塾長ブログ
「国語だけ伸びないんです」——その原因、お子さんではなく親にあるかもしれません
「数学や英語は塾で伸びたのに、国語だけ上がらないんです」
高崎国語塾 彩を開校して以来、この相談を何度も受けてきました。
そして、そういうご家庭には、ある共通点があることに気づきました。
今日は、少し厳しいことを書きます。
読みたくない方は、ここで閉じてください。
国語が伸びない家庭の共通点①:「国語はセンス」と思っている
「うちの子、国語のセンスがなくて…」
この言葉を聞くたびに、私は思います。
それ、諦めの言い訳ですよね?
数学ができない子に「数学のセンスがない」とは言わないはずです。 「公式を覚えていない」「演習が足りない」と原因を探すはずです。
なぜ国語だけ「センス」で片付けるのでしょうか。
国語には、明確な「解き方のルール」があります。 読解には「読み方の型」があります。 記述には「書き方の公式」があります。
それを教わっていないだけです。 センスの問題ではありません。
「センスがない」と言った瞬間、成長は止まります。
国語が伸びない家庭の共通点②:「本を読ませれば何とかなる」と思っている
「国語力をつけるために、本を読ませています」
素晴らしい心がけです。 読書は大切です。
でも、はっきり言います。
本を読んでも、国語の点数は上がりません。
なぜか?
読書と国語の試験は、全く別のスキルだからです。
読書は「楽しむため」に読みます。 好きなところだけ読んでいい。 分からないところは飛ばしていい。
でも、国語の試験は「正確に読み取るため」に読みます。 筆者の主張を誤解なく理解する。 設問の意図を正確に把握する。 根拠を持って答える。
これは、読書では身につきません。
「読書好き=国語が得意」は、幻想です。
実際、読書好きなのに国語の点数が低い子は、たくさんいます。 逆に、本をあまり読まないのに国語が得意な子もいます。
違いは、「読み方のルール」を知っているかどうかです。
国語が伸びない家庭の共通点③:「塾に任せれば伸びる」と思っている
これが一番多いパターンです。
「他の塾で国語を習っているのに、伸びなくて…」
そう相談されることがあります。
でも、考えてみてください。
その塾で、国語を専門に教えている先生はいますか?
多くの塾では、国語は「ついで」です。 英語や数学がメインで、国語は片手間。 アルバイトの大学生が教えていることも珍しくありません。
それで国語が伸びるはずがありません。
国語の指導には、専門的な知識と経験が必要です。
・文章構造の分析
・設問パターンの把握
・記述答案の添削
・語彙力・文法力の体系的な指導
これらは、「国語だけ」を真剣に研究してきた人間でなければ教えられません。
国語を本気で伸ばしたいなら、国語専門の指導者に習うべきです。
国語が伸びない家庭の共通点④:「すぐに結果を求める」
「来月のテストまでに何とかなりませんか?」
申し訳ありませんが、無理です。
国語力は、1ヶ月では身につきません。
なぜなら、国語力とは「思考の習慣」だからです。
・文章を正確に読む習慣
・根拠を持って考える習慣
・論理的に書く習慣
これらは、一朝一夕で身につくものではありません。
最低でも3ヶ月。 しっかり力をつけるなら6ヶ月〜1年。
それだけの時間がかかります。
「すぐに結果が出る」という塾があれば、それは嘘です。
逆に言えば、一度身についた国語力は、一生ものです。 大学受験でも、社会人になっても使えます。
その価値を理解している方だけ、当塾に来てください。
高校受験が近い中学3年生は、自分で練習時間を取ると約束できればルールを教えますので、しっかり練習して習慣化しましょう。
正直に言います
高崎国語塾 彩は、全員を受け入れる塾ではありません。
・「国語はセンスだから」と諦めている方
・「本を読ませているから大丈夫」と思っている方
・「塾に任せれば何とかなる」と丸投げしたい方
・「来月までに結果を出してほしい」と焦っている方
こういう方には、お力になれません。
逆に、
・「国語には正しい解き方がある」と信じている方
・「読書と試験の国語は別物」と理解している方
・「国語専門の指導を受けさせたい」と考えている方
・「時間はかかっても、本物の力をつけさせたい」と覚悟している方
