
最初のテストが大事な理由
中学1年生の最初の定期テストには、特別な意味があります。
ここで「国語は得意だ」という手応えを掴んだ生徒と、「国語はよくわからない」という印象を持ってしまった生徒とでは、その後の取り組み方がまったく変わってきます。
国語が得意だという感覚を持っている生徒は、文章を読むことへの抵抗が少ない。問題に向き合うときの姿勢が違います。逆に最初のテストで「なんとなく解いたら思ったより取れなかった」という経験をした生徒は、国語を後回しにしがちになります。
国語を後回しにすると何が起きるか。定期テストだけでなく、実力テストや高校入試に向けた力がなかなか育たない。国語は短期間で点数が上がりにくい教科だからこそ、早めに土台を作ることが重要です。
今から間に合うこと
6月下旬のテストまで、まだ時間はあります。今から取り組めることがあります。
まず問題文を最後まで読む習慣をつけること。「2つ選びなさい」「ふさわしくないものを選びなさい」といった指示を読み飛ばすミスは、意識するだけで減らせます。
次に記述問題の答え方を知ること。「なぜですか」と聞かれたら「〜から」「〜ため」で終わる。「どういうことですか」と聞かれたら「〜こと」で終わる。この型を知っているだけで、部分点が取れるようになります。
そして文章を音読してみること。黙読で「なんとなく読んだ」状態と、声に出して1文字ずつ追った状態では、内容の入り方がまったく違います。
最初の1回で「国語はわかる」という感覚を
中学1年生の最初の定期テスト。ここで「国語はちゃんとやれば点数になる」という感覚を持てるかどうかが、その後の3年間に大きく影響します。
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高崎女子・前橋女子を目指す生徒が農大二高を併願するとき、国語で注意してほしいこと
高崎女子高校や前橋女子高校を目指している中学生の多くが、私立の併願校として農大二高を選びます。公立のトップ校を狙いながら、私立は農大二高というパターンは群馬では定番です。
でも一つ、見落としがちなことがあります。
公立入試と農大二高の国語は、同じ「国語」でも中身がかなり違います。
■ マークシートだから簡単、ではない
農大二高の国語はマークシート方式です。記述がないから楽だと思うご家庭も多いのですが、実はそうではありません。
マークシートの選択肢は、巧妙に作られています。「なんとなくこれかな」で選ぶと、引っかかるように設計されているのです。文章を正確に読んで、根拠を持って答えを選ばなければ、4択の中で迷い続けることになります。
記述がない分、「なぜその答えか」を説明する必要はありません。でもだからこそ、正確に文章を読む力がないと、自信を持って選べない。国語の偏差値が高い生徒でも、選択肢に迷って時間を使いすぎるケースは珍しくありません。
■ 公立対策だけでは足りない理由
群馬の公立入試は全県統一問題です。評論と小説が中心で、記述問題の割合が高い。古文も出題されるものの、比較的難易度が易しい問題です。これに対して農大二高は評論・小説に加えて、古文・漢文・表やグラフの読み取りが出題範囲に含まれます。
公立対策として現代文だけを鍛えてきた生徒が、直前になって古文・漢文に慌てて取り組むというケースがあります。どちらも読解力の土台があれば対応しやすくなりますが、初めて触れる状態で本番を迎えるのは危険です。
■ 表やグラフの読み取りという落とし穴
農大二高の出題範囲に含まれる「表やグラフの読み取り」は、多くの中学生が軽く見がちな分野です。でもこれも、文章と数値・図を組み合わせて正確に情報を読み取る力が求められます。
算数・数学が得意だから大丈夫、ということにはなりません。表やグラフに添えられた文章を正確に読んで、問いに対して正しく答えを選ぶ。これはまさに読解力の問題です。
■ どちらの入試にも通用する力を今のうちに
公立入試でも私立入試でも、根底にあるのは「文章を正確に読む力」です。どこに注目して読むか。筆者や登場人物が何を言っているかを文章から正確に取り出す力。この力があれば、記述でも選択肢でも、現代文でも古文でも対応できます。
高崎・前橋・高崎女子・前橋女子と農大二高の両方を視野に入れているなら、まず読解の土台を固めることが最短ルートです。
公立対策をしながら私立にも対応できる力は、読み方の型を身につけることで育ちます。