そういう方には、私の持つ全てをお伝えします。
最後に
「国語だけ伸びない」には、必ず原因があります。
そして、その原因の多くは、お子さんではなく、環境や考え方にあります。
厳しいことを書きました。 でも、これが私の本音です。
国語は、正しく学べば、必ず伸びます。
それを信じて、一緒に取り組んでくれる方を待っています。
高崎国語塾 彩
塾長:蓮 克彦
>> 体験授業のお申し込みはこちら
※高崎国語塾 彩は、高崎高校・高崎女子高校・前橋高校・前橋女子高校など上位校を目指す生徒、中学受験で国語を武器にしたい生徒のための国語専門塾です。
テスト結果を次に活かす!成績アップのための「5つの見直し術」
こんにちは。高崎国語塾彩です。
期末テスト、本当にお疲れ様でした。お子様たちも、テストが終わってホッと一息ついている頃でしょうか。
保護者の皆様の中には、
・「今回も、勉強した割に点数が伸びなかった…」
・「このままで志望校に届くのだろうか…」
と不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はテスト直後の今こそ、成績を大きく伸ばす最大のチャンスなのです。
今日は、定期テストの結果を次に確実に活かすための5つのステップをお伝えします。
💡 なぜ「テスト直後」が重要なのか
多くの生徒は、テストが返却されたら点数だけを見て一喜一憂し、そこで学びを終えてしまいます。
しかし、テストは終わってからが本当のスタートです。当塾で成績を大きく伸ばした生徒たちは、例外なくテスト後の見直しを徹底していました。
テスト直後は記憶が鮮明で、「どこで迷ったか」「何を間違えたか」がはっきりしています。この時期を逃すと、せっかくの学びのチャンスを失ってしまうのです。
ステップ1:点数ではなく「内容」を見る
テストが返ってきたら、まず保護者の方に意識していただきたいことがあります。
それは、点数よりも「どこを間違えたか」を一緒に確認することです。
❌ よくある間違った反応
・「なんでこんな点数なの!」と感情的に叱る
・点数だけを見て次の話に移る
・すぐに「次のテスト」の話をする
✅ 国語塾からの正しいアプローチ
・「どの問題が難しかった?」 とお子様の率直な声を聞く
・間違えた問題の「文章(記述)」 に注目し、何が問われていたのかを一緒に確認する
・ケアレスミスなのか、根本的な理解不足なのかを見極める
特に国語では、問題文の読み間違いや、解答の条件(字数制限、文末表現など)を見落とすケアレスミスが多発します。この「間違いのタイプ」を知ることで、次への対策が明確になります。
ステップ2:間違いを3つに分類する
テストの間違いは、大きく3つに分類できます。この分類が、「次に何をすべきか」を明確にします。
1. ケアレスミス
・具体例: 漢字の書き間違い、抜き出しミス、問題文の条件の読み落とし、単位の書き忘れなど。
国語塾からの対策のヒント: 見直しの習慣をつける。特に問題文の指示語や条件に線を引く練習を徹底する。
2. 知識不足
・具体例: 語彙や文法、歴史上の用語などを覚えていなかった、公式を忘れていたなど。
国語塾からの対策のヒント: 反復練習。特に国語では文章読解の基礎となる語彙の暗記方法を見直す。
3. 理解不足
・具体例: 解き方が分からなかった、応用問題に対応できなかった、文章の論理構造を理解できていなかったなど。
国語塾からの対策のヒント: 基礎からの学び直し。「なぜその答えになるのか」 を言語化し、質問できる環境を作る。
多くの生徒は、実はケアレスミスと知識不足で50〜80点を失っています。これらは正しい方法で対策すれば、確実に改善できる部分です。
ステップ3:必ず「解き直し」をする
最も重要かつ、差がつくステップが、この解き直しです。
📝 解き直しの正しい手順
1.間違えた問題だけをノートに書き写す(問題文ごと書くのが理想です)
2.解説を見ずにもう一度解いてみる
3.どこで詰まるかを確認する(この「詰まる場所」が本当の弱点です)
4.解説を読んで理解する。分からなければ先生や保護者に質問
5.理解できるまで粘る
6.数日後にもう一度解く(本当に理解できたか確認)
7.3回は解き直す
国語の場合: 記述問題は模範解答を写すだけでなく、「なぜその表現が必要なのか」「自分の解答のどこが足りなかったのか」を自分の言葉で説明できるようにすることが大切です。
ステップ4:次のテストまでの計画を立てる
次のテスト(学年末テストなど)まで約2〜3ヶ月あります。この期間をどう過ごすかで、次の結果が大きく変わります。
📈 伸びる生徒の計画の立て方
✅ 今月(冬休み前)に優先すべき行動
・今回のテスト範囲の**復習(解き直し)**を完了する。
・苦手分野(数学の図形、国語の文法など)を具体的に洗い出す。
・冬休みに集中的に取り組むことのリストアップ。
✅ 来月(冬休み・新学期開始)に優先すべき行動
・冬休み中に苦手分野を集中克服する。
・次のテスト範囲の予習を開始し、早めに全体像をつかむ。
・演習問題の量を増やし、アウトプットを強化する。
✅ テスト直前期に優先すべき行動
・テスト範囲の総復習を行う。
・見直し時間を計画に組み込み、ケアレスミス対策を徹底する。
「次のテストでは頑張る」と漠然と思うだけでは変わりません。具体的な行動計画が必要です。
ステップ5:環境を見直す
ここまでのステップを実行しようとしても、「家ではなかなか勉強できない」というお子様も多いのではないでしょうか。
実は、環境が成績に与える影響は想像以上に大きいのです。
🏡 家で勉強できない3つの理由
・誘惑が多い: スマホ、ゲーム、テレビ。「ちょっとだけ」が長時間に。
・質問できない: 分からない問題で止まる。自己流の解き方で進めてしまう。
・緊張感がない: やる気が続かない。つい後回しにしてしまう。
高崎国語塾彩では、これらの問題がすべて解決できます。
・集中できる環境で学習時間確保
・すぐに質問できる講師がいる安心感
・周りも勉強している適度な緊張感
「家で勉強していた時と比べて学習時間が2倍になった」「質問できるから前に進めるようになった」という生徒が多く、それが点数の伸びに直結しています。
🚨 こんな結果なら、環境を変えるタイミングかも
今回の期末テストで、以下のような結果だった場合は、学習方法や環境を見直す良いタイミングです。
要注意サイン(3つ以上で注意が必要です)
□ 前回のテストから点数が下がった
□ 勉強時間は取っているのに成績が上がらない
□ 家では集中して勉強できない
□ 分からない問題を質問する相手がいない
□ 国語の記述問題で点が取れない(論理的な思考力が不足している)
□ 志望校に届くか不安を感じている
□ 塾に通っているが成績が伸びていない
「次こそは」と思っている保護者様へ
「次のテストこそは成績を上げたい」 「このままではまずい」 「志望校合格のために、今から何とかしたい」
そう思っているなら、今この瞬間が行動のタイミングです。
テスト直後の今なら、お子様も保護者様も「変わりたい」という気持ちが強くなっています。この気持ちが冷めないうちに、環境を整えることが成功の鍵です。
今すぐできること
テストが終わった今週中にやってほしいこと:
1.答案を一緒に確認する: 点数ではなく内容を見る。お子様の話を聞く。
2.間違いを分類する: ケアレスミス/知識不足/理解不足
3.解き直しを始める: 最低でも間違えた問題は全部解き直す
4.次のテストまでの計画を立てる: 具体的な行動に落とし込む
5.必要なら環境を見直す: 今の方法で結果が出ていないなら変える勇気を
テスト直後の「悔しい」「次こそは」という気持ちを、具体的な行動に変えられるかどうか。それが、3ヶ月後の結果を大きく左右します。
高崎国語塾彩では、期末テスト後の無料学習相談を実施中
「今回のテスト結果をどう活かせばいいか分からない」 「次のテストで確実に点数を上げたい」 「文章を理解する力(国語力)を高めたい」
そんな高崎市・前橋市の中学生の保護者様、お気軽にご相談ください。 お子様の答案を見せていただければ、国語のプロの視点から具体的な改善策をアドバイスいたします。
高崎国語塾彩 お問い合わせはお気軽にどうぞ
🎧 【最強の学習習慣】なぜ高崎国語塾 彩は『音読』を重視するのか?集中力、英語、全科目を伸ばす脳力開発法
高崎市・前橋市の保護者の皆様へ
お子様の学習について、こんな疑問をお持ちではありませんか?