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「うちの子は大丈夫」は危ないです。テストで毎回起きていること。
「2つ選びなさい」と書いてあるのに1つしか選ばない。「ふさわしくないもの」を選ぶ問題で、ふさわしいものを選んでいる。「なぜですか?」と聞かれているのに「〜です。」で終わる。
テストを見ていると、こういったことが本当によくあります。しかも一度や二度ではなく、毎回同じように起きている。
成績が良い生徒でも、中高生でも、です。
■ 問を最後まで読んでいない
最も多いのは、問題文を途中まで読んで思い込みで解いてしまうケースです。「2つ選びなさい」なのに1つしか選ばない。これはほぼ毎回どこかの生徒でやっています。
記号問題になった途端、問すら読まずにいきなり選択肢を見始める生徒もいます。
また、「書き抜きなさい」と「本文中の言葉を使って答えなさい」の違いも、気にしていない。
これを「うっかり」「勘違い」で済ませてしまうご家庭が多いのですが、実は習慣になってしまっているケースがほとんどです。習慣になったものはそう簡単には直りません。
■ 音読させると見えてくること
文章を音読させると、また別のことが見えてきます。
行が変わった瞬間に1行飛ばして読んでいる。同じ行をもう一度読んでいる。1文字抜けて読んでいる。書いていない言葉を自分で足して読んでいる。
怖いのは、本人がそれに気づいていないことです。自分では正しく読んでいるつもりです。指摘されて初めて「え?」となる。
小学生を見ていると、こういったことが以前より目立つようになってきました。
音読中に1文字抜けたり、ない言葉を入れて読んだりすることが、かなりの割合で起きています。
■ 「うちの子は大丈夫」と思わない方がいい
これは特別な話ではありません。どのクラスにも、どの学力層にも起きていることです。
むしろ学力が高い生徒の方が「なんとなく読んでも解けてきた」経験が邪魔をして、丁寧に読む習慣がついていないことがあります。
読解の方法や記述の書き方を身につける、その前段階の話です。どんなに読み方の型を教えても、問を最後まで読まなければ意味がありません。
■ 早めに意識させることが大切
こういった習慣は、放置しておくとどこかで必ず支障が出ます。高校入試、大学入試と問題が難しくなるほど、問の読み違えは致命的になっていきます。
対策はシンプルです。問の聞かれている部分に線を引く。指を使って1文字ずつ文章を追う。これだけで変わる生徒は多い。でもやらなければ変わりません。意識させ続けることが必要で、それには誰かが横で見ている必要があります。
「うちの子、なんかいつも同じところで点を落としている気がする」と感じていらっしゃるなら、一度見せてください。
原因が問の読み方にある場合、思っているより早く改善できます。
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言いたいことはわかる。でも助詞がおかしい
言いたいことはわかるけど、助詞がおかしい。
先日、中2の我が子から学校の先生の話を聞きました。教科を問わず複数の先生が、同じようなことを言っているというのです。
「記述の答えを読むと、言いたいことは何となくわかる。でも助詞がおかしかったり、接続語の使い方が間違っていたりする。」
しかも国語ではなく理科や社会の先生が言っているそうです。
そしてこれは私自身も、日々の授業の中で強く感じていることです。
一生懸命書いているのに、なぜ気づかないのか
記述問題で生徒が答えを書いてきたとき、助詞がおかしかったり、逆接の場面で順接の接続詞が使われていたりすることがあります。長い記述になればなるほど、こういったズレが起きやすくなります。主語と述語のずれも多くあります。
生徒たちは一生懸命書いています。書いているときは何もおかしいと感じていない。でも読み返すと明らかにおかしい。
そういうとき、私はまず何も教えずにこう伝えます。
「もう一度、通して読んでみて。」
すると2つのタイプに分かれます。
読み返して「あ、おかしいな」と自分で気づく生徒と、なぜもう一度読まされているのかがわからない生徒です。
自分の文章の不自然さに気づけるかどうか。これは国語力の差が如実に出る瞬間です。
言葉を使わなくなった時代の副作用
この問題の背景には、言葉を使う機会が減ったことがあると感じています。