「うちの子は、なぜか集中力が続かない…」 「数学や理科の文章問題になると、途端に点が取れない…」
多くの場合、問題は「知識不足」ではなく、「脳が情報を正確に処理する力(ワーキングメモリ)」が弱いことにあります。
国語専門塾、高崎国語塾 彩(いろどり)が指導の核とするのが、この脳の処理能力を根本から鍛え上げる「音読」です。
音読は、単なる国語の勉強法ではありません。それは、お子様の学習スタイルと成績、そして未来の英語学習までを変える、最強の習慣なのです。
🧠 音読が「集中力」と「全科目の土台」を築く論理
なぜ音読がこれほど強力な学習法なのか、そのメカニズムを解説します。
1. 脳科学的根拠:ワーキングメモリの強化
黙読は目だけの作業ですが、音読は「文字を見る(視覚)→意味を理解する(思考)→声を出す(発声)→自分の声を聞く(聴覚)」という複数のタスクを同時に処理します。
この複雑な作業が、脳のワーキングメモリ(作業記憶)を極限まで鍛えます。
・効果: ワーキングメモリが強化されると、数学の問題文の長い条件や、理科の複雑な実験手順も頭の中で整理しながら進められるようになります。これが、全科目の成績を底上げする鍵です。
2. 国語力:文章構造を体で理解する
音読は、文章の論理的な構造を無意識に体へ定着させます。
・句読点や接続詞の正確な把握: 黙読では無視しがちな句読点や接続詞のところで必ず「間(ま)」を取るため、文章の意味の区切り(論理構造)を正確に把握する力がつきます。
・「返り読み」の防止: 先に進むしかないため、集中力が途切れず、内容理解と読解速度が同時に向上します。
🌐 逆転の発想!音読は「英語の学習」にとって最強の武器
音読の効果は国語に留まりません。英語学習において、音読は他のどんな学習法よりも強力な効果を発揮します。
・英語の習得に必要な要素: 英語の習得には、文法理解だけでなく、「音とリズム」を体に入れることが不可欠です。
・音読の効果: 英語の文章を音読することで、正確な発音、イントネーション、そして英語特有の語順(構造)が定着します。特に高崎高校、前橋高校などの上位高校受験を見据えた学習において、音読はリスニング力とスピーキング力の土台となります。
🚨 勉強が苦手な人への最高の処方箋
「勉強が苦手で、どこから手を付ければいいかわからない」というお子様へ。高崎国語塾 彩からのアドバイスはシンプルです。
どの科目でも構いません。教科書や参考書を、まずは「声に出して読む」ことから始めてみてください。
音読をすることで、目だけでなく、耳や口も使い、脳が活動的になります。これだけで、受け身の学習から脱却し、「学習効率が上がるスイッチ」が入ります。
🤝 高崎国語塾 彩へのお問い合わせと体験授業
高崎国語塾 彩(いろどり)では、単に音読を宿題にするだけでなく、お子様の個性や弱点に合わせた「目的を持った音読指導」を徹底しています。
・「集中力が続かない」お子様には、ワーキングメモリを鍛える音読を。
・「記述が苦手」なお子様には、論理構造を体感する音読を。
私たち大人が驚くほど、お子様の学習効率と集中力は変わります。
ぜひ、お子様にこう伝えてみてください。
「集中力が上がって、英語も得意になる勉強法があるよ。本物の力がつくこの国語塾で、音読を体験してみない?」
高崎市・前橋市で、お子様の集中力と全科目の成績を根本から変えたいとお考えの保護者様。まずは一度、当塾の無料学習相談・無料体験授業にお問い合わせください。
お問い合わせは「こちら」
【高崎・前橋の保護者必見】2026年度中学・高校入試の国語で出題される可能性が高い小説作品と効果的な読書法
こんにちは。高崎国語塾彩です。
お子様が小学6年生や中学3年生で、入試を控えている保護者の皆様、国語の入試対策は順調に進んでいますか?「うちの子、国語が苦手で...」「読解問題になると点数が取れない」そんなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、中学・高校入試の国語で出題される小説には明確な傾向があります。この記事では、2026年度入試で出題される可能性が高い作品をご紹介するとともに、ただ読むだけでは終わらない、本当に力がつく読書の方法をお伝えします。
入試に出る小説には「旬」がある!
多くの保護者の方が知らない事実があります。それは、入試の素材文の約4割が、前年の9月から入試の年の8月頃までに発売された新刊本から出題されるという傾向です。
つまり、2026年度入試であれば、2024年9月から2025年8月頃に発売された作品が狙われやすいということ。この時期を意識するだけで、お子様の読書がより効果的な受験対策になります。
2026年度入試 最有力候補作品
【★★★★★ 最注目】早見和真『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』
発売: 2025年3月
対象: 中学入試・高校入試
テーマ: 中学受験、親子関係、家族の成長
なぜ出題される可能性が高いのか?
この作品は、中学受験に挑む小学6年生・十和とその家族の物語です。中学受験を通じて家族がバラバラになりそうになりながらも、それぞれが成長していく様子が描かれています。
注目すべきは、「中学受験」という受験生にとって身近なテーマを扱いながら、家族の絆、自己理解、親子のコミュニケーションという普遍的なテーマを描いている点です。受験生自身が共感しやすく、かつ深く考えさせる内容であるため、入試問題として理想的な素材といえます。
また、同じ作家の『アルプス席の母』が2025年度入試でラ・サール、海陽、愛光などの難関校を含む5校以上で出題されたという実績があります。人気作家の続けての出題は珍しくありません。
高崎国語塾彩からのアドバイス
この作品を読む際は、以下の点に注目しましょう:
・主人公・十和の気持ちの変化を丁寧に追う
・家族それぞれの視点から物語を考える
・「家族の幸せの形」について自分なりの答えを考える
・中学受験という経験を通じて、十和や家族が何を学んだのかを整理する
読み終わった後、お子様に「もし自分が十和だったら、どう考える?」と質問してみてください。登場人物の気持ちを自分のこととして考える習慣が、国語の読解力を飛躍的に高めます。
【★★★★★】早見和真『アルプス席の母』
発売: 2024年3月
対象: 中学入試・高校入試
テーマ: 親子関係、自己実現、スポーツ
2025年度入試で5校以上から出題され、ラ・サール、海陽、愛光などの難関校でも採用されました。2025年本屋大賞ノミネート作品でもあり、母と息子の二重の成長物語という構成が秀逸です。
2026年度入試でもさらに多くの学校での出題が予想されます。
読書のポイント
・母親の視点と息子の視点、両方から物語を理解する
・「応援すること」と「過干渉」の違いについて考える
・自分の夢と家族の期待が対立したとき、どう向き合うべきか考える
【★★★★★】佐藤いつ子『透明なルール』
発売: 2024年
対象: 中学入試
テーマ: 友人関係、自己理解
2025年度入試で早稲田実業、立教女学院、吉祥女子など多数の学校で出題されました。デビュー作の『駅伝ランナー』が予習シリーズにも採用された人気作家の作品です。
読書のポイント