漢字もそうです。変換すれば読めるし、どの漢字を使えばいいかもわかる。でも普段書かないから、いざ書けと言われると書けない。記述問題や作文で、本来漢字で書くべき言葉をひらがなで書いてしまう生徒が増えています。
LINEなどのやり取りを見ていても、「これはどう見てもAIに書かせたでしょう」というものが増えてきました。自分の言葉で書く経験が、確実に減っています。
そして気になるのは、国語の偏差値が高い生徒でも、こういったことが起きているという現実です。読む力と書く力は、必ずしも一致しません。
だからこそ、丁寧に見る目が必要
助詞のズレ、接続語の誤り、文と文のつながりの不自然さ。こういったことは、集団の中では見過ごされやすいものです。
一人ひとりの文章を丁寧に読んで、どこがおかしいかを具体的に指摘する。そして自分で気づく力を育てる。それが国語専門塾の役割だと思っています。
国語のことで気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
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高崎・前橋の集団塾に通っているのに、国語の点数だけ上がらない理由
「塾には真面目に通っているのに、国語の点数だけがどうしても上がらない。」
そんな悩みを抱えて、高崎国語塾彩に相談に来てくださるご家庭が少なくありません。数学は点数が上がってきた。英語も単語を覚えれば何とかなってきた。でも国語だけは、何をどうすればいいのかわからない。
お気持ち、よくわかります。
今日は、集団塾に通っているお子さんの国語がなかなか伸びない理由を、国語を専門に教えてきた立場からお話しします。
集団塾の国語授業で起きていること
集団塾の国語の授業は、基本的に「解説を聞く」時間です。
先生が問題を解説する。「この場面での主人公の気持ちはこうだから、答えはこうなります」。生徒はそれを聞いて「あー、なるほど」と思う。ノートに書く。
でも、これでは国語の力はつきません。
「なるほど」と思った瞬間、お子さんは何を理解したのでしょうか。その問題の答えを理解しただけです。次に初めて見る文章が出てきたとき、同じように自分で答えにたどり着けるかどうかは、まったく別の話です。
本当に必要なのは「答え」ではなく「思考のプロセス」
国語で点数が取れるようになるために必要なのは、答えを教わることではありません。
初めて見る文章を、どう読むか。どこに注目するか。どう考えて答えを導くか。その思考のプロセスそのものを身につけることです。
たとえば記述問題。「主人公がこう感じた理由を書きなさい」という問題で、多くのお子さんは「何となく読んで、何となく書く」をやっています。でもそれでは安定して点数が取れない。
なぜその答えになるのか、文章のどこを根拠にしているのか、どういう手順で考えれば毎回同じように解けるのか。その型を、自分のものにする必要があります。
「わかった」と「できる」は全然違う
集団塾の解説を聞いて「わかった」と感じるのは本当のことです。でも「わかった」と「自分でできる」はまったく別物です。
自転車の乗り方を説明されて「なるほど」と思っても、実際に乗れるようにはなりません。自分でハンドルを握って、バランスを崩して、修正して、はじめてできるようになる。国語も同じです。
自分で文章を読んで、自分で考えて、答えを出す。その時間を十分に取ること。そして「どこでつまずいたか」を具体的に指摘してもらうこと。これが国語の力をつける唯一の方法です。
集団塾では、この時間がどうしても取りにくい。それが、国語だけ伸びない最大の理由です。
高崎国語塾彩が大切にしていること
当塾では、授業中に生徒が「自分で考える時間」を必ずしっかり取ります。
先生がすぐに解説するのではなく、まず自分の頭で読んで、考えて、答えを出してもらう。そのうえで「なぜそう考えたのか」を聞き、思考のどこにズレがあるかを一緒に確認します。
答えの修正ではなく、思考の修正です。
これを繰り返すことで、初めて見る文章でも自分で答えにたどり着ける力が育っていきます。前橋女子高校や高崎女子高校の入試で求められる記述力も、この積み重ねの先にあります。
「うちの子も国語だけ伸び悩んでいる」と感じていらっしゃるなら、一度ご相談ください。体験授業は、デモではなく最初から本物の授業として行っています。
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