・友人関係における「暗黙のルール」について考える
・自分の気持ちと周りの期待のズレをどう扱うか
・本当の友情とは何かを考える
【★★★★】いとうみく『真実の口』
発売: 2024年4月
対象: 中学入試・高校入試
テーマ: 社会問題、他者理解、勇気
いとうみく作品は中学受験の国語試験で頻繁に取り上げられる傾向があります。児童虐待という重いテーマを扱いながら、高校生たちの勇気ある行動を通じて人と人とのつながりの大切さを描いています。
読書のポイント
・社会問題に対して個人ができることは何か
・「見て見ぬふりをする」ことと「勇気を出して行動する」ことの違い
・困っている人に気づく感性を育てる
【★★★★】阿部暁子『カラフル』
発売: 2024年
対象: 中学入試
テーマ: 他者理解、自己理解
2025年度入試で芝中、明大八王子中など5校で出題されました。「他者理解」を通じて「自己理解」を深めるという、中学受験最頻出のパターンを学べる作品です。
読書のポイント
・他人を理解することが、なぜ自分を理解することにつながるのか
・多様な価値観を受け入れることの大切さ
・自分らしさとは何かを考える
その他の注目作品
【難関校向け】
・『百年の子』(古内一絵): 開成、浅野で出題
・『藍を継ぐ海』(伊与原新): 第172回直木賞受賞、麻布中で出題
【スポーツ×成長物語】
・『八秒で跳べ』(坪田侑也): 聖光、開智、栄東、城北、山脇、成城、共立などで出題
【自己理解系】
・『ぼくの色、見つけた!』(志津栄子): 横浜共立、大妻、國學院久我山などで出題
【説明文・論説文対策】ちくまプリマー新書は要チェック!
小説だけでなく、説明文・論説文も重要です。特にちくまプリマー新書からは例年多くの作品が出題されています。
注目の3冊
1.『古生物学者と40億年』(泉賢太郎)
塾の夏期講習の実力テストですでに取り上げられています。
2.『悪いことはなぜ楽しいのか』(戸谷洋志)
2025年度入試で筑波大附属、洗足、栄東、大妻、跡見、品川女子などで出題。
3.『わからない世界と向き合うために』
2025年度入試で桐蔭、山脇、横浜共立、日本大学、立教女学院、晃華、共立女子、大妻多摩、高輪で出題。
高崎国語塾彩が伝える「本当に力がつく読書法」
多くの受験生が「本を読めば国語の成績が上がる」と信じていますが、ただ読むだけでは入試には対応できません。大切なのは「どう読むか」です。
ステップ1: 読む前に準備する
本を開く前に、まずタイトルと帯の文章、表紙の絵をじっくり見てください。
・「この物語はどんな話だろう?」
・「主人公はどんな子だろう?」
予想を立てることで、読書が受け身から能動的な活動に変わります。
ステップ2: 読みながら「心の動き」をメモする
登場人物の気持ちが変化した場面では、付箋を貼りましょう。
・最初はどう思っていた?
・なぜ気持ちが変わった?
・自分だったらどう感じる?
このプロセスが、入試問題の「心情把握」に直結します。
ステップ3: 読み終わったら「要約」と「感想」を分ける
要約: 誰が、何をして、どうなった? (客観的事実)
感想: 自分はどう思った? なぜそう思った? (主観的意見)
この二つを区別できることが、記述問題で高得点を取る鍵です。
ステップ4: 家族で話し合う
「どのシーンが一番印象に残った?」「主人公の選択をどう思う?」など、家族で話し合ってみてください。
他人の意見を聞くことで、自分の読みが深まります。これが、複数の視点から文章を読む力につながります。
ステップ5: テーマで考える
「この物語は何を伝えたいの?」と問いかけてみましょう。
・友情について?
・家族について?
・成長について?
テーマを考える習慣が、論説文の「筆者の主張」、小説の「主題」を読み取る力を育てます。
「模試の素材文」は宝の山
塾や外部で受ける模試、その素材文を捨てていませんか?
実は、模試で出題された素材文(特に2024年9月以降発行の本)は、2026年度入試で出題される可能性が非常に高いのです。
問題を保管しておき、入試直前期にもう一度読み直すことをお勧めします。今度は問題を解くのではなく、「なぜこの場面が出題されたのか」「作問者は何を問いたかったのか」を考えながら読んでみてください。
高崎・前橋エリアの中学・高校入試で頻出のテーマ
群馬県内の中学・高校入試では、以下のテーマが頻出です:
中学入試
- 他者理解・自己理解(最頻出)
- 友人関係・いじめ
- 親子関係・家族の絆
- 挫折からの再生
- 多様性の受容
高校入試(群馬県公立・私立)
- 家族の絆
- 友情と裏切り
- 自己の確立
- 社会問題への気づき
- 世代間の理解
これらのテーマを含む作品を意識的に読むことで、より効果的な対策ができます。
高崎国語塾彩では、こんな指導をしています
当塾では、単に「本を読みなさい」と言うだけではなく、一人ひとりの読解力のレベルに合わせた読書指導を行っています。
小学6年生(中学受験生)向け
- 入試頻出作品を使った精読指導
- 心情変化を論理的に説明する練習
- 記述問題の書き方指導
- 語彙力強化プログラム
中学3年生(高校受験生)向け
- 群馬県公立高校入試の傾向分析
- 論説文の要約力強化
- 作文・小論文指導
- 時間配分の訓練
少人数制だからこそできる、きめ細かな指導で、お子様の国語力を確実に伸ばします。
まとめ: 今日から始められること
2026年度入試まで、残された時間は限られています。でも、正しい方法で取り組めば、国語の力は必ず伸びます。
今日からできる3つのこと
- この記事で紹介した作品を1冊、書店で手に取ってみる
特に早見和真『問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい』と『アルプス席の母』は、中学受験生にも高校受験生にもお勧めです。 - 読書ノートを作る
読んだ本のタイトル、登場人物、心に残った言葉、自分の感想を記録しましょう。 - 模試の素材文を保管する
9月以降の模試で出題された文章は、ファイリングして取っておきましょう。
国語でお困りの保護者様へ
「うちの子、本は読むけど成績に結びつかない」
「読解問題になると途端に点数が下がる」
「記述問題が全然書けない」
そんなお悩みはありませんか?
高崎国語塾彩では、無料体験授業を実施しています。お子様の現在の読解力を診断し、具体的な学習プランをご提案いたします。
高崎市・前橋市で国語専門の個別指導塾をお探しの方、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせ
高崎国語塾彩(いろどり)
- 対象: 小学4年生〜高校3年生
- 指導形態: 少人数制個別指導(最大6名)
- 専門: 国語特化型指導
- エリア: 高崎市・前橋市周辺
中学受験、高校受験、大学受験、すべての受験に対応した国語指導を行っています。
良質な読書体験が、お子様の人生を豊かにします。
入試対策だけでなく、一生ものの読解力と思考力を、一緒に育てていきましょう。
模試の結果に一喜一憂しない!健康診断と同じ【模試の正しい使い方】と合格可能性判定の活かし方
高崎市・前橋市の受験生と保護者の皆様へ
模試の結果が返ってくる日は、親子ともにドキドキしますよね。特に中学3年生の受験生は、結果に一喜一憂し、点数や合格可能性判定(A判定、E判定など)に振り回されがちです。
群馬県の多くの受験生が受験するGSCテストや、埼玉県を志望する方が受験する北辰テストなど、模試の種類はさまざまですが、「受けた後が肝心」という点で、すべて同じです。
私たちは、模試を「健康診断」と同じだと考えます。健康診断で「異常なし」の通知だけを見て安心したり、「要検査」の項目を見て落ち込んだりするだけでは意味がありません。本当に大切なのは、その後の「治療方針(これからの学習計画)」を決めることです。
高崎国語塾 彩(いろどり)が考える、模試の正しい使い方と、受験本番に向けて優先すべき行動指針をお伝えします。
🎯 模試の判定は「今の実力」を示す地図に過ぎない
模試の「合格可能性判定」は、過去の受験生のデータに基づいた現時点での成績を示すものです。受験生のゴールではありません。
模試を受けた後に、保護者の皆様にお子様と確認していただきたい「中身」は、以下の3点です。
1. 「何ができたか」を確認する
・まず、正解できた問題を褒めてください。特に、難しい問題や記述で部分点を取れた箇所は、これまでの努力が実った証拠です。
・なぜ正解できたのかを言語化し、「自分の得意な解法パターン」を再確認させましょう。これは、本番で自信を持って臨むための土台になります。
2. 「何ができていないか」を正確に診断する
これが最も重要な作業です。点数が低かった部分に対し、「なぜ間違えたか」を深掘りします。
・知識系ミス: 漢字や語彙などの「単なる暗記不足」なのか?
・読解系ミス: 接続詞や指示語などの「論理構造の把握ミス」なのか?
・時間配分ミス: 解く時間が足りず、最後に焦って失点したのか?
・設問誤読ミス: 設問の字数制限や要求(二つ選べなど)を見落としたのか?
この診断が曖昧だと、間違った対策(例:論理ミスなのに漢字練習をする)をしてしまい、貴重な時間を失います。
📈 模試の結果を「未来の指針」に変える3ステップ
模試の結果を未来の合格に繋げるため、次のステップで優先順位をつけましょう。
ステップ1:優先順位の決定と「国語」の重要性
すべての科目のミスを同時に直すことは不可能です。模試の結果から、次の優先順位で対策を立てることを推奨します。
1.致命的な失点: 設問誤読や計算ミスなど、「知識はあったのに、注意不足で落とした」問題を最優先で復習し、本番での再現を避ける。
2.全科目の土台: 国語の「論理的読解ミス」や「記述ミス」を改善する。国語力の向上は、他の科目の問題文読解力を底上げします。
3.弱点分野の知識補充: 苦手な分野(例:数学の図形、理科の電流など)に時間を割り振る。
ステップ2:具体的な行動指針を立てる
お子様と一緒に、模試の振り返りシートを作りましょう。
例:模試振り返りシート(国語)
・反省点: 接続詞「しかし」の後の筆者の主張を、見逃して記述を間違えた。(論理構造の把握ミス)
・今後一週間の行動指針: 過去問の論説文を解く際、すべての接続詞に必ずマルをつけ、文章の主張箇所をマーカーで強調する練習を3回行う。
ステップ3:保護者は「判定」ではなく「プロセス」を褒める
判定がE判定でも、「判定を真摯に受け止め、次のステップに向けて具体的に計画を立てた」というプロセスを高く評価してください。結果に感情を揺さぶられるのではなく、「健康診断を活用できたね」と、冷静かつ前向きな姿勢を促しましょう。
🤝 高崎国語塾 彩が提供する「国語力」の真価
高崎国語塾 彩(いろどり)は、単に読解テクニックを教えるだけでなく、模試の結果を成績向上に繋げる「自己分析力」と「論理的思考力」を養います。
国語で培う「正確な情報処理能力」は、GSCテストや北辰テストのどの科目にも通用する土台です。
